子供が小学校入学前後になると、放課後や習い事など保護者が見守れない時間も心配も増えますよね。
そんな時に持たせる見守り&防犯端末に「キッズ携帯」がありますが、いざ購入しようとすると
- 保護者がキャリア利用者じゃないと使えない
- 機能が多くてよくわからん
など意外と条件等面倒だったり(詳しくは以下ページで解説しています↓)

そんな中「soranome(ソラノメ)」という新しい子供向けの見守り防犯端末が登場し注目を集めていますので、今回どんな事ができるのか解説していきましょう♪
- ドコモのキッズケータイKY-41C(親がドコモ)
- auのマモリーノ6(親がau)
- ソフトバンクのキッズフォン3(親がSoftbank)
- 親が3キャリア以外でのキッズ携帯
- UQモバイルのキッズ携帯
- 中古のキッズ携帯を持ち込む
1.子供向け防犯端末「ソラノメ(soranome)」はシンプル&コンパクトな外見
という事でキッズ携帯の代わりに話題の子供向け防犯端末「ソラノメ」ですが、見た目はこんな感じ↓(カラーバリエーションは4色)
本体のサイズは51×51×15mm。重さは39gとかなり小型です。
ドコモの「キッズケータイ SH-03M(2020年モデル)」と比べても大きさが小さいのが分かりますね↓
外見比較 | ソラノメ | キッズケータイ SH-03M |
サイズ | 高51×横51×厚15mm | 高101×横54×厚12mm |
重量 | 39g | 94g |
画面サイズ (対角距離) |
-(画面なし) | 3.4インチ |
最近ではキッズケータイがスマホに近づけているので大きく重くなっていますが、最低限のサイズと防犯&見守り機能に絞ったのがソラノメと言った位置付けでしょうか。
電源ボタンと通知ボタンのみのシンプルな設計で、サイズはキッズケータイの半分、重さは3分の1程なので邪魔になりにくいサイズですし、操作が簡単なので子供も簡単に覚えられます。
公式:ソラノメ公式サイト
2.ソラノメの機能面「通話機能のないキッズ携帯」
続いて最も重要な「ソラノメの機能」を見ていきましょう。
ソラノメに搭載されている機能は以下の6つです↓
【ソラノメの6つの機能】
機能名 | 内容 |
➀現在地表示機能: | ソラノメの現在地情報を保護者のスマホに表示(専用アプリのマップに表示) |
➁移動履歴表示機能: | 過去30日分の位置情報履歴を地図上に表示 |
➂エリア通知機能: (ジオフェンス機能) |
事前に設定しておいたエリアへ入出時に自動で保護者に通知 |
➃SOS通知機能: | 本体のSOSボタン押下時に保護者のスマホへ通知 |
➄電池残量低下通知機能: | 本体のバッテリー残量が低下すると保護者に通知 |
➅測位間隔設定機能: | 測位設定を 3分/5分/10分/30分/60分間隔に設定可能 |
保護者のスマホに専用アプリ「PocketGPS」をダウンロードして、アプリ内のマップからsoraonmeの位置情報を確認します。(保護者のアプリはiOSにもAndroidにも対応してるようです↓)






基本的な居場所確認の他、「ジオフェンス機能」で学校や習い事のエリアを設定しておけば、問題なく移動したかどうかの通知もスマホで確認できるので便利です(↓左側)
また、過去30日まで子供の移動経路を保護者のアプリから確認できるため、万が一の場合にも追跡が可能です。
ソラノメ本体は小さいですが、防水機能や耐久性も充分ありますし、バッテリーも充電なしで1週間持つくらいのタフさがあります。
YouTubeにもソラノメの商品紹介動画があったので載せておきます↓
ソラノメとキッズ携帯との機能比較
多くの保護者が比較するであろうキッズケータイとの機能比較もしてみました↓(ドコモの2020年モデルとの比較です)
機能比較 | ソラノメ | キッズケータイ SH-03M |
居場所確認 | ◎ | ◎ |
防犯ブザー | – | ◎ |
緊急時のSOS通知 | ◎ | ◎ |
ジオフェンス機能 (エリア通知) |
◎ | ◎ |
通話機能 | – | ◎ |
バッテリーの持ち | 700mAh | 1,200mAh |
防水/耐久性 | IP55/1.5m | IPX5/8 |
機能面でのキッズ携帯との最大の違いは「電話機能はない」事と、「SOSボタンはあるが、防犯ブザーではない(音はでない)」事の2点でしょうか。
ソラノメの細かい機能などは公式ページに記載されているので確認してみて下さい↓
ソラノメの料金は大手キャリアの半額!シンプルな分料金は安いのが◎
そしてソラノメ最大の長所はなんといっても価格面でしょう。
前記のドコモのキッズケータイもそうですが、最近のキッズ携帯はスマホに寄せているのでタッチパネルや一部カメラ機能などが増えた分、大きさと共に価格も上がっています。
例のようにソラノメとドコモのキッズケータイSH-03Mの価格面を比較すると以下の通りです↓
機能比較 | ソラノメ | キッズケータイ SH-03M |
本体価格 | 13,200円 (or 550円/月×24回) |
14,256円 |
月額プラン料 | 490円/月 | 550円/月 |
初期事務手数料 | 3,000円 | 3,000円 |
国内通話料 | -(通話機能なし) | 家族間:無料 家族以外:20円/30秒 |
SMS送信料 | -(通話機能なし) | SMS(国内):1回あたり3円~(受信 無料) 国際SMS:1回あたり50円~(受信無料) |
(2年合計費用) | 27,960円 | 30,456円+α |
※全部税別で表記
2年間の総支払金額で比較すると、キッズケータイより約2,500円程ソラノメの方が安くなりますね。(大きな料金差ではありませんが)
またSMSや通話機能がないため、メッセージ通信料や通話料などの追加料金もかからず、当然居場所の確認等での料金発生もないシンプルな価格設定なのが好印象です。
料金以上に余計な機能もなくコンパクトなので邪魔になりにくいのが魅力です。
本体がコンパクトでサイズは半分、重さは3分の1くらい
防犯&見守り機能は「通話できない」以外は充分(居場所確認/ジオフェンス/SOS機能 等)
料金は大手キッズ携帯より安い
通話面は賛否分かれるところですが、個人的には防犯端末なのでこれくらいシンプルでいいのではと思います。
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ソラノメは公式ページでオンラインで契約可能ですが、オンライン以外でも、ヨドバシカメラやビッグカメラ、コジマなどの家電量販店の店頭でも販売されています。