私がauを使っているから、auのマモリーノっていうキッズ携帯でいいのかしら?
今回はauのキッズ携帯『マモリーノ6』の契約時の料金や注意点を解説しますので、検討している保護者の方は参考にしてみて下さい💡
\ 2023年発売モデル /–>
\ 2019年発売モデル /
- ドコモのキッズケータイKY-41C(親がドコモ)
- auのマモリーノ6(親がau)
- ソフトバンクのキッズフォン3(親がSoftbank)
- 親が3キャリア以外でのキッズ携帯
- UQモバイルのキッズ携帯
- 中古のキッズ携帯を持ち込む
auのキッズ携帯の最新機種は2023年2月発売の『マモリーノ6』 スマホ寄りに進化
主に小学生の防犯&保護者との連絡用に定番の『キッズ携帯』ですが、auでは2023年2月10日に新機種『マモリーノ6』が発売されました↓
auのキッズ携帯「マモリーノシリーズ」は2019年2月発売の『マモリーノ5』以降発売がありませんでしたが、2023年2月にちょうど4年振りに新機種を発売した形となります。
そんな『マモリーノ6』は前モデルと比較して以下の機能や特長があります↓
- 本体価格は22,000円(税込) & 製造メーカーは安定のSHARP(シャープ)
- マモリーノ6の料金プラン『ジュニアケータイプランME』で月額660円
- 端末の表と裏にカメラを搭載
- 「+メッセージ(プラメ)」で登録した相手とだけトークができる(LINEが使えない代わりに)
- 防犯ブザーはGPSとカメラ連動で万が一の場合に情報を残す
- 『学校モード』で学校内ではマナーモードに切り替え可能
- 子供の現在地を保護者の端末から確認できる『居場所通知』
- 子供の居場所を5分ごとに記録して通知できる『連続居場所通知』
- 家に到着した事を検知して保護者に通知する『おうちだよ通知』
- 防犯ブザー起動時にセコムに通報&現場に急行してもらう『ココセコム対応』可能
- 『出かけるよアラーム』:習い事や塾などの時間の前にお知らせしてくれる
- 『出ないときガイド』:移動中など子供が電話に出ない時に保護者へ自動でSMS返信
特に昨今ではスマホの低年齢化でキッズ携帯ではなくスマホを持たせる家庭も増えてきていますが、スマホに近い「カメラを搭載」や「トーク機能」をキッズ携帯に搭載することで「スマホに近いキッズ携帯」に進化していると言えます。
ちなみに競合のドコモとソフトバンクも2023年1~2月にキッズ携帯の新機種を相次いで発売しており、同じように「タッチパネル」や「カメラ機能」「トーク機能」を搭載しています。
マモリーノ6の使い方や各種機能の設定方法などは、au公式のYouTubeチャンネルで解説されているので、検討中の方も購入後に設定方法を調べている人も参考になると思います↓
YouTube | 【mamorino6】つかいかた auのキッズ向けケータイ 2023年2月発売機種マモリーノ6
\ ↓auのキッズ携帯の2023年発売モデル /
auのキッズ携帯「マモリーノシリーズ」現在はmamorino6と5が購入可能⇒どっちを買うべき
auのキッズ携帯の『マモリーノシリーズ』は人気シリーズという事で現在までのauの歴史で1~6まで発売されています。
そして現在auでは『マモリーノ6(2023年2月発売モデル)』と『マモリーノ5(2019年2月発売モデル)』の2機種がau公式製品ページで販売されています↓
端末価格は「マモリーノ5」が11,000円、「マモリーノ6」が22,000円と倍違いますが、マモリーノ5は旧モデルなので在庫限り=直ぐに購入できなくなるか、au公式の製品一覧ページのラインナップから外れると思われます。
もし在庫があるのであれば、半額のマモリーノ5も防犯機能や連絡機能では充分な機種なので狙ってみても悪くないでしょう。(後半でマモリーノ6とマモリーノ5の性能比較もしています)
ちなみにauで発売された歴代のマモリーノシリーズの見た目や発売日は以下の通りです↓
メーカーはマモリーノ3までは京セラでしたが、タッチパネルに対応したマモリーノ4はZTEコーポレーションに変更になり、5で再び京セラ製⇒6でシャープ製となっています。
メーカー公式:製品ラインアップ mamorino6 | SHARP
マモリーノ6の料金は月額何円かかる?本体代&料金プラン
そして次に気になるのがズバリ「料金」でしょう。
次に2022年2月に発売されたauの最新キッズ携帯『マモリーノ6(mamorino 6)』を子供に持たせる際にかかる料金は、主に「キッズ携帯の本体代」と「プラン料金」の2つです↓
【auのマモリーノ6契約時にかかる料金の内訳 (本体代・プラン料金・他)】
マモリーノ6本体価格 | 一括:22,000円 36回分割時:月額611円(初月だけ615円) |
|
基本プラン料金 「ジュニアケータイプランME」 (mamorino6からの専用プラン) |
月額847円 | |
「+メッセージ」利用料 | 無料 | |
au PAY カードお支払い割 (auPayカードで支払時の毎月の割引) |
-187 円/月 | |
通話料金 | auの家族間 | 無料 |
それ以外との通話 | 22円/30秒 | |
ショートメッセージ(SMS)送信料 | auの家族宛:無料 それ以外宛:3.3円/1通 受信:無料 |
|
「安心ナビ」利用料金 (GPS居場所検索機能) |
auスマートパス/auスマートパスプレミアム会員は無料 それ以外の場合は月額330円 |
|
合計月額料金 | 月額1、271円 (安心ナビ込だと月額1、601円) |
※税込計算
マモリーノ6の本体価格は定価で税込22,000円なので、36回分割で毎月の携帯代に乗せた場合には月額611円分が加算されます。(本体価格が結構掛かりますね…)
またマモリーノ6からのマモリーノシリーズ専用の料金プラン「ジュニアケータイプランME」が登場しており、+メッセージの送受信が無料で使えるなどのメリットがありますが、プラン料金は月額847円と前プランよりも値上がりしています。(「au PAYカードお支払い割」で月額-187円の割引あり)
マモリーノ6専用プラン「ジュニアケータイプランME」の加入条件は”申込時点で小学生以下”
ちなみにこのマモリーノ6専用の「ジュニアケータイプランME」には加入条件があり、「申込時点で小学生以下の方が推奨機種(現在はマモリーノ6)をご利用」となっているので小学生までしか加入できません。(マモリーノ6本体の購入のみなら何歳でも可能)
またauのGPS居場所検索サービス「安心ナビ」はauスマートパス/auスマートパスプレミアム会員であれば無料になるので、基本プラン料金と本体価格で月額1,271円になります。(未加入の場合は安心ナビの+330円/月が追加でかかる)
後述する1つ前モデル「マモリーノ5」の料金と比較しても、マモリーノ6本体のカメラや+メッセージなど新機能が追加されたこともあって値上がりしている感は否めませんね。
後述するようにマモリーノ6の本体価格は22,000円とキッズ携帯としては高額なので、旧モデルを中古品や未開封品・新古品を他で入手してauショップに持ち込むのも手でしょう。
マモリーノ5の料金は月額何円くらいかかる?
また、auの1つ前のキッズ携帯『マモリーノ5 (2019年2月発売機種)』についても比較のため契約時に掛かる料金内訳を以下でまとめてみました。
【auのマモリーノ5契約時にかかる料金の内訳 (本体代・プラン料金・他)】
マモリーノ5本体価格 | 一括:11,000円 36回分割時:月額305円(初月だけ325円) |
|
基本プラン料金 「ジュニアケータイプランN」 ※2年契約は2022年3月末で廃止 |
月額550円 | |
au PAY カードお支払い割 (auPayカードで支払時の毎月の割引) |
-187 円/月 | |
通話料金 | auの家族間 | 無料 |
それ以外との通話 | 22円/30秒 | |
ショートメッセージ(SMS)送信料 | auの家族宛:無料 それ以外宛:3円/1通 受信:無料 |
|
「安心ナビ」利用料金 (GPS居場所検索機能) |
auスマートパス/auスマートパスプレミアム会員は無料 それ以外の場合は月額330円 |
|
合計月額料金 | 月額668円 (安心ナビ込だと月額998円) |
※税込計算
1つ前モデルの「マモリーノ5」は本体価格が11,000円とマモリーノ6の半額であったり、料金プランも1つ前の「ジュニアケータイプランN」の方が若干安いのもあって、毎月の通信費もマモリーノ6の半額くらいで済みます。
「+メッセージ」も「カメラ機能」も使えませんが、それでも料金面ではマモリーノ5が大きくリードしている印象です。
最低限見守りと連絡ができれば問題ないのであれば、個人的には1つ前の「マモリーノ5」で充分かなと思います。
auの「マモリーノ6」のスペック・搭載機能⇒「前後カメラ搭載」や「+メッセージ」によるトークも可能に
次に2023年2月発売のauの『マモリーノ6』の見た目&性能面について解説していきます💡
【マモリーノ6のカタログスペック】
製品名: | mamorino 6(マモリーノ 6) |
メーカー: | SHARP (シャープ) |
発売日: | 2023年2月10日 |
カラーバリエーション: | ピーチ/ ミント/ ソーダ (上画像の左から順に) |
ディスプレイサイズ | 約3.4インチ(TFT液晶) 解像度960×540(Quarter HD) |
本体サイズ: | 約W55 × H105 × D14.1mm |
本体重量: | 役101g |
バッテリー容量: | 1,540 mAh(内蔵電池/TypeC共通ACアダプタ) |
カメラ性能: | ・メインカメラ:約500万画素 ・サブカメラ:約200万画素 |
防犯ブザー: | 〇 |
GPS: | 〇 |
緊急速報メール: | 〇 |
緊急通報位置通知: | 〇 |
+メッセージ: | 〇 |
SMS (Cメール): | 〇 |
簡易留守録: | 〇 |
防水: | IPX5/IPX8 ハンドソープで水洗い可能 |
防塵: | IP6X |
SIMカードタイプ: | nanoSIM / eSIMのどちらか |
SIMロック: | SIMロックなし |
通信/通話: | 4G LTE /au VoLTE〇 |
前モデルのマモリーノ5までは製造メーカーは「京セラ」でしたが、マモリーノ6ではSHARPがメーカーとなっています。マモリーノ6の詳しいスペックや機能、設定方法などはメーカーページや取扱説明書を参照ください↓
参考:
mamorino6 スペック詳細
mamorino6の取扱説明書ダウンロード
マモリーノ6の特長➀.表裏にカメラ搭載&「+メッセージ」で登録相手とのトーク可に
「マモリーノ6」の前モデルからの最大の変更点は「カメラの搭載」でしょう。
機能面ではマモリーノ6から本体の前後にカメラを搭載し、スマホのようにカメラ撮影が可能となりました。
またmamorino5まではSMSでしかメッセージのやり取りができなかったのですが、mamorino6からはドコモ・au・ソフトバンクで利用可能なメッセージサービス「+メッセージ(プラスメッセージ=通称”プラメ”)」が無料で使えるようになりました。
「+メッセージ」は現在大手3キャリア主導で開発したメッセージサービスで、電話番号同士で繋がりLINEのように相手とトーク形式でコミュニケーションが取れたり無料通話が可能な便利サービスです。
参考:+メッセージ公式サイト
ちなみにマモリーノ6の場合は通常の「+メッセージ」とは異なり保護者が登録した連絡先との間でのみメッセージのやりとりが可能なように一部機能が制限されています。
また前述のカメラで撮影した写真も「+メッセージ」で送受信することができる他「顔認識スタンプ対応カメラ」にも対応していたり、プラメ内で使えるスタンプをスタンプストアからダウンロードするなど、などコミュニケーションを楽しむ機能が搭載されています。
参考:+メッセージ(プラスメッセージ)でスタンプを送信したい(auサポート)
特に現在大手3キャリアで取り扱っているキッズ携帯ではLINEアプリが使えませんが、より安全にLINEの代わりに保護者とメッセージ&無料通話が可能なので子供向けに注目されているサービスです↓(Softbankの2023年発売機種「キッズフォン3」にはプラメは未搭載)
特長➁:防犯ブザーが進化居場所と写真を保護者に通知するように
キッズ携帯を持たせる目的の1つである「防犯機能」も進化しています。
マモリーノ6からは防犯ブザーを引くと大音量でアラームが鳴る&ライトが点滅する他、同時に自動で「保護者に電話を発信」&「GPSで居場所を通知」&「その場でカメラが起動し、その場の画像も自動送信」されます。
これによって子供が万が一の場合でもより多く情報を得ることが可能になっています。(切り替え時に保護者に通知も)
特長➂:「学校モード」で小学校への持ち込みに配慮
学校へのキッズ携帯の持ち込みに配慮して、マモリーノ6からの新機能として「学校モード」が追加されました。
マモリーノ6を「学校モード」にすると画面が暗くなり、電話やメッセージなどの着信音が鳴らなくなります。学校モード中に着信がある場合は留守番電話にメッセージを残せるようになっています。
auのGPS居場所検索サービス『安心ナビ』でできる見守り機能
特にauでマモリーノを持たせる場合に重要になってくるのが、見守り機能のメインとなる居場所確認機能でしょう。
auではGPSによる場所確認サービスとして『安心ナビ』という独自サービスを月額330円で提供しており、マモリーノではほぼ必須で使う機能となっています。(auスマートパス加入者は無料で使えます)
参考:安心ナビ(au公式)
「あんしんナビ」は保護者がauユーザーの場合「探す側」として登録し、マモリーノを持たせる子供側を「探される側」として安心ナビサービスに登録することで、保護者のスマホとマモリーノの間で「安心ナビ」の以下の見守り機能を使う事が可能になります。
【auの「安心ナビ」で使える7つのGPS居場所確認機能】
「いますぐサーチ」 | 子供の居場所がスマホやケータイで確認できる 子供の居場所を知りたいとき、いつでも地図や住所で位置を確認することができます。 |
「みまもりサーチ」 | 子供の移動した経路を確認できる 子供だけの外出で心配なとき、今どのあたりか、無事目的地に着けたかを確認することができます。 |
「見つけてお知らせ」 | 子供の居場所を自動でお知らせ 子供の携帯電話の電源が入っていない時や電波の届かないところにいる時など、「いますぐサーチ」で子供の居場所がわからない場合、居場所がわかった時点でメールで居場所をお知らせします。 |
「エリアでお知らせ」 | ジオフェンス機能 あらかじめ指定したエリアへ子供が出入りしたとき、メールで自動的にお知らせします。 塾や学校などへ子供が無事着いたか、また、危険な場所へ行っていないかなどの確認ができます。 |
「タイマーでお知らせ」 | 設定した時間になると子供の居場所を自動で通知 あらかじめ時間帯を設定すると、その間子供の居場所を保護者側の端末にメールで通知します。 |
「電池残量でお知らせ」 | 電池が切れる直前に子供がどこにいるかお知らせ 子供の電池残量が一定基準を下回ったタイミングでメールで通知します。同時に、その時の子供の居場所もお知らせします。 |
「居場所お知らせメール」 | 自分から居場所を知らせたいときに保護者側へ通知 待ち合わせの時、寄り道をする時、道に迷ってしまった時などに、子供から保護者側へ自分の居場所を連絡することができます。 |
【安心ナビ】安心ナビってなに?編
マモリーノ6のカバーや保護フィルム、ストラップなどアクセサリ情報
マモリーノ6は防犯端末=子供が持ち歩くという事で、ケースやフィルムも同時に準備することが殆どだと思います。
マモリーノ6のケースに関しては同じ形状の機種が他に存在しないので「マモリーノ6専用」のケースやフィルムのになりますが、auオンラインショップで以下の「ストラップ付ソフトカバー」が販売されています↓
すみっコぐらしのデザインのソフトカバーは人気&販売数が少ないという事で確認時点ではすべて完売=在庫切れとなっていましたが、通常版のストラップ付ソフトカバーは在庫が残っていました。
au公式以外を探してみると、Amazonやメルカリでもマモリーノ6専用のソフトカバーや保護フィルムが販売されているので、本体を購入時にセットで準備してみてはいかがでしょう。(特に保護フィルムはau公式では販売していないですので)
マモリーノ6 | メルカリ | Amazon | Yahooオークション |
マモリーノ6の保護フィルム | メルカリで探す | Amazonで探す | ヤフオクで探す |
他にもマモリーノ6に対応したケースの中には「ちいかわデザインのケース」や「暗闇で光るシリコンケース(光をケースに当てておくと暗闇で数分間光ってくれる畜光タイプ)」などのケースの他、ランドセルに取り付けられるカバー(ホルダー)なども登場していました。
参考:
マモリーノ6光シリコンカバー(Yahoo!ショッピング)
キッズ用ケータイフリーサイズホルダー(楽天市場)
マモリーノの本体価格を安くしたい!中古や新古品を買ってauに持ち込む裏技
前記の通り最新のマモリーノ6は本体価格22,000円と結構高額です。(エントリーモデルのAndroidスマホが買える)
単純に防犯対策として子供に持たせるだけなら無料通話と居場所検索が出来れば充分なのに、音声操作やタッチパネル機能など無駄な機能のために高い本体価格を支払うのも勿体ないですよね。
実はauで定価でマモリーノを購入しなくても、他で安く入手したマモリーノを持込みで利用する事が可能なんです。(本体を持ち込んでauで回線契約だけするパターン)
ドコモauSoftbankのキッズ携帯の持ち込み契約に関しては別ページでも詳しく解説していますが、ドコモ、au、ソフトバンクとも外で購入したスマホやキッズ携帯端末を持ち込んでの回線のみの契約は可能となっています↓
【ドコモ,au,Softbankのキッズ携帯の持ち込み契約可否一覧表】
キャリア | キッズ携帯の持込み契約可否 |
ドコモ | ◎(持込み契約可) |
au | ◎(持込み契約可) |
ソフトバンク | ◎(持込み契約可) |
一応以下で各キャリアの端末持ち込みに関する公式ページの記載があります↓
auでも以下のように持ち込み可能であり、持ち込み契約に関する手順や注意事項がau公式ページで記載されています↓
SIMロック解除済みの他社携帯電話などをご持参ください。
※auで提供している通信方式および周波数帯に対応していない携帯電話はご利用いただけません。ご利用になりたい機種の対応通信方式および対応周波数帯については、機種を購入された事業者に事前にご確認ください。
※ご利用前に技術基準適合証明などを受けているかの確認が必要です。「技適マーク」が付いていない他社携帯電話機などのご利用は、電波法違反になるため、当社ネットワークへの接続をお断りする場合があります。
注意事項に記載されている通り、基本的にSIMフリー版や同じキャリアの機種であれば問題なく持込み契約が可能となっています。マモリーノ自体がauの商品なので問題ありません。
なので、ヤフオクやメルカリなど中古で安くマモリーノを購入してauショップに持って行ってキッズ携帯を契約する事も可能です。
メルカリ、ヤフオク、Amazonでのマモリーノ販売価格
auで販売されているマモリーノ機種は「メルカリ」や「Yahooオークション」「Amazon」など様々なプラットフォームで販売されています。
ちなみに2024年時点でメルカリで旧モデル「マモリーノ5」の新品未使用品の相場は5,000円前後くらいでした↓
マモリーノ4をメルカリの中古で調べると、大体4,000円前後で売れていますね↓
またもう1つ前のモデル「マモリーノ4」の新品未使用品の相場は4,000円前後くらいでした↓
以下にプラットフォームをまとめてみました。時期によっても出品数がかなり違うので、各自調べてみて下さい↓
キッズ携帯モデル | メルカリ | Amazon | Yahooオークション |
マモリーノ5 | メルカリで探す | Amazonで探す | ヤフオクで探す |
マモリーノ4 | メルカリで探す | Amazonで探す | ヤフオクで探す |
マモリーノ3 | メルカリで探す | Amazonで探す | ヤフオクで探す |
もちろん自己責任になりますが、中古などを購入してauショップに持ち込むと結構な節約になりますね。
ただ、あまり古いマモリーノモデルを持ち込むと、対応する料金プランが無かったり前例が少なくスタッフが手間取ってしまうので現在なら「マモリーノ5」の持ち込みまで推奨です。
中古品より未使用品・新古品の購入がお勧め:バッテリーの持ちが結構違うことが多い
上記のようにメルカリやヤフオク、Amazonなどで販売されているマモリーノは、大きく分けて「中古品」と「未使用品/新古品」に分かれます。
他の人が使って不要になって販売されているのが「中古品」なのに対して、一度購入されたけど未開封/未使用の状態で再販売されているのが「未開封品・新古品」ですね。(ほぼ新品と同じ意味ですが)
当然「中古品」の方が相場は安いので検討しがちですが、中古品は一度マモリーノ端末を使っているので利用期間によってはバッテリーが劣化して持ちが悪くなっている事も多いです。
マモリーノは防犯端末という事で、スマホと違って頻繁に充電することも少ないので「いつの間にか電池切れになっていた」というのも嫌だと思うので、できる限り中古品は避けたいですね。
追記:2023年2月にauのキッズ携帯の最新機種「マモリーノ6」が登場したことで、1つ前モデルの「マモリーノ5」が15,840円から11,000円に大幅値下げされています。
auで販売している新品で、下手な新古品と近い価格まで下がっているので、劣化具合も考慮すると11,000円に値下げされた「マモリーノ5」をauで購入する方がいいかもしれません。
マモリーノをpovoで0円運用も可能!ただし「あんしんナビ」は使えない
またauへ持ち込むとマモリーノ向けの料金プランが月額660円かかりますが、このランニングコストすら節約する方法も存在します。
2020年にau発の新ブランド『povo(ポヴォ)』は基本プラン料金0円&都度トッピング課金していくスタイルですが、キッズ携帯はほとんど通信速度を必要としないので、povoでトッピング無しの0円運用でもある程度利用できます。(povo側ではマモリーノの動作実績がないので非公式の方法にはなりますが)
実際に以下のページでauのマモリーノ5を中古購入し、povoのnanoSIMを差して運用していますので、キッズ携帯の0円運用に興味がある方はぜひ参考にしてみて下さい↓
auのキッズ携帯『マモリーノ6』の3つの注意点
auでマモリーノ6を契約するにあたって注意点もあるので、検討している保護者の方は一読してほしいです↓
注意点➀:auのキッズ携帯の利用は保護者がau契約が前提
保護者がauを契約していない場合、子供単独でauのキッズ携帯を契約する事自体は可能なのですが、
- 家族間無料通話が無く、通常の通話料金(1時間当たり約2,640円)なので高い
- GPSによる居場所検索サービス「安心ナビ」が利用不可
という致命的なデメリットがあります。
保護者がauを契約していないと、家族間無料通話も無く、GPSによる子供の居場所検索機能も利用不可能なので、そもそもキッズ携帯を持たせる意味がほとんどありません。
なので、保護者が契約している携帯電話会社に応じて以下のキッズ携帯を契約する事をお勧めします↓
- 保護者がドコモ契約:子供にはドコモのキッズ携帯「キッズケータイ」を契約
- 保護者がSoftBank契約:子供にはSoftBankのキッズ携帯「キッズフォン」を契約
- 保護者がそれ以外(格安SIM)など:キッズ携帯は無いので「見守りスマホ」で代用
特に最近ではドコモauソフトバンクの半額以下のスマホ料金で使える『格安スマホ』を使っている保護者の方も多いと思います。
「保護者が格安スマホ=キャリア契約無し」の場合には、キャリアのキッズ携帯は機能しないので、以下のページで解説しているように格安スマホで「見守りスマホ」を作り防犯対策に持たせる方法がお勧めです↓
追記:2023年12月13日から親がドコモ以外でもドコモで「イマドコサーチ」が使えるように
上記のような「GPS居場所検索サービス」の面倒な利用条件が2023年に改善され、ドコモだけは2023年12月13日より探す方(保護者側)がドコモ以外でも「イマドコサーチ」を利用できるように利用条件が変更されました。
探す方がドコモ回線を契約していない場合、探される方のドコモ回線でイマドコサーチを契約してください。
探される方のドコモ回線でイマドコサーチをご利用になる場合のお申込み方法と事前設定、ご利用方法をご案内します。
この変更によって、今まで親子両方が同キャリアを契約することが利用条件だった「イマドコサーチ」が、保護者がどこの通信会社を使っていても利用可能になりました。
という事で、現在もし保護者がドコモ、au、ソフトバンク以外を契約している場合でも、子供単独でドコモで「キッズケータイ」を契約しても、保護者側でドコモのGPS居場所検索サービス「イマドコサーチ」が利用可能=キッズ携帯で見守り機能が使える唯一の方法となったのでお勧めです↓
\保護者が3キャリア以外でもドコモのキッズ携帯が使えるように↓/
保護者がドコモ、au、ソフトバンクを使っていてキッズ携帯を契約する場合の条件や選択肢の詳細に関しては以下のページで詳しく解説しているので参考にしてみて下さい↓
注意点➁:途中解約で違約金がかかる「2年縛り契約」もある【現在は撤廃済】
料金のところで解説したように、auのキッズ携帯『マモリーノ5』を利用するためには基本プラン『ジュニアケータイプランN』に加入する必要があるのですが、この基本プランには「2年契約」と「利用期間なしの契約」の2種類から選択する事が可能です↓
ジュニアケータイプランN (基本プラン料金) |
2年契約 | 月額550円 |
利用期間なし契約 | 月額737円 |
簡単に説明すると、「通常は”いつでも違約金無しで解約できる月額737円プラン”だけど、「2年縛り」で契約すれば月額550円になるよ」という2択の契約パターンとなっています。
2019年末からマモリーノの料金プランは縛り無し契約が安いNプランになった
しかし、2019年秋の電気事業法の改正を受けて、12月で「ジュニアケータイプラン」が終了し、現在は新プランの「ジュニアケータイプランN」が登場しました↓
マモリーノ向け料金プラン | 2年契約時 | 縛り無し時 |
ジュニアケータイプラン (2019年12月で終了) |
月額1,000円 | 月額500円 |
ジュニアケータイプランN (現行プラン) |
月額737円 | 月額550円 |
上記のように新旧プランでは、2年縛りでの契約時の料金はどちらも月額500円と同じですが、縛り無し契約時の料金が旧プランは倍の月額1,000円だったのに対して、新プランは737円と安くなっているのが分かりますね。
なので現在は縛り無しでマモリーノを契約しても、そこまで料金に差がないので理不尽さは減ったと思います。
2年縛りって?違約金も9,500円⇒1,000円に大幅減額♪
「2年縛り」と「違約金」についても簡単に解説を。
「2年縛り」とは以下の図のように、2年契約+自動更新というユーザーに不自由なシステムで、2年契約終了から自動更新されるまでの更新月以外で解約すると、9,500円(現在は1,000円)という高額な違約金が掛かってしまう契約システムです↓
しかしあまりに理不尽なので総務省のメス入れによって、2019年10月より違約金が9,500円から1,100円まで大幅減額されました。
キッズ携帯解約時の違約金に関しては、以下のページで詳しく解説しているので気になった方は参考にしてみて下さい↓
注意点➂:キッズ携帯『マモリーノ6』の本体価格が22,000円と結構高い
auの最新のキッズ携帯『マモリーノ6』は時代の流れに対応する為、前後カメラやタッチパネルや音声操作機能が搭載された結果、本体価格が22,000円と過去のマモリーノシリーズの中でも最も高額です。
最近ではワイモバイルやUQモバイルなどの一部の格安スマホで、2~3万円あればエントリーモデルのAndroidスマホや認定中古iPhoneが買える時代と考えると、結構高いですよね。
2019年発売のauのキッズ携帯『マモリーノ5』も現在販売中(在庫限り)
主に小学生くらいの子供の防犯対策として定番の”キッズ携帯”ですが、2019年2月に『マモリーノ5』という機種が発売されています。
上記の動画のように『マモリーノ5』は2019年2月発売の機種なので、「タッチパネル」や「音声にも対応」などスマホのような使い心地になっています↓
- 子供の現在地を保護者の端末から確認できる『居場所通知』
- 子供の居場所を5分ごとに記録して通知できる『連続居場所通知』
- 家に到着した事を検知して保護者に通知する『おうちだよ通知』
- 大音量防犯ブザー
- 防犯ブザー起動時にセコムに通報&現場に急行してもらう『ココセコム対応』可能
- 『出かけるよアラーム』:習い事や塾などの時間の前にお知らせしてくれる
- 『出ないときガイド』:移動中など子供が電話に出ない時に保護者へ自動でSMS返信
保護者側のスマホからマモリーノ(を持つ子ども)の居場所をGPSで地図上で確認する事ができます↓
【mamorino5】位置情報を確認する(保護者)
もう家でauへ申込できる時代ですよ♪
マモリーノ5の性能面や、GPS居場所確認機能の詳細は以下のページで解説しているので参考にどうぞ↓
2022年でマモリーノ4の販売は終了
現在auで購入できるキッズ携帯は「マモリーノ6」と「マモリーノ5」のみとなっており、1つ前のモデル『マモリーノ4』は今はauでは販売終了となっています。
参考:ジュニア・キッズ向けスマートフォン/ケータイ | au公式
それ以前のマモリーノ3は販売を終了しているため、現時点では「マモリーノ6」と「マモリーノ5」のみが契約可能となっています。
2022年3月末でauの3G回線がサービス終了⇒auマモリーノ3までは利用不可に
ご存じの方もいると思いますが、auの3G回線は2022年3月31日でサービスを終了しています。
3G携帯電話向けサービス(CDMA 1X WIN)、au VoLTE非対応機種をご利用中のお客さま、ご家族の皆さまへ
2022年3月31日をもって3G携帯電話向けサービス(CDMA 1X WIN)対応機種、au VoLTE非対応機種がご利用いただけなくなります。
auでは無料交換機種をご用意しておりますので、無料交換お申込み専用窓口、またはお近くのau Style/auショップへご連絡ください。
これによって2022年4月より3G回線のみにしか対応していない機種は通信ができなくなりますが、auのマモリーノシリーズでは3までが通信不可=ただの防犯ブザーとなってしまいます↓
現状auではマモリーノ3やそれより前モデルは販売していない=auで間違って購入してしまう事はないのですが、現在マモリーノ3やそれ以前のモデルを使っている方はauで「無料交換機種の案内」があるので交換してもらうか最新モデルに機種変更しましょう。
また「旧モデルのマモリーノを他で安く買ってauに持ち込んで使いたい」という方は、mamorino4以降のモデルにしましょう。
マモリーノ専用プラン『ジュニアケータイプランN』は2年縛りが完全廃止に(2022年3月31日~)
また、上記の表にあるようにマモリーノ専用の料金プランである『ジュニアケータイプランN』は、2022年3月31日までは「2年縛り」か「契約期間の縛りなし」かを選択する形式だったのですが、現在は2年縛りでの契約は廃止され、契約期間無しの契約(いつでも解約可能なプラン)となっているのでご安心を。
2022年3月31日をもって、2年契約Nの新規受付を終了しました。
2022年4月1日より、au PAY カードお支払い割の対象となりました。
2022年3月31日までは以下のように「月額550円の縛りなし契約」か「月額550円の2年縛りの契約」から選択できる形式でした↓(現在は選べない)
『ジュニアケータイプランN』
プランの契約期間 | プラン月額 | 違約金と更新 |
2年契約N | 月額550円 | 無し |
契約期間なし | 月額737円 | ・2年単位の自動更新 ・更新月(2年満了月から3か月間)以外での途中解約:違約金1,100円 |
月額料金差は200円弱&違約金も1,100円と以前よりも大分ペナルティが軽くなっているので、2年契約N(2年縛り)でジュニアケータイプランNを契約してもいいかもしれません。
見守りスマホ > マモリーノ の時代
最近では「格安SIM・格安スマホ」という言葉も定着してきましたが、『子供向けの格安SIM』というものが登場しているのをご存知ない保護者の方もまだまだ多いですね。
特にトーンモバイルと呼ばれる子供向けに特化した格安スマホは、マモリーノと同じ月額1,100円でGPSによる居場所検索は勿論、LINEでの連絡や無料通話、機能制限やフィルタリングまで可能な格安SIMです。
更に2024年2月から、「トーンファミリー」機能が使えるiPhoneとAndroidのSIMカードを発売しており、使っていないiPhoneやAndroidにSIMカードを差すだけで安全な「キッズスマホ」「見守りスマホ」として月額1,100円で使えるようになりました。
「大は小を兼ねる」とも言いますが、機能面からも料金面からも後にスマホを持たせる事まで考えれば、
見守りスマホ > マモリーノ(キッズ携帯)
と言っていいでしょう。
直近ではキッズ携帯も2万円を超える価格まで値上がっている背景もあり、SIMカードだけ契約して手元のスマホに差して防犯・見守り用に小学生~中学生の子供に持たせるパターンも人気が増しています。
トーンモバイルから月1,100円でスマホ依存症対策できる小中学生向け格安SIM登場↓
キッズ携帯と同じようにGPS検索機能や通話機能も使えるので、キッズ携帯代わりに見守りスマホとして持たせる家庭も多いです。
詳しくは以下のページで解説しているので、マモリーノ購入前に一度検討してみる事をお勧めします↓
子供が大きくなってauのマモリーノを卒業♪ 解約やスマホに機種変更
また既にauのキッズ携帯『マモリーノ』シリーズを使っているけど、子供が大きくなって防犯端末が必要なくなったというケースもあるでしょう。
そんな場合はマモリーノを「解約する」か「スマホに機種変更する」かの2択になると思いますが、どちらのケースも別のページで解説しているので参考にしてみて下さい↓
【マモリーノを解約する場合⇒契約プランと違約金を確認】
解約の場合、前述の通り2年契約の場合1,000円違約金がかかりますが、2019年10月以前の旧プランの場合は9,500円の違約金がかかる可能性もあるので要チェックです↓
【マモリーノからスマホに機種変更する場合=au内だと子供用スマホは存在しない】
またマモリーノからスマホ(iPhone等)に機種変更する場合、au内には子供向けのジュニアスマホに該当する機種は現在存在しません。(以前はミライエfがあったのですが現在は新規受付終了しています)