なので大人のスマホと同じように更新月以外に解約や乗り換えを行うと“違約金”が1万円近くかかるんです。
2年縛りってキッズ携帯にもあるの?
ここまで確認して契約するかどうか分かりませんが、キッズ携帯の場合は大人と違って利用料金が比較的安い事を利用して、違約金がかからない”裏技”的な方法もあります。
トーンモバイルから月1,100円でスマホ依存症対策できる小中学生向け格安SIM登場↓
- ドコモのキッズケータイKY-41C(親がドコモ)
- auのマモリーノ6(親がau)
- ソフトバンクのキッズフォン3(親がSoftbank)
- 親が3キャリア以外でのキッズ携帯
- UQモバイルのキッズ携帯
- 中古のキッズ携帯を持ち込む
追記:2022年4月からドコモ,au,SoftBankでキッズ携帯の違約金を完全撤廃に⇒違約金はかからなく🎵
ドコモauソフトバンクの3社で現在契約可能なキッズ携帯の料金プランには「契約期間の縛り」も「違約金」もありません。
しかし、過去に契約したキッズ携帯の料金プラン(現在は申込終了)では、2年縛りを付ける事で月額料金が半額に抑えることが可能だったので、もしかしたら2年縛り契約のプランを今も使っている可能性があります。(その分2年に2か月間の”更新月”以外で解約すると9,500円の違約金が発生した)
しかし現在は違約金そのものを撤廃する流れになっており、
2021年10月1日よりドコモ全体で違約金が完全撤廃
↓
2022年2月1日よりソフトバンク全体で違約金が完全撤廃
↓
2022年4月1日よりau全体で違約金が完全撤廃
と大手3キャリアと旧プラン契約者に残っている2年縛り&違約金を撤廃・免除する流れになっており、現在2年縛りの旧キッズ携帯プランを契約している場合でも、違約金無しで解約や他社のりかえ(MNP)する事が可能になっています(以下は3キャリアそれぞれの違約金廃止に関する公式ページの引用です↓)
株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、定期契約の料金プラン解約時に設定している「解約金」について、2021年10月1日(金曜)から廃止します。また、料金プラン変更前の定期契約プランの契約満了月まで、解約金が留保される「解約金留保」の制度についても2021年10月1日(金曜)から廃止します。
今回の変更に伴い、現在提供している2年定期契約プランについては、2021年9月30日(木曜)に新規受付を終了します。
“ソフトバンク”と“ワイモバイル”の契約解除料の免除
1. 内容
“ソフトバンク”と“ワイモバイル”で過去に提供していた契約期間がある料金プランにおいて、契約更新月以外の解約時に生じる契約解除料を免除します。契約解除料が免除になる料金プランは、別紙をご覧ください。
2. 開始日:2022年2月1日
KDDI、沖縄セルラーは、2022年3月31日をもってauとUQ mobileの契約解除料を廃止します。
ショップに解約しにいって確認してみるわ
という事で2年契約や違約金を気にせずキッズ携帯を解約・のりかえが可能になりました。詳しくはドコモショップのスタッフに確認してみるのが確実でしょう。
参考:
ドコモショップの店舗検索
auショップの店舗検索
ソフトバンクショップの店舗検索
解約時注意!ドコモauソフトバンクのキッズ携帯には2年縛りと違約金がある
今回は、キッズ携帯解約や乗り換え時の盲点である”違約金”に関するお話です。
キッズ携帯からスマホデビューする通信会社の選び方に関しては以下のページで解説しているので参考にどうぞ↓
キッズ携帯が不要になったり、高学年・中学入学時など他社のスマホ(格安スマホなど)に乗り換える場合に注意したいのが、キッズ携帯にも2年縛りと違約金があるという点です。
2019年10月以前に契約したキッズ携帯には”2年縛り”で契約している可能性が高い
2019年10月より電気事業法が改正され、「携帯などの通信関連の2年縛りの契約が規制」されました。
これによって「2年縛り」が基本だったキッズ携帯の契約も、縛り無しのプランへと改善されています↓(以下は大手3キャリアの縛りなしプランへの変更をめとめたものです↓)
携帯会社 | 改正前 | 改正後 |
キッズケータイプラン (~2019.9.30) |
キッズケータイプラン (2019.10.1~) |
|
縛り無しで月額1,000円 | 縛り無しで月額550円(税込) | |
or 2年縛りで月額500円(自動更新は無し) | ||
通話定額プラス (~2019.9.12) |
基本プラン (2019.9.13~) |
|
縛り無しで月額1,990円 | 縛り無しで月額539円(税込) | |
or2年縛りで月額490円(自動更新) | ||
ジュニアケータイプラン | ジュニアケータイプランN | |
縛り無しで月額1,500円 | 縛り無しで月額737円(税込) | |
2年縛りで月額500円(自動更新) | 2年縛りで月額550円(自動更新/税込) |
2019年10月以降(ソフトバンクは9月13日以降)、ドコモとソフトバンクでは2年縛りや違約金を完全撤廃した新たなプランに切り替わっています。
なので2019年10月以降にドコモやソフトバンクで契約したキッズ携帯に関しては、2年縛りも違約金もないプランで契約しているので、何も気にせず解約や他社への乗り換えが行えます。
2019年9月以前に契約したキッズ携帯は高確率で2年縛り=違約金が発生
ただし、2019年9月以前に契約したプランの場合、2019年10月以降でも解約時には違約金が発生するので注意です。
「2019年10月から2年縛りや違約金はなくなるんじゃないの?」
と考える人も当然いると思いますが、正確には
× 2019年10月以降なら「2年縛り」もなく「違約金」も発生しない
〇 2019年10月からのプランなら「2年縛り」も「違約金」もない
という事です。(図にすると以下です↓)
つまり2019年9月以前に契約したキッズ携帯のプランの場合、2019年10月以降も「2年縛り契約」のままなので、更新月以外での解約時には9,500円(不課税)という高額な違約金が発生してしまうので注意が必要です。
【補足】2年縛りの仕組みと違約金について
何度も登場する「2年縛り」についても解説を。
“2年縛り”とは以下の図のように、契約期間である2年間の途中に解約や他社乗り換えを行うと、違約金(契約解除料金)として約1万円が請求されるというシステムです↓
ドコモauソフトバンクのキッズ携帯プラン(2年縛り/無期限契約)
ちなみにドコモauソフトバンクのキッズ携帯の2019年9月以前のプランには、2年契約以外に無期限契約(いつ解約しても違約金が掛からない契約)があるのですが、料金は倍高くなります↓
プラン名 (キッズ携帯/キャリア) |
2年契約時の料金 | 無期限契約時の料金 |
キッズケータイプラス (キッズケータイ/ドコモ) |
500円/月 | 1,000円/月 |
プランEシンプル (マモリーノ3まで/au) |
743円/月 | 1,486円/月 |
ジュニアケータイプラン (マモリーノ4/au) |
500円/月 | 1,500円/月 |
みまもりケータイ専用プラン (みまもりケータイ/SoftBank) |
467円/月 | 934円/月 |
みまもりケータイ2専用プラン (みまもりケータイ2/SoftBank) |
562円/月 | 934円/月 |
みまもりケータイ3専用プラン (みまもりケータイ3/SoftBank) |
562円/月 | 934円/月 |
通話定額ライト基本料 (みまもりケータイ4 キッズフォン/SoftBank) |
490円/月 | 1,990円/月 |
一応3社とも契約期間なしのプランを設けてはいるものの、料金が倍違うためほとんどの家庭でキッズ携帯を2年契約していると思います。
ドコモ以外は自動更新有り!更新月以外の解約/他社乗換えは違約金発生…
ドコモauソフトバンクのキッズ携帯の違約金と契約期間、自動更新を一覧にしてみましたが、ドコモだけは自動更新が無いのでまだ良心的です↓
購入キャリア | 契約期間 | 違約金 | 契約の自動更新 |
ドコモ | 2年 | 9,500円 | 自動更新無し |
au | 2年 | 9,500円 | 自動更新 |
ソフトバンク | 2年 | 9,500円 | 自動更新 |
なのでドコモのキッズケータイシリーズを使っている場合、契約から2年以上使っていれば違約金無しで解約や他社乗り換えが可能です。
対してauとソフトバンクのキッズ携帯は、何年使っていようが更新月以外での解約は違約金が掛かります。
auとソフトバンクのキッズ携帯で違約金無しで解約・他社乗り換えをする裏技
裏技という程でもありませんが、キッズ携帯は一般向けのスマホと違って月額料金が比較的安いので、「今違約金を支払って解約する」よりも「更新月まで最低料金で維持して更新月に0円解約」したほうが安く解約できる可能性が高いです。
具体的には、更新月まで10ヶ月以内なら、更新月まで待って解約した方が安いんですね。
2年毎に3ヶ月しか来ない更新月を覚えておく手間はありますが、忘れないようにキャリアのマイページで今「更新月がいつなのか」を調べてスマホのカレンダーのリマインド機能で更新月にアラームするように設定しておけば完璧です。
格安SIMへの乗り換えも、更新月まで二重契約の方が安いかも
また「キッズ携帯から格安SIMなど他社に乗り換えたい」という場合にも同じで、「キッズ携帯はそのまま最低料金で維持しておき更新月に解約」し、「並行して新規で格安SIMなどを契約」した方が、違約金を支払って乗り換えするよりも安く済みます。
注意点としては新規契約するスマホ側の電話番号は、キッズ携帯の電話番号ではなく新規の電話番号になってしまう点ですが、大人と違ってキッズ携帯の電話番号が変わってもそこまで影響がないケースがほとんどなので問題は少ないかと。
キッズ携帯は違約金を支払って解約するより更新月まで待って解約した方が安い
裏技というか更新月まで待つだけなのですが、こっちの方が安く済む事を覚えておいてください。
ソフトバンクのみまもりケータイ3,2,1は無料交換後に解約するという手も
もし現在ソフトバンクの「みまもりケータイ3」「みまもりケータイ2」「みまもりケータイ」を使っているなら、2年縛りを解消する裏技的な方法もあります。
ソフトバンクは2019年12月2日までで3G回線のサービスを終了するため、3G回線を使っている「みまもりケータイ3」以下のモデルの利用者に、無料で新モデルへの交換を促すキャンペーンを実施しています。(詳しくは以下のページで解説しています↓)
簡単に説明すると「古い3G回線のみまもりケータイ3以前はソフトバンク都合で使えなくなるから、本体代一括0円で機種変更させてあげるよ」というキャンペーンなんですね。
そして前記の通りソフトバンクでは2019年9月13日以降に契約するプランは「基本プラン」となり、このプランは2年縛りも違約金もありません。
なので、縛りのない基本プランで「キッズフォン」に端末代一括0円で機種変更し、その後違約金無しで解約するという事もできるにはできます。