今回は小学生向けにお勧めのスマホ機種を「キッズ携帯」と「スマートフォン」それぞれ紹介していくと共に、「キッズ携帯とスマートフォンの違い」や「どっちを選ぶべきか」についても解説していきますよ🎵
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小学生のお勧めの人気スマホ&格安スマホの選び方 『スマートフォン』と『キッズ携帯』どっち?
そもそも「キッズ携帯」と「スマートフォン」の区別がついていない保護者の方もいるかもしれないので、先に違いを解説しておきます。
小学生に持たせるスマホと言っても、大きく分けて防犯&連絡専用の「キッズ携帯」と一般的な「スマートフォン」に分かれます。
小学生向けのスマホとして「キッズ携帯」と「スマートフォン」を一括りに紹介することもできますが、そもそも両者は「使える機能」「持たせるメリット&デメリット」が全く異なります↓
【キッズスマホとキッズ携帯の違い/機能比較】
機能比較 | キッズ携帯 | キッズスマホ (一般スマホ+フィルタリング) |
防犯ブザー | 〇(有) (ストラップ付) |
– |
GPS居場所確認 | 〇(キャリアのサービスに加入で可) ※保護者も同キャリアじゃないと使えない点に注意 |
〇(アプリで可能) |
通話 | 〇(事前に登録した相手とだけ可能) | 〇 |
インターネット検索 | ×(不可) | 〇 |
アプリの追加 | ×(不可) | 〇(Appストアから可) |
LINEの利用 | ×(不可) | 〇(Appストアから可) |
操作方法 | タッチパネルが主流 | タッチパネル |
ショートメッセージ | 〇(+メッセージ/SMSで可) | 〇 |
Eメール | ×(不可) | 〇 |
カメラ | △~〇(搭載機種も増えてきた) | 〇 |
取扱い 通信会社 |
大手3キャリアのみ取扱い ・ドコモ:「キッズケータイ」シリーズ ・au:「mamorino」シリーズ ・Softbank:「キッズフォン」シリーズ |
どこでも (一般のスマホにフィルタリングアプリを入れればキッズスマホとして使える) |
上記のように「防犯ブザー」以外の全ての項目でキッズスマホ(現在は一般スマホ+フィルタリングアプリ)の方が機能は多いです。(スマホなので当たり前ですが)
「スマートフォン」はAndroidやiOSを搭載したスマホなので、保護者が通常使っているような一般向けスマホの一部の機能を「フィルタリング」や「機能制限」で使えなく制限しているだけですからね。
対して「キッズ携帯」は、防犯ブザーやGPSによる居場所確認、保護者との通話や簡単なメール機能が付いている以外の機能はほぼなく、防犯と連絡に特化した端末となっているのが分かります。
当然アプリストアからアプリを入れる事もできませんし、LINEを使う事もできません。動画も見れませんし、ネットで検索することもできません。
しかし機能面ではスマホ優位に見えますが、問題は「スマホは使える機能が多い=子供が勝手に使ってスマホ依存症になってしまうリスクがある」という面で、自制心の弱い小学校低学年に持たせるのであれば、防犯・連絡目的ならキッズ携帯の方が無難とも言えます。
- 防犯対策や保護者との連絡だけできればいい場合は「キッズ携帯」(主に小学校低学年~)
- キッズ携帯はアプリやゲーム・動画・情報検索などの機能は搭載されてない=スマホ依存症の心配がない
- キッズ携帯はLINEが使えないが、2023年発売機種からは保護者とメッセージや無料通話が可能な「+メッセージ」を搭載
- キッズ携帯はほとんどが小学生までしか持たない(中学生になるとスマートフォンに移行)
- 小学生専用のスマートフォンというものは現在数少なく、標準的なスマートフォンにフィルタリングを付けて使う
- 18歳未満の青少年がスマートフォンを使う場合、フィルタリングの導入が義務付けられている
- 13歳未満の子供はAppleIDやGoogleアカウントを作れず、保護者と紐づけた「子供用アカウント」を使う
小学生の「キッズ携帯」と「スマートフォン」の所有率が2021年に逆転
小学生の「キッズ携帯」と「スマートフォン」の所有率が2021年に逆転
また「周りの小学生は一般的にキッズ携帯とスマートフォンをどのくらい持っているのか」「どちらが主流なのか」という点も気になるところかもしれません。
2022年11月に実施された「モバイル社会研究所(NTTドコモの社会科学系の研究所)」が発表した統計調査の結果によると、小学生の「スマートフォン」と「キッズ携帯」の学年ごとの所有率(子供が専用で所有)は以下の通りです↓
【小中学生】スマホ・キッズケータイ所有率 経年推移
出典:【小中学生】スマホ・キッズケータイ利用率 経年推移 | モバイル研究所
注目なのが、小学校低学年(1~3年生)と小学生高学年(4~6年生)でスマホの所有率が過去最高を更新していると共に、キッズ携帯の所有率が下がっている点です。
特に2020年から2021年で小学生の各学年でキッズ携帯とスマホの所有率が逆転し、現在はスマホの方が所有率が高くなっています。
この統計結果からも、小学生でも防犯&連絡専用の「キッズ携帯」から「スマートフォン」が主流になりつつある事が分かります。
ちなみに小学1~6年生の学年ごとの「スマートフォン」と「キッズ携帯」の所有率は以下の通りです↓
キッズ携帯は学年を問わず一定割合が所有しているのに対して、スマートフォンは小学校5年生くらいから所有率が上がり、小学校高学年~中学校入学前後でスマホデビューする割合が最も高くなっています。
小学生におすすめの機種:キッズ携帯編
という事でまずは小学生の防犯&連絡用にお勧めの「キッズ携帯」についておすすめ機種を解説していきます。
2024年現在でキッズ携帯は現在以下の4機種が存在します↓
販売元 | キッズ携帯の機種名 | 最新機種 |
ドコモ | 「キッズケータイ」シリーズ | キッズケータイ KY-41C (2023年2月22日発売機種) |
au | 「マモリーノ」シリォーズ | マモリーノ6 (2023年2月10日発売機種) |
Softbank | 「キッズフン」シリーズ | キッズフォン3 (2023年1月27日発売機種) |
Hamee | 「Hamic」シリーズ | Hamic POCKET (2021年12月10日発売機種) |
特にキッズ携帯は大手3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)で販売している機種が一般的で、選び方としては保護者が契約しているキャリアのキッズ携帯機種を契約しましょう。(保護者と同キャリアじゃないと無料通話や一部のGPS居場所確認サービスが使えない為)
という事でまずはキッズ携帯の機種を順番に解説していきます↓
キッズ携帯➀:保護者がドコモなら『キッズケータイ KY-41C』がお勧め
保護者がドコモを契約している場合は、子供もドコモで契約&「キッズケータイ KY041C」というキッズ携帯がお勧めです。(保護者がドコモ以外=子供単独でキッズケータイを契約する場合でも、2023年12月13日から「イマドコサーチ」が使えるようになったので、保護者がドコモ以外を使っている場合でもお勧めです)
ドコモのキッズケータイシリーズの最新機種『キッズケータイ KY-41C』は2023年2月24日に発売しています。(ドコモの本体定価は22,000円)
『ドコモのキッズケータイKY-41C』の機能や特長は以下の通りです↓
アウトカメラ&インカメラの両方を搭載
登録した相手とトークできる「+メッセージ」に対応(LINEが使えない代わり)
保護者のスマホからキッズケータイのマナーモードを遠隔解除可能に「遠隔操作」
帰宅時間帯を指定する事で子供の在宅を親のスマホに通知する「おうちだよ通知」
ドコモのGPS居場所確認サービス「イマドコサーチ」対応
保護者側からキッズケータイを遠隔操作等の様々な機能が使える『ココツナ』
特に昨今ではスマホの低年齢化でキッズ携帯ではなくスマホを持たせる家庭も増えてきていますが、スマホに近い「カメラを搭載」や「トーク機能」をキッズ携帯に搭載することで「スマホに近いキッズ携帯」に進化していると言えます。
実際にドコモのオフィシャルYouTubeチャンネルでもキッズケータイKY-41Cを動画で解説してくれているので、サイズや使用感など分かりやすいと思います↓
【NEW】「キッズケータイ KY-41C」を社員が解説!|docomoOfficialチャンネル
ドコモのキッズケータイ KY-41Cの機能や料金の詳細に関しては以下のページで詳しく解説しているので、保護者がドコモを使っているなら是非確認してみて下さい↓
ドコモの『キッズケータイ KY-41C』の料金は毎月いくらかかる?本体代&料金プラン
「キッズケータイ KY-41C」を子供に持たせる際にかかる料金は、主に「キッズケータイの本体代」と「プラン料金」の2つです↓
「キッズケータイ KY-41C」本体代金: | 22,000円 | |
プラン料金:キッズケータイプラン(Xi) | 月額550円 | |
その他の発生費用 | イマドコサーチ(GPS居場所検索) | ・月額220円 ・居場所検索1回毎に5.5円 |
通話料金 | ・ドコモの家族間通話無料 ・家族以外への通話30秒あたり22円 |
|
SMS送信料 | SMS(国内):1回あたり3.3円~(受信 無料) 国際SMS:1回あたり50円~(受信 無料) |
※全部税込表記
「キッズケータイ KY-41C」の本体価格が22,000円(一括/12回/24回/36回分割まで可能)といい値段となっており、毎月のランニングコストには「キッズケータイプラン(Xi)」で月額550円が掛かります。
その他に通話相手がドコモでない場合には、通話料が22円/30秒かかる点にはご注意を。
キッズ携帯➁:保護者がauなら『mamorino6(マモリーノ6)』がお勧め
保護者がauを契約している場合には、子供もau契約&「mamorino 6 (マモリーノ6)」というキッズ携帯が定番です。(保護者がau以外=子供単独でマモリーノを契約する場合、「安心ナビ」や「無料通話」ができないのであまりお勧めできません)
auのマモリーノシリーズの最新機種『マモリーノ6』は2023年2月10日に発売しています。(auでの本体定価は22,000円)
『マモリーノ6』の機能や特長は以下の通りです↓
本体価格は22,000円(税込) & 製造メーカーは安定のSHARP(シャープ)
マモリーノ6の料金プラン『ジュニアケータイプランME』で月額660円
端末の表と裏にカメラを搭載
「+メッセージ(プラメ)」で登録した相手とだけトークができる(LINEが使えない代わりに)
防犯ブザーはGPSとカメラ連動で万が一の場合に情報を残す
『学校モード』で学校内ではマナーモードに切り替え可能
子供の現在地を保護者の端末から確認できる『居場所通知』
子供の居場所を5分ごとに記録して通知できる『連続居場所通知』
家に到着した事を検知して保護者に通知する『おうちだよ通知』
防犯ブザー起動時にセコムに通報&現場に急行してもらう『ココセコム対応』可能
『出かけるよアラーム』:習い事や塾などの時間の前にお知らせしてくれる
『出ないときガイド』:移動中など子供が電話に出ない時に保護者へ自動でSMS返信
特に昨今ではスマホの低年齢化でキッズ携帯ではなくスマホを持たせる家庭も増えてきていますが、スマホに近い「カメラを搭載」や「トーク機能」をキッズ携帯に搭載することで「スマホに近いキッズ携帯」に進化していると言えます。
ちなみに競合のドコモとソフトバンクも2023年1~2月にキッズ携帯の新機種を相次いで発売しており、同じように「タッチパネル」や「カメラ機能」「トーク機能」を搭載しています。
マモリーノ6の使い方や各種機能の設定方法などは、au公式のYouTubeチャンネルで解説されているので、検討中の方も購入後に設定方法を調べている人も参考になると思います↓
YouTube | 【mamorino6】つかいかた auのキッズ向けケータイ 2023年2月発売機種マモリーノ6
auのマモリーノ6の機能や料金の詳細に関しては以下のページで詳しく解説しているので、保護者がauを使っているなら是非確認してみて下さい↓
マモリーノ6の料金は月額何円かかる?本体代&料金プラン
次に2022年2月に発売されたauの最新キッズ携帯『マモリーノ6(mamorino 6)』を子供に持たせる際にかかる料金は、主に「キッズ携帯の本体代」と「プラン料金」の2つです↓
【auのマモリーノ6契約時にかかる料金の内訳 (本体代・プラン料金・他)】
マモリーノ6本体価格 | 一括:22,000円 36回分割時:月額611円(初月だけ615円) |
|
基本プラン料金 「ジュニアケータイプランME」 (mamorino6からの専用プラン) |
月額847円 | |
「+メッセージ」利用料 | 無料 | |
au PAY カードお支払い割 (auPayカードで支払時の毎月の割引) |
-187 円/月 | |
通話料金 | auの家族間 | 無料 |
それ以外との通話 | 22円/30秒 | |
ショートメッセージ(SMS)送信料 | auの家族宛:無料 それ以外宛:3.3円/1通 受信:無料 |
|
「安心ナビ」利用料金 (GPS居場所検索機能) |
auスマートパス/auスマートパスプレミアム会員は無料 それ以外の場合は月額330円 |
|
合計月額料金 | 月額1、271円 (安心ナビ込だと月額1、601円) |
※税込計算
マモリーノ6の本体価格は定価で税込22,000円なので、36回分割で毎月の携帯代に乗せた場合には月額611円分が加算されます。(本体価格が結構掛かりますね…)
キッズ携帯➂:保護者がソフトバンクなら『キッズフォン3』がお勧め
保護者がソフトバンクを契約している場合には、子供もソフトバンク契約&「キッズフォン3」というキッズ携帯が定番です。(こちらも保護者がSoftbank以外=子供単独でキッズフォンを契約する場合、「位置ナビ」や「無料通話」ができないのであまりお勧めできません)
Softbankのキッズフォンシリーズの最新機種『キッズフォン3』は2023年1月27日に発売しています。(ソフトバンクでの本体定価は20,800円)
『キッズフォン3』の機能や特長は以下の通りです↓
メーカーはZTE製で本体定価は定価20,880円
2023年1月27日発売のモデル (予約は1月20日~)
ホームボタンがなくなりディスプレイ部分が3.5インチまで大きく見やすい(タッチパネル対応)
前後カメラを搭載(写真撮影&動画撮影は手振れ補正付)
バッテリー容量も1700mAhにアップし1週間程は持つ
カラーバリエーションは「ホワイト」「ミント」「ブルー」の3色
「すみっコぐらし」&「ドラえもん」モデルも2023年3月上旬発売(数量限定&本体価格27,360円)
またキッズフォン3では以下の「見守り・防犯機能」が利用できます↓
「+メッセージ(プラメ)」で登録した相手とだけトークができる(LINEが使えない代わりに)
登録番号(保護者)との電話やメール連絡(MMS)
ストラップを引っ張ると鳴る「防犯ブザー」(起動時に自動撮影&通知機能付き)
LINE等の外部からのアプリ追加はできない/ネット検索もできない(スマホではない)
見守り・防犯機能としては、過去のソフトバンクのみまもりケータイやキッズフォンと比べても「家族間通話」や「メール」「GPSによる居場所確認」「防犯ブザー」などの主要な機能は引き続き使えます。
が、キッズフォン3になって「前後カメラでの写真や動画撮影」「ホームボタンがなくなり大きくなったタッチパネル対応のHDディスプレイ」など明らかに本体の機能や形をスマホに寄せているのが分かります。
また、内部はスマホではないのでLINEを含むアプリのインストール(追加)やネット検索などは一切できず、”キッズ向けの防犯端末”という範囲はしっかり守っているので、持たせるのに「スマホ依存」などの心配をしなくていいのも◎です。
保護者との連絡面では、ドコモauソフトバンクで共同開発した「+メッセージ」がキッズフォン3から利用可能となっており、事前にキッズフォン3に登録した相手(主に保護者)とだけメッセージの送受信が可能となりました。
ソフトバンクのキッズフォン3の機能や料金の詳細に関しては以下のページで詳しく解説しているので、保護者がソフトバンクを使っているなら是非確認してみて下さい↓
キッズフォン3の料金は月額何円かかる?本体代&料金プラン
「キッズフォン3」を子供に持たせる際にかかる料金は、主に「キッズフォン3の本体代」と「プラン料金」の2つです↓
【キッズスマホ3利用時の料金の内訳詳細】
キッズフォン3本体価格 | 870円/月×24カ月 (本体定価:20,880円) |
料金プラン「基本プラン(みまもりケータイ/キッズフォン)」) ※キッズフォン1~3&みまもりケータイ4専用プラン |
539 円/月 |
ソフトバンクの居場所確認サービス『位置ナビ』 | 220円/月 |
通話料 | ・1回5分以内の発信は無料 ・&5分超過分は22円/30秒 ・ソフトバンクの家族との通話は無料 |
MMS通信料: | ・送信&受信:無料 |
SMS通信料: | ・送信:3.3円/通 ・受信:無料 |
(合計月額) | 1~24カ月目:月額1,629円 25か月目~:月額759円 +通話料+SMS送信料 |
※全部税込表記
キッズフォン3の本体価格が2万円強と意外とかかりますね。24回分割で本体購入&プラン料金と併せると月額1,409円となります。
ここに、キッズフォン3で子供の居場所検索に必要な『位置ナビ』というSoftbankのGPS居場所検索サービスの利用料が月額220円かかるので、そちらも合わせると月額料金は合計月1,629円が掛かります。
それ以外に通話料金が発信時には30秒当たり22円の通話料金がかかります。
大手3キャリアのキッズ携帯の機能と料金の比較表
【ドコモauSoftBankのキッズ携帯の機能&料金比較】
通信会社 | ドコモ | au | Softbank | |
料金 | スマホ本体代 | キッズケータイKY-41C 22,000円 |
マモリーノ6 22,000円 |
キッズフォン3 20,880円 |
プラン料金 | キッズケータイプラン3 550円/月 |
ジュニアケータイプランME 660円/月 |
基本プラン 539円/月 |
|
他オプション | イマドコサーチ 220円/月 |
安心ナビ 330円/月 |
位置ナビ 220円/月 |
|
3年間合計: | 49,720円 | 57,640円 | 48,204円 | |
利用制限 | 本体の制限 | – | – | – |
フィルタリング (アプリ) |
-(そもそもアプリは使えない | |||
フィルタリング (ウェブ) |
-(そもそもウェブ検索が使えない) | |||
見守り 防犯 |
居場所確認 | ○(イマドコサーチで可) | ○(安心ナビで可) | ○(位置ナビで可) |
防犯ブザー | ○ | ○ | ○ | |
自撮り防止カメラ | – | – | – | |
連絡 | メッセージ | +メッセージで可 | ||
家族間通話 | 発信は22円/30秒 (保護者が同キャリア契約時は無料) | |||
子供の利用確認 | – | – | – |
要注意!キッズ携帯の選び方⇒基本的には”保護者と同キャリア”で契約を!
上記の表の通り、キッズ携帯は現在大手3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)で取り扱っていますが、基本的には保護者が使っているキャリアで子供のキッズ携帯を契約しましょう。
というのも、子供だけドコモ、au、ソフトバンクでキッズ携帯を契約(キッズ携帯の単独契約)すること自体は可能なのですが、保護者が同キャリアを使っていないとキッズ携帯の「GPS居場所検索サービス」が使えなかったり、「家族間無料通話」ができなかったりというデメリットがあります↓
【キッズ携帯の単独契約可否とデメリット】
サービス内容 | ドコモ | au | Softbank |
キッズ携帯の単独契約 | 〇(可能) | ||
GPS居場所確認サービス /単独契約時の利用可否 |
『イマドコサーチ』 〇 (単独での利用可) |
『安心ナビ』 × (単独での利用不可) |
『位置ナビ』 × (単独での利用不可) ※保護者がワイモバイルなら利用可能 |
家族間無料通話 | △ (22円/30秒の通常の通話料金) ※「+メッセージ」での通話時は通話料金はかからない |
なのでキッズ携帯を選ぶ際には、必ず保護者が契約しているキャリアと同じキャリアのキッズ携帯を契約するようにしてください。
例外として、保護者がワイモバイルの場合には、同じソフトバンクグループという事で子供がソフトバンクでキッズフォン3を単独契約していてもGPS居場所検索サービス「位置ナビ」を使う事が例外的にできます。
保護者が大手3キャリア以外(格安SIM等)で契約している場合は?⇒キッズスマホで見守りを!
また気になるのが、保護者が大手3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)のどれも使っていない場合です。
特に最近だと「楽天モバイル」や「格安SIM (MVNO)」や「サブブランド(UQモバイル)」、キャリア発の新ブランド「ahamo」「povo」「LINEMO」など安く魅力的な通信会社が多く登場しており、通信費節約やポイ活目的などで使っているという保護者の方も多いと思います。
結論としては保護者が大手3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル)以外の通信会社を使っている場合、ドコモ以外は子供のキッズ携帯をキャリアで単独契約しても居場所検索ができない連絡用端末になってしまうので全くお勧めできません。
追記:2023年12月13日から親がドコモ以外でもドコモで「イマドコサーチ」が使えるように
上記のような「GPS居場所検索サービス」の面倒な利用条件が2023年に改善され、ドコモだけは2023年12月13日より探す方(保護者側)がドコモ以外でも「イマドコサーチ」を利用できるように利用条件が変更されました。
探す方がドコモ回線を契約していない場合、探される方のドコモ回線でイマドコサーチを契約してください。
探される方のドコモ回線でイマドコサーチをご利用になる場合のお申込み方法と事前設定、ご利用方法をご案内します。
この変更によって、今まで親子両方が同キャリアを契約することが利用条件だった「イマドコサーチ」が、保護者がどこの通信会社を使っていても利用可能になりました。
という事で、現在もし保護者がドコモ、au、ソフトバンク以外を契約している場合でも、子供単独でドコモで「キッズケータイ」を契約しても、保護者側でドコモのGPS居場所検索サービス「イマドコサーチ」が利用可能=キッズ携帯で見守り機能が使える唯一の方法となったのでお勧めです↓
\保護者が3キャリア以外でもドコモのキッズ携帯が使えるように↓/
保護者がドコモ、au、ソフトバンクを使っていてキッズ携帯を契約する場合の条件や選択肢の詳細に関しては以下のページで詳しく解説しているので参考にしてみて下さい↓
また、キッズ携帯に近い防犯ブザー搭載のキッズスマホとしては『Hamic POCKET L (はみっくポケットL)』などが安くて定番なので一度検討してみても良いかもしれませんね↓
キッズ携帯➃:Hamee「Hamic POCKET “はみっくポケット”」(保護者が3キャリア以外の場合)
また最近では格安SIM等が普及しているので、保護者がドコモauSoftbankを使っていない家庭も多いと思います。
大手3キャリア以外でキッズ携帯を取り扱っているのは、iFace(スマホケース)で有名なHamee株式会社が発売している『Hamic POCKET L(はみっくポケットL)』という機種です。
こちらはAndroid搭載のキッズスマホではありますが、月額1,100円で防犯ブザー搭載&GPSによる居場所検索や家族間無料通話、専用の「Hamicアプリ」で保護者とのメッセージのやり取りも可能なので小学校低学年には特にお勧めの1台です↓
この「Hamic POCKET L」の性能や料金面について以下のページで詳しく解説しているので参考にしてみて下さい↓
小学生にお勧めのスマートフォン編:選択肢は4パターン
ここまではキッズ携帯に関する解説でしたが、ここからはキッズスマホ(スマートフォン)について詳しく解説していきます。
キッズ携帯と違ってスマホデビューする場合には、スマホの機種選びや通信会社選びに選択肢が広がります。
現在小学生の子供に持たせるスマホの選択肢は以下の4パターンと結構あります↓
- フィルタリングアプリを入れた一般向けのスマホを持たせる
- 本格的な子供専用の機能制限付きのスマホを持たせる 「トーンモバイル」や「Hamic」(安全志向)
- 保護者の昔のiPhoneなどを「お下がりiPhone」としてリユースする(節約志向)
- タッチパネルやカメラ機能などスマホに寄せて進化しているキッズ携帯を持たせる(小学校低学年以下向け)
➃のキッズ携帯についてはこのページの前半で紹介しているので、キッズ”スマホ”の選択肢である➀~➂について人気の順番に解説していきます↓
という事で、まずはキッズスマホの選択肢➀のドコモ、au、ソフトバンクで現在購入できるキッズスマホについてまとめてみました♪↓
キッズスマホの選択肢➀:ドコモauソフトバンクでお勧めのキッズスマホ機種5選【iPhone&Android】
ドコモやau、Softbankで子供向けのスマホ(キッズスマホ)を探している保護者も多いと思います。
現在はドコモ、au、ソフトバンクでは「子供専用のスマホ」というものは存在せず、一般向けのスマホに「あんしんフィルター」というフィルタリングアプリを入れて使う事になります。
例えば定番の「あんしんフィルター」を一般向けスマホにインストールすれば、以下のように年齢に合わせて使える機能を制限する事が可能です↓
キッズスマホにお勧めのスマホ機種➀:iPhoneSE(第三世代)
端末価格10万円を超えるiPhoneモデルがほとんどの中、2022年3月に発売された「iPhoneSE(第三世代)」は廉価版モデルで価格控えめでスペック充分なモデルです。(ドコモ,au,Softbankで販売中)
auでのiPhoneSE(第三世代)の本体定価は7万円台前半と、他のiPhone最新モデルに比べて半額近くまで安いので学生のスマホデビューには最もお勧めのiPhone機種です。
iPhone13シリーズと同じA15Bionicチップを搭載しているので、ミニサイズですがiPhone13以上と充分すぎます。
最新iPhoneの中でも特に安く購入できる(2022年3月発売モデル)
処理能力=CPU(チップ)はiPhone13シリーズと同じA15Bionic搭載
ホームボタンがあり小型で持ち歩きやすい
ドコモでの本体定価:73,370円(税込)
auでの本体定価:70,935円(税込)
Softbankでの本体定価:73,440円(税込)
参考:iPhoneSE(第三世代)の3キャリア公式ページ↓
・ドコモオンラインショップ
・auオンラインショップ
・ソフトバンクオンラインショップ
キッズスマホにお勧めのスマホ機種➁:iPhone14
価格面に妥協しないのであれば、iPhoneシリーズの2022年発売モデル「iPhone14」がお勧めです。(ドコモ,au,Softbankで販売中)
スペックも最高レベルなのは勿論ですが、最新モデルなので長く何年も使うことができる=機種変更を遅らせられる点もメリットです。
2023年3月は新色のイエローも追加されており、無印のiPhone14の他に画面が大きい「iPhone14 Plus」というバリエーションもあるので、動画やゲームでの視力低下の面にも配慮できます。
2022年9月発売のiPhoneモデル
画面が大きいiPhone14 Plusやカメラ機能が優れる「iPhone14 Pro」もある
ドコモでの本体定価:138,930円(税込)
auでの本体定価:140,640円(税込)
Softbankでの本体定価:140,400円(税込)
参考:iPhone14の3キャリア公式ページ↓
・ドコモオンラインショップ
・auオンラインショップ
・ソフトバンクオンラインショップ
キッズスマホにお勧めのスマホ機種➂:certified(リユース)認定中古iPhoneシリーズ
更にiPhoneSE(第三世代)よりも低価格でiPhoneを持たせたいならドコモ、au、ソフトバンクではそれぞれ『certified』と呼ばれるリユースiPhoneも格安価格で販売されており人気が増してきています。(ドコモ,au,Softbankの”認定中古iPhone”)
このキャリア認定中古スマホは、キャリアの下取りプログラムで回収したスマホの中から状態の良いスマホを厳選して、検査・初期化した後にリユース品として販売しています。
特に2022年の円安でApple製品は軒並み10~20%値上げしたことで現在はリユースiPhoneのニーズが高まっており、ドコモauソフトバンクとも認定中古iPhoneを販売しており人気があります。
例えばSoftbankの認定中古iPhone「Softbank certified」なら、以下のように比較的前に発売された機種ですがかなり安い本体価格で購入できるのでが分かります↓
リユース品に抵抗がなければ最も安くiPhoneを購入する方法なので、まずはストアの在庫を確認してみて下さい↓
参考:認定中古iPhoneのキャリア公式ページ↓
・ドコモの認定中古iPhoneの在庫を確認する
・auの認定中古iPhoneの在庫を確認する
・Softbankの認定中古iPhoneの在庫を確認する
キッズスマホにお勧めのスマホ機種➃:Xperia 10 IV
続いてAndroid機種で学生におすすめなのが「Xperia 10 IV」です。(ドコモ,au,Softbankで販売中)
Xperia(エクスペリア)シリーズと言えば日本を代表するSony製の国産スマホで根強い人気がありますが、Xperiaシリーズの中でも「Xperia 10 IV」はミドルスペックでお手頃な価格設定なのでスマホデビューにピッタリです。
高耐久&バッテリー容量も多いので充電し忘れや落下にも強いのでお勧めな1台です。
国産Sony製のXperiaシリーズのAndroid機種
バッテリーが長持ち&耐久性も高い
ミドルスペックでお手頃な価格:
・ドコモでの本体定価:64,152円(税込)
・auでの本体定価:49,480円(税込)
・Softbankでの本体定価:74,880円(税込)
2022年7月8日 発売モデル
参考:Xperia 10 IVの3キャリア公式ページ↓
・ドコモオンラインショップ
・auオンラインショップ
・ソフトバンクオンラインショップ
キッズスマホにお勧めのスマホ機種➄:Galaxy(ギャラクシー) A23 5G
価格を抑えて使いやすさを重視するならAndroidスマホの方が選択肢は多いです。
3万円台でスマホデビューを想定した機能「かんたんモード」が搭載されている『Galaxy A23 5G』はAndroid機種で学生向けにはお勧めの1台です。(ドコモ,auで販売中)
スマホデビューを想定した「かんたんモード」が搭載
本体定価:
・ドコモでの本体定価:33,440 円 (税込)
・auでの本体定価:36,960 円 (税込)
2022年10月27日発売モデル
参考:Galaxy A23 5Gの3キャリア公式ページ↓
・ドコモオンラインショップ
・auオンラインショップ
キッズスマホにお勧めのスマホ機種➅:GooglePixel 7
もう少し値が張っても問題ないのであれば、Android機種でおすすめなのが「Google Pixel 7(グーグルピクセル7)」です。(au,Softbankで販売中)
“Googleのスマホ”で有名な「GooglePixel」は人気シリーズですが、2022年10月に7が発売となっています。
8万円台という本体価格からも「Google Pixel 7」はAndroidの中でもハイスペックな機種という位置付けで、高性能なカメラや長時間駆動バッテリーなどを搭載した上位のAndroid機種です。
”Googleのスマホ”で有名なGooglePixelシリーズの最新モデル
写真も動画も最高レベルにキレイに撮れる
本体定価:
・auでの本体定価: 87,310 円(税込)
・Softbankでの本体定価: 88,560 円(税込)
2022年10月13日発売モデル
参考:Google Pixel 7の3キャリア公式ページ↓
・auオンラインショップ
・ソフトバンクオンラインショップ
ドコモでお勧めのキッズスマホとプラン料金&割引【料金シミュレーション】
続いてはドコモでキッズスマホを購入する際にお勧めの料金プランや割引キャンペーンなども併せて解説していきます。
特に学生に人気のあるiPhoneを安く持たせる場合には、15歳以下限定の格安料金プラン『はじめてスマホプラン』と、廉価版モデルの『iPhoneSE(第三世代/2022春発売)』の組み合わせが最安となります。(以下料金内訳↓)
【ドコモ:iPhoneSE3 + はじめてスマホプラン(月5GB) 契約時の料金内訳】
iPhoneSE(第三世代/64GB) (ドコモ定価:73,370円) |
2,038 円/月×36カ月 |
「あんしんフィルター for ドコモ」 | 0 |
U15はじめてスマホプラン(月容量5GB) | 1,815 円/月 |
dカードお支払割 | -187 円/月 |
U15はじめてスマホISP割 | -165 円/月 |
dポイント還元特典 (1年間毎月500dポイント還元) |
-500 dポイント/月×12か月 |
通話オプション:5分以内の国内通話無料が付与 | 0 |
(月額料金) | 1~12か月目:月額3,001 円 13~36カ月目:月額3,501 円 37カ月目~:月額1,463 円 |
(3年間合計支出) | 120、038 円 |
ドコモでは18歳以下のスマホには「あんしんフィルターforドコモ」フィルタリングアプリを導入していますが、iPhoneの場合は標準で「スクリーンタイム」などの制限機能が使えます。
ドコモ利用者向けのキッズスマホ・キッズ携帯などの詳細は以下ページでも詳しく解説しています↓
また、ドコモの15歳以下の「U15はじめてスマホプラン」については以下ページで詳しく解説していますよ↓
auでお勧めのキッズスマホとプラン料金&割引【料金シミュレーション】
学生に人気のあるiPhoneを安く持たせる場合には、22歳以下限定の格安料金プラン『スマホスタートプラン ライト 5G/4G』と、廉価版モデルの『iPhoneSE(第三世代/2022春発売)』の組み合わせが最安となります。(以下料金内訳↓)
【au:iPhoneSE3 + スマホスタートプランライト(月4GB) 契約時の料金内訳】
iPhoneSE(第三世代/64GB) (au定価:70,935円) |
1,970 円/月×36カ月 |
「auオンラインショップおトク割」 (11,000円の端末値引) |
11,000円分のauPay還元 |
「auスマホ応援割U22 (2023春学割)」 (10,120円の端末値引) |
10,120円分のauPay還元 |
「あんしんフィルター for au」 | 0 |
スマホスタートプランライト 5G/4G (月容量4GB / 22歳以下限定プラン) |
2,453 円/月 |
au PAY カードお支払い割 | -187 円/月 |
スマホスタート1年割 | -1,188 円/月×12か月 |
(月額料金) | 1~12か月目:月額3,048 円 13~36カ月目:月額4,236 円 37カ月目~:月額2,266 円 |
(3年間合計支出) | 117,135 円 |
auでは18歳以下のスマホには「あんしんフィルターfor au」フィルタリングアプリを導入していますが、iPhoneの場合は標準で「スクリーンタイム」などの制限機能が使えます。
au利用者向けのキッズスマホ・キッズ携帯などの詳細は以下ページでも詳しく解説しています↓
また、auの22歳以下の「スマホスタートプラン5G/4G」については以下ページで詳しく解説していますよ↓
ソフトバンクの子供向けお勧め機種(キッズスマホ)とプラン料金
ソフトバンクで子供向けのスマホ(キッズスマホ)を選ぶ場合は、そもそもソフトバンクでは現在も過去も子供向けのスマホを販売していないので、一般向けのスマホに「あんしんフィルター for Softbank」というフィルタリングアプリを入れて使う事になります。
学生に人気のあるiPhoneを安く持たせる場合には、22歳以下限定の格安料金プラン『スマホデビュープラン+』と、廉価版モデルの『iPhoneSE(第三世代/2022春発売)』の組み合わせが最安となります。(以下料金内訳↓)
【SoftBank:iPhoneSE3 + スマホデビュープラン+(月4GB) 契約時の料金内訳】
iPhoneSE(第三世代/64GB) (Softbank定価:73,440円) |
2,040 円/月×36カ月 |
「あんしんフィルター for Softbank」 | 0 |
スマホデビュープラン+(ライト) (月容量4GB / 22歳以下限定プラン) |
2,266 円/月 |
「1年おトク割」 | -1,188 円/月×12か月 |
(月額料金) | 1~12か月目:月額3,118 円 13~36カ月目:月額4,306 円 37カ月目~:月額2,266 円 |
(3年間合計支出) | 140,760 円 |
Softbankでも18歳以下のスマホには「あんしんフィルターforソフトバンク」というフィルタリングアプリを導入していますが、iPhoneの場合は標準で「スクリーンタイム」などの制限機能が使えます。
ソフトバンク利用者向けのキッズスマホ・キッズ携帯などの詳細は以下ページでも詳しく解説していますよ↓
また、ソフトバンクの22歳以下の「スマホデビュープラン+」については以下ページで詳しく解説していますよ↓
安さ重視ならやはり強い楽天モバイルの『Rakuten Hand 5G)』⇒実質1円まで安く
キッズスマホの中でも料金を重視するなら第四のキャリアとなった楽天モバイルの『Rakuten Hand 5G』がお勧めできます。
他のキッズスマホを見て分かるように、中身はスマホという事で通常は端末代が1万円以上はしますが、楽天モバイル=スマホ代の価格破壊という事で「Rakuten Hand 5G」がキャンペーン値引きで1円で購入可能です。
楽天がオリジナルで販売している「Rakuten Hand 5G」がキャンペーン値引きで1円で購入可能
「Rakuten最強プラン」で使わなくても使いすぎても安い
「あんしんコントロール by i-フィルター」や「Googleファミリーリンク」で見守りも制限もできる
制限・見守りはあんしんコントロール by i-フィルター+ファミリーリンクで
18歳未満の方に楽天モバイルをご利用いただく場合、あんしんコントロール by i-フィルターのご契約が必須となります。
「あんしんコントロール by i-フィルター」は自由度と精度の高いWebフィルタリングで以下の機能が利用できます↓
年齢にあったフィルタリングを簡単設定
カテゴリを選択するだけで細かな設定ができる
必要なサイトだけ「見せる」ことも可能(ホワイトリスト機能)
ブロックしたサイトや、閲覧サイトや検索単語の確認も可能
フィルタリングの強度変更
1日1回、利用状況をメールで受け取り
子供に不適切なアプリを自動的に選別してフィルタリングが可能
「Rakuten Hand 5G」の料金:端末代1円+最強プランでキッズ携帯より安いキッズスマホ
楽天モバイルの料金プランは2023年6月1日に『Rakuten 最強プラン』にリニューアルされ、使ったギガに応じて料金が3段階に上がっていく「従量制プラン」になっています↓
特にギガ使用量「20GB~無制限」では月額3,278円で使う事ができ、ドコモの無制限プラン「5Gギガホ プレミア」が月額7,315円である事を考えるとどれだけ安いか分かるでしょう。
そこまでギガを使わないキッズスマホでは「~3GB:月額1078円」で使えるので、LINEMOの「ベストプラン」と同水準という事でかなり安いです。
また、楽天モバイルの通話アプリ「Rakuten Link」で家族間の通話も無料で使えるのもメリットです。
【Rakuten Hand 5Gの料金体系】
スマホ端末代: | 「Rakuten Hand 5G」:19,001円(税込)⇒キャンペーン値引で1円まで |
プラン料金: | 「Rakuten最強プラン」: ・~3GB:月額1,078円(税込) ・3~20GB:月額2,178円(税込) ・20GB~:月額3,278円(税込) |
他にかかる料金: | – ・Googleファミリーリンク(無料) |
(3年間の合計支出) | 50、689円/3年 |
また、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル以外の通信会社についても別ページ詳しくはそれぞれのページで解説しているので、大手4キャリア以外で子供にスマホを持たせることを検討している方は参考にしてみて下さい↓
【補足】実は数年前までドコモとauでキッズスマホ(子供専用のスマホ)が販売されていた⇒現在は販売終了
数年前まではドコモとauで、以下の「子供向けの制限機能が最初から搭載されているスマホ」が発売されており、数年前まではこれらの機種をキッズスマホと呼ぶことが多かったです↓
販売キャリア | 子供向けスマホ機種 | 販売状況 |
スマートフォンfor ジュニア2(SH-03F) メーカー:SHARP (製品ページ) |
現在の販売状況:販売終了 発売日:2014年2月 販売終了日:2018年2月 |
|
miraie f(ミライエフォルテ) メーカー:京セラ (製品ページ) |
現在の販売状況:販売終了 発売日:2017年1月 販売終了日:2020年2月 |
|
詳しくは別ページで解説していますが、ドコモの「スマートフォンforジュニア SH-03F は小学6年生までしかプラン加入できない」など、いずれも小学生向けのスマホを想定して販売されており、キッズ携帯と一般向けスマホの中間といった位置付けで販売されていました。
が、ここ数年で「あんしんフィルター」や「i-フィルター」、iOS標準搭載の「スクリーンタイム」やAndroidにはGoogle謹製の「ファミリーリンク」などフィルタリングや制限機能が向上してきたことで、これらの「子供専用のスマホ」は不要となりました。
現在は両方とも販売を終了しており、現在は大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)では、「子供向けの制限機能が最初から搭載されているスマホ」という意味でのキッズスマホは販売されていません。
キッズスマホの選択肢➁:大手キャリア以外で子供専用スマホ(キッズスマホ)を販売しているところは存在する「トーンモバイル」や「Hamic」
大手キャリア以外だと、現在は子供向けの格安SIM『トーンモバイル』が「TONEスマホ」と呼ばれる子供の制限機能が豊富なAndroid機種を販売している他、『Hamic』でも子供向けの「Hamic POCKET L」や「Hamic MIELS」などの子供専用のスマホを販売しています。
子供向けスマホのパイオニア格安SIM『トーンモバイル』のトーンスマホ
最近では小中学生でもスマホが当たり前の時代になっていますが、それと並行して子供の間で問題になっているのが「スマホ依存症」でしょう。(2022年時点で子供の1日のスマホ利用時間平均が過去最高を記録)
そんな時代だからこそ保護側での子供のスマホの管理・制限が重要度が増しており、子供向けのスマホ・キッズスマホとして定評のある『トーンモバイル (ドコモ回線の格安SIM)』を検討する家庭も多いです。
トーンモバイルは直近では全国のドコモショップで「エコノミーMVNO」として販売していたり、カメラのキタムラでも取り扱っているなど話題になっている格安SIMですが、子供向けとして向いている理由は以下が挙げられます↓
- 専用開発されたキッズスマホ「TONE e22」+子供向け管理制限機能の真骨頂「トーンファミリー」が優秀
- ずっと変わらない低価格:月額プラン料金1,100円に必要な分だけギガを買う形式で無駄がない
- 通信速度が遅いが故に、子供のスマホ依存症を防止できる
トーンモバイルの子供向けスマホ『TONE e22』については別ページでもその性能について解説しているので、しっかりとした機能制限・ペアレンタルコントロールを使いたいなら現在唯一可能なキッズスマホと言えるので一番お勧めです↓
防犯ブザー付きのキッズスマホ『Hamic MIELS (はみっくミエルス)』
もう1つのキッズスマホがHamic(はみっく)ブランドが販売しているキッズスマホ『Hamic MIELS(はみっくミエルス)』です。
こちらはAndroid搭載のキッズスマホでありながら防犯ブザーのストラップがついているのが最大の特長で、子供に初めて持たせる”ファーストスマホ”というキャッチフレーズになっています。
キッズ携帯と違って中身はAndroid搭載なのでGooglePlayでアプリをインストールしたり、インターネットにもアクセスできるので「Googleファミリーリンク」を使って各機能を制限する形になります。
キッズスマホの選択肢➂:保護者のiPhoneをお下がりで「見守りスマホ」として安くリユースするのも流行っている
また新規でキッズスマホやキッズ携帯を購入すると費用が掛かるので、保護者が昔使っていた机の引き出しの奥に眠っているiPhoneをリユースする事でスマホ代を0円に抑える事も出来ます。
見守りスマホに向いている”格安SIM”はいくつかありますが、年齢が低い子供が使う事を考えると子供向け格安スマホ「トーンモバイル」の「TONE for iPhone」というiPhoneで豊富なフィルタリングが使えるSIMが一番良いでしょう。
フィルタリングや制限機能などが豊富なので特に小中学生の場合には◎です。
お下がりiPhoneやり方について詳しくは以下のページで解説しているので、「手元に使っていないiPhoneがあるよ」という場合は数万円分のスマホ代を節約できるので参考にしてみてもいいと思います↓
【まとめ】小学生のスマホで安全性を重視するなら「トーンモバイル」が最もお勧め
という事でここまで定番のキッズスマホについて機種と通信会社、料金について解説しました。
主に小学生が使うキッズスマホという事で、「防犯・見守り機能」と「ペアレンタルコントロール・フィルタリング・機能制限」の安全面を重視したトーンモバイルが最もお勧めできます↓(料金面も安い部類)
子供がスマホでゲームや動画を許可するなら無制限プランも安い楽天モバイル
この辺は家庭の方針になりますが、「スマホでゲームでも動画でもある程度好きに遊んで問題ないよ」というケースなら、ギガ無制限プランが安く使える楽天モバイルがお勧めです。
楽天モバイルの場合はオリジナルAndroid「Rakuten hNad 5G」が実質1円で購入できる他、iPhoneもキャリア中最安定価で販売しているので、iPhoneでスマホデビューの場合にもお勧めできます。
「ゲームや動画は絶対使わせたくない」なら防犯と連絡専用のキッズ携帯か「Hamic POCKET」がお勧め
反対に「小学生の子供に端末を持たせたいけど、ゲームや動画は一切使わせたくない」という場合は、防犯・見守りと連絡専用のキッズ携帯の方が良いでしょう。
もちろんキッズスマホでも機能制限の設定でキッズ携帯と同じようにもできますが、防犯と連絡機能しか使わないのであればランニングコストが安いキッズ携帯で充分ですからね。
ちなみに先述の通りキッズ携帯は保護者も同キャリアを契約していないと居場所検索が使えないので、保護者がキャリアを契約していない場合にはキャリア以外の通信会社でキッズ携帯のように使える「Hamic PCOKET」がお勧めです。
特に小学生に持たせるキッズスマホ・キッズ携帯の選び方は、使わせたい機能や方針が家庭によって大きく異なるので選択肢は幅広いです。
子供にキッズスマホを持たせるメリット&デメリット
最後にキッズスマホを持たせるメリットとデメリットを解説します。
メリット➀:いつでも子供の安全を確認&連絡できる
小学校に入学すると、放課後や習い事など学区外に遊びに行く機会も増えるのでいつでも連絡が取れるとは限りません。親の目の届かない時間が増えるのは心配ですよね。
子どもがスマホを持っていれば、メッセージでも電話でもいつでも直で連絡できるというのはかなり便利なものです。家族用のLINEグループを作ってやり取りしている家庭も多いみたいです。
また、毎回連絡を取らなくてもスマホに内蔵されているGPS機能が利用できるので、万が一の場合でも子供の居場所を把握することが可能です。
また子供側も「マップ機能」や「乗り換え案内」がいつでも使えるので、持っているだけでも迷わずに移動できて便利です。
メリット➁:メッセージアプリやアプリ追加、ウェブ検索などキッズ携帯より多機能
特にキッズスマホはキッズ携帯と比べても多機能で、一般スマホと同じようにアプリストアからのアプリのインストールや、知りたい情報のウェブ検索が可能です。(それらをフィルタリングや機能制限する形)
キッズ携帯と比較してキッズスマホはシンプルにできる事が多いのが最大のメリットです。
毎日知らない言葉や気になることに出会う年齢なので、その度に手元で調べて覚えることができますし、行動範囲も広くなるのでマップの経路検索や乗り換え案内は持たせておきたいところ。
最近では子供向けの知育、学習アプリやサービスも豊富なので、使い方はアイデア・サービスの数だけ増やすことができます。
メリット➂:スマホの操作やネットリテラシーが学べる
3つ目のキッズスマホのメリットは個人的には一番重要だと感じていますが、子供が早い段階でスマホを使う事で「ネットリテラシー」「スマホリテラシー」が身に付くという点です。
小学校ではプログラミング教育が2020年から必修となっている現在、そのネイティブ世代にはスマホくらい当たり前に使いこなして欲しいというのが個人的な意見です。
スマホはあくまで”箱”です。無数のアプリやネットで様々なサービスも情報にもアクセスできる=使える広い意味での「学習教材」とも言えます。つまり使う側によって毒にも薬にもなる訳です。
私たち保護者世代もスマホの使い方なんて勉強せずとも使いこなすことができます。デジタルネイティブ世代はタッチパネルでの注文に何のハードルも感じませんし、その先の世代ですからね。
もちろんまだまだ自制心の弱い小学生なので、保護者側でコントロールしてあげることは前提になりますが。
デメリット➀:保護者が利用制限を設定しないと簡単にスマホ依存症に
特にキッズ携帯と比較するとキッズスマホは多機能です。
子供側視点で見ると、「キッズ携帯」は保護者とのメッセージのやり取りや通話しかできないのに対して、キッズスマホは「アプリ」「ゲーム」「インターネット検索」「動画視聴」など興味が尽きる事のないほどの無限のコンテンツに触れ続けるでしょう。
実際に、小中高校生のスマホの1日平均の利用時間は直近数年で右肩上がりになっており、小学生高学年でも1日平均3時間33分にもなっています。
長時間のスマホ利用での”スマホ依存症”の影響(成績や視力、睡眠の質への悪影響)のほかに、スマホリテラシーが低いことで起こるトラブル(高額課金やSNSトラブル、個人情報流出)なども報告・懸念されています↓
- 長時間のスマホ使いすぎで「スマホ依存症」のリスク
- スマホに時間を取られて勉強時間が減少⇒成績が下がる
- 視力が低下する
- 睡眠の質が下がる
- ゲームやアプリで子供が勝手に課金してしまう
- 主にSNS経由でトラブルや詐欺に巻き込まれる可能性も(自撮り被害等)
- 個人情報が流出する危険性(デジタルタトゥー)
- SNS・LINEでの友人関係への影響(いじめる/いじめられる)
これらからも、子供にキッズスマホを持たせた場合に、機能制限の設定がどれだけ大事か分かると思います。
また「キッズスマホの機能制限の設定項目が多岐に渡る」「フィルタリングサービスによっても設定方法が違う」など、キッズスマホの機能を制限する保護者側の手間もあります。
キッズスマホ利用時には親子ルール作りは重要
という事で小学生に制限なしでキッズスマホを持たせてしまえば、上記のようなトラブルや成績・身体的な悪影響が出ることは想像に難くないでしょう。
先述の通り、現在は18歳未満の青少年にスマホを持たせる際にはフィルタリングを導入することが「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」で義務付けられています。
しかし、実際には導入されたフィルタリングアプリは子供側で外すことができる場合が多く、事実フィルタリングを導入しても2年以内に80%がフィルタリングを解除してしまっているという統計調査結果も出ています↓
情報源:フィルタリングサービスの解除状況
ここからも、実際のところはスマホの機能だけで子供のスマホのスマホ依存やトラブルを対策するのは限度があるので、これらのフィルタリングやスマホの制限設定で満足するのではなく、しっかりと親子で話し合ってスマホに関するルールを決めて守らせることが大事です。
「小中学生のスマホの各家庭のルール決め」については別ページで詳しく取り上げているので、是非キッズスマホを検討中の家庭は参考にしてみて下さい↓
デメリット➁ キッズ携帯に比べて端末代や料金が高い傾向
またページ前半でも比較しましたが、キッズ携帯に比べるとキッズスマホの方が端末が高性能な分かかる費用が高い傾向にあります。
実際に先述した通信会社の中でキッズ携帯とキッズスマホの端末代と月額プラン料金やオプション料金、「3年間で支払う合計金額」を以下に並べて表にしてみました↓
【キッズ携帯の料金一覧】
■ドコモの「キッズケータイ KY-41C」 | ||
端末代 | キッズケータイ KY-41C | 22,000円 |
プラン料金 | キッズケータイプラン3 | 550円/月 |
その他 | イマドコサーチ | 220円/月 |
3年間の総支出: | 49,720 円/3年間 | |
■auの「マモリーノ6」 | ||
端末代 | マモリーノ6 | 22,000円 |
プラン料金 | ジュニアケータイプランME | 660円/月 |
その他 | 安心ナビ | 330円/月 |
3年間の総支出: | 57,640 円/3年間 | |
■Softbankの「キッズフォン3」 | ||
端末代 | キッズフォン3 | 20,880円 |
プラン料金 | 基本プラン | 550円/月 |
その他 | 位置ナビ | 220円/月 |
3年間の総支出: | 48,204 円/3年間 | |
■Hamee「Hamic POCKET L」 | ||
端末代 | Hamic POCKET L | 12,100円 |
プラン料金 | ベーシックプラン | 1,100円/月 |
その他 | – | |
3年間の総支出: | 51,700 円/3年間 |
キッズ携帯は本体価格が2万円前後ですが、月額料金が1,000円円を切るくらいで運用できるので、3年間単位での総支出で見ると5万円前後が相場になってきます。
【キッズスマホの料金一覧】
■トーンモバイルの「TONE e22」 | ||
端末代 | TONE e22 | 21,780円 |
プラン料金 | 基本プラン | 1,100円/月 |
その他 | TONEファミリーオプション | 308円/月 |
3年間の総支出: | 72、468 円/3年間 | |
■Hameeの「Hamic MIELS」 | ||
端末代 | Hamic MIELS | 29,700円 |
プラン料金 | ベーシックプラン | 1,100円/月 |
その他 | – | |
3年間の総支出: | 69,300 円/3年間 | |
■楽天モバイルの「Rakuten Hand 5G」 | ||
端末代 | Rakuten Hand 5G | 19001円⇒1円 |
プラン料金 | Rakuten最強プラン | 1078円/月(~3GB利用時) |
その他 | 安心コントロール by i-フィルター | 330円/月 |
3年間の総支出: | 50,689 円/3年間 |
対してキッズスマホの場合、楽天モバイル以外は端末代金が2~3万円とキッズ携帯に対して若干高く、3年間単位での総支出で見ると6~7万円前後が相場になってきます。(楽天モバイルは申込特典などでキッズ携帯相場の5万円)
なのでキッズ携帯とキッズスマホでは3年間単位の支出で見ると1~2万円ほど高い傾向にあります。
とは言えキッズ携帯の場合、学年が上がるといずれスマホに機種変更する時期が来るので、その時に機種代を払う事になるのですが。
キッズ携帯&キッズスマホでよくある質問&回答
キッズ携帯ではLINEが使えない⇒LINEより安全な「+メッセージ」を搭載
そもそもコミュニケーションツールの定番「LINE」ですが、ネットリテラシーの低い子供にLINEを使わせるのに抵抗のある保護者も多いと思います。というのもLINEは、
「知らない相手と簡単に繋がれしまう」
「フィルタリングが効かないサードパーティ製アプリなので子供が有害な情報を簡単に見れてしまう」
など、決して子供向きではないからです。
フィルタリングをかけているはずなのに、子供が使っているLINEアプリの広告には性行為を想起させる画像、わいせつな画像を使ったマンガの広告等が平気で表示されて焦ったという保護者も少なくはないはず。
実際にLINE側も2019年からAppストア(iOS)でのアプリ対象年齢を”12歳以上”に引き上げ変更しています。(2019年以前はLINEアプリは「年齢制限なし」だった)
現在ドコモauソフトバンク主導で子供には「LINE」より「+メッセージ」を推奨
そんな背景もあってドコモ、au、ソフトバンクが「+メッセージ」(プラスメッセージ=通称”プラメ”)というサービスを共同開発し、2023年に3社で発売されたキッズ携帯機種から無料で使えるようになっています。
そもそも小学校にキッズスマホは原則持ち込めない
文部科学省の「学校における携帯電話の取扱い等について」でも、以下のように小学校への携帯電話自体の持ち込みがスマホの持ち込みは、「原則として禁止する」という方針になっている事が分かります↓
(1)小学校
➀ 携帯電話は、学校における教育活動に直接必要のない物であることから、小学校においては、学校への児童の携帯電話の持込みについては、原則禁止とすべきであること。
➁ 携帯電話を緊急の連絡手段とせざるを得ない場合その他やむを得ない事情(例えば、登下校時の児童の安全確保や遠距離通学、公共交通機関を利用した通学のためなど)も想定されることから、そのような場合には、保護者から学校長に対し、児童による携帯電話(例えば、子供向け携帯電話やフィルタリングによる機能の制限を設けた携帯電話など)の学校への持込みの許可を申請させるなど、例外的に持込みを認めることも考えられること。
このような場合には、校内での使用を禁止したり、登校後に学校で一時的に預かり下校時に返却したりするなど、学校での教育活動に支障がないよう配慮すること。