もちろんずっとpovoを使わなくても無料ですが、180日間課金が無いとアカウントが停止⇒解約されるので「最低維持費」を払って維持する必要があります。
なので結論から述べると、最安トッピング「smash.使い放題パック (24時間/220円)」を180日に1回課金=16.6円/月 がpovo運用の最低ラインという結論になります。
基本料金0円のpovo2.0の最低維持費は220円のsmashでOK! 180日間に「1トッピング以上購入」or「通話料+SMS送信料で660円以上」が維持の条件
auのオンライン専用プラン「povo(ポヴォ)」をご存じの方も多いと思います。
povoは2021年9月に『povo 2.0』にリニューアルされ、「基本料金0円」にデータ通信量(ギガ)や通話定額を必要に応じてトッピング購入するという今の「完全トッピング制」になっています。
また、povo2.0ではトッピングを購入しなくても128kbpsの低速通信が可能な他、通話料も22円/30秒で通話をする事ができます。
128kbpsの低速通信が可能
22円/30秒の通話料金で発信可能
国内SMSの送信は3.3円/通で可能(受信は無料)
無料で通話の受信が可能
特に通話料金はかかってくる場合には掛からないので、電話受け用にトッピングを購入しないで0円で最低維持したいなどのニーズもあると思います。
povoで最低維持する際の注意点:povoは180日以上トッピング課金しないとアカウント停止や解約になる可能性=完全な0円運用は不可
ただ、povo側も全くお金を払わずに使われては困るので、「課金しないアカウントを停止にする」というルールを設けています。
具体的な最低維持ラインのルールについては、povoの規約に以下のように記載されています↓
長期間未購入時の利用停止、契約解除について
最後の有料トッピングの有効期限の翌日(有料トッピングのご購入がない場合、povo2.0のSIMを有効化した日)から180日の間、有料トッピングのご購入がない場合※、順次利用停止させていただきます。
※ 期間内に国内通話料と国内SMS利用料その他所定の従量料金の合計額が税抜額600円(税込額660円)を超えている場合、または当社が指定するプロモコード等の利用がある場合を除きます。詳細については、povo2.0料金プラン詳細をご参照ください。
利用停止後30日の間に有料トッピングのご購入がない場合、順次契約解除させていただきます。
利用停止または契約解除については、事前にpovo2.0のアカウントであるメールアドレス宛またはSMS宛にその詳細をご通知します。
まとめると、
- 「180日以上トッピング課金をしない場合、アカウントを停止するよ」
- 「180日以上トッピングしていなくても国内通話料と国内SMS利用料その他所定の従量料金の合計額が税込660円ならセーフ」
- 「アカウント停止後の30日間で有料トッピングしなかったら順次解約するよ」
という旨の規約になっています。
➁の目安としては、povoの通話料金が22円/30秒なので「180日間で30分の通話発信」を超えていればトッピングしなくても維持できます。
povoを180日以上トッピングしないとどうなるの?アカウント停止の約10日前に警告メールが届く
順番としては180日以上「1トッピング以上」or「通話料やSMS送信料等の合計で660円以上」がないとアカウント停止 ⇒ 更に停止から30日間トッピングがないと契約解除 という順番で進んでいくようです。
実際には180日トッピング課金をしないと90日目と、停止予定日の約10日前に「長期間トッピング未購入による利用停止予告」というメールが届きます。
【トッピング無しpovoから90日目に届くメールの内容】
【トッピング無しpovoから180日目に届くメールの内容】
この辺でトッピング等で課金しないとそのまま強制解約に入ってしまうので、povo回線を維持したいなら最低維持費以上の課金をしておきましょう。
一見厳しいルールに感じますが、povoも慈善事業ではないので最低限トッピング課金してほしいというのが本音でしょう。
トッピング最終購入日を確認する方法⇒スマホにインストールした「povo 2.0」アプリにログイン⇒「購入履歴」から確認可
もちろん開通時にスマホにインストールした「povo2.0アプリ」にログインすれば、「トッピング履歴」で最終購入日を確認することも可能です↓
<トッピングの購入履歴の確認方法>
1.「povo2.0アプリ」トップ画面左上の人型マークをタップ
2. プロフィール内の[購入履歴]をタップ
3. 購入履歴画面が表示
「いつトッピングを最後に購入したか忘れてしまった」と言う人は、まずはスマホにインストールした「povo 2.0アプリ」にログインして最終日をメモっておきましょう。
半年後まで覚えてられる人も少ないですし、常時メールをチェックするのも面倒と言う人も多いと思うので、最終トッピング購入日を確認⇒スマホのスケジューラーに半年後(より10日前=170日前)にリマインダーを設定しておくのも良いかもしれません。
最低維持費はpovo中最安のトッピング「smash」220円を購入(月換算37円で最低維持が可能)
という事でタイトルにもなっている「povo 2.0の最低維持費」を考えると、660円よりも安いトッピングがあるので、180日に1回最安トッピングを購入するのがベストです。
現在povo 2.0で購入可能なトッピングを安い順に並べて、ランニングコストを表にして比較してみました↓
【povo 2.0 最安トッピングランキング】
1位(最安) | 「smash.使い放題パックの220円」 | 220円/1トッピング ⇒最低維持費:180日間で220円=月換算37円 |
2位 | 「データ使い放題(24時間)」 | 330円/1トッピング ⇒最低維持費:180日間で330円=月換算55円 |
3位 | 「データ追加1GB(7日間)」 | 390円/1トッピング ⇒最低維持費:180日間で390円=月換算65円 |
※全部税込
という事で、povoを最低維持するためには「smash.使い放題パックの220円」トッピングを180日に1回購入するのが最低維持費という結論になります。
一般的にスマホ代は月額で比較することが多いので月額換算すると月額37円(220円/6か月)という事になります。
無料ではないですが、月37円ならほぼ無料と言っていいレベルに安いですね。
せっかく維持費を払うなら「DAZN」や「smash.」などでサブスクを満喫するのもアリ
単純な最低維持費という意味では上記のランキングの順番になります。
が、povoのトッピングは「24時間ギガ使い放題」だったり一定期間だけ「DAZN(ダゾーン)7日間使い放題」や「smash.(スマッシュ)24時間使い放題」といったサブスクサービスが利用できる魅力的なトッピングが多いです。
せっかく維持費を払うなら完全に無駄にするより、維持しながらも楽しむために使うのもいいと思いますよ🎵
他にもpovoはユニークなトッピングが多く、サーティーワンアイスとギガがセットというトッピングもあります↓
povoのトッピングで時間限定で使えるサービス「DAZN」と「smash.」については以下の通り↓
「smash.」って何だっけ?⇒スマホのショート動画専用配信アプリ
smash.とは?
「smash.」はスマートフォンでの視聴に特化した短尺のバーティカルシアターアプリ。音楽・ドラマ・アニメ・バラエティなど、様々な映像作品を配信します。
さらに、映像を見たお客さま同士で盛り上がることのできるコメント機能や、お気に入りの映像コンテンツの一部を切り取って保存したり、SNSでシェアしたりすることが可能なPICK機能など、サービス内でお客さま同士が繋がって楽しめるソーシャル機能を提供します。
「DAZN」って何だっけ?⇒スポーツ
好きなスポーツ、好きなだけ。
明治安田生命Jリーグやプロ野球をはじめとする国内コンテンツに加え、ゴルフ、ラ・リーガサンタンデール、セリエA TIMなど欧州サッカーも放映しています。さらにF1™、テニス、バスケットボール、格闘技など、様々なスポーツを視聴可能。
特にDAZNはスポーツ(特に野球とサッカー)好きならかなり満足度の高いサービスなので、925円と維持費としては安くないんですが7日間使えるので、長期連休やシーズンなどにトッピングで見まくるのはQOL上がるのでお勧めです。
povoが期間限定で実施している半額セール等を狙う!過去に最低維持費は195円まで安く(月換算32円)
余談ではありますが、povoの”最低”維持費という事であれば、povoで期間限定で実施している半額セールで195円のトッピングが存在するので「180日で195円(月換算32円)」が最低維持費という事になります。
参考:【半額セール】データ追加1GB(7日間) | povo公式
こちらのpovoのトッピング半額セールは2023年8月に期間限定で実施されていたセールなので、常時使えるという訳ではありません。
ただ、povoでは頻繁にメルマガでトッピングの特集やセールの案内をしているので、povo申込時に登録したメール宛てに以下の件名で届くメルマガを定期的に確認しておくのもいいでしょう。
【povo2.0運営事務局】
予想外に安いトッピングに巡り合う可能性もあるので、取りあえず受信設定して定期確認おくことをお勧めします。
最低維持費18円でpovoを運用する裏技【要注意&非推奨】
あまり推奨できる方法ではありませんが、更に安い半年間18円(月換算3円)で最低維持することも可能なようです。
具体的な方法は「5分以内通話かけ放題 (税込550円/月)」というトッピングを使います。
「550円だから全然最低維持費じゃないじゃないか」と思うかもしれませんが、この「5分以内通話かけ放題」トッピングの料金は日割りとなっています。
察しの良い方なら”日割り”でピンとくるかもしれませんが、月末最終日にこのトッピングを契約&その日中に解約する事で550円/31日=18円のトッピングに課金したことになります。
18円だろうと「180日の間に1回以上のトッピングをした」というカウントになるので、最低維持費は脅威の18円/180日=月換算10円での維持が可能となります。
ちなみにこの「5分以内通話かけ放題」は、「解約しない限り翌月も自動で継続適用される」&「解約するとその月末まで適用されて終了」というシステムになっています↓
・料金は、税込550円/月です。本トッピングは、解約のお申し出がない場合、毎月継続適用します。
・本トッピングの解約を申込みいただいた場合、当月末をもって本トッピングの適用を終了します。
・5分以内の国内通話がかけ放題となります。5分を超える通話は、通常の従量通話料がかかります。また、0570から始まる宛先その他一部宛先や、月間744時間超(1日24時間超)の通話や一定の発信条件より行われている通話、その他宛先の方との対話を目的としないなど当社が通常の通話方法ではないと認めた通話については、かけ放題の対象外となり、通常の従量通話料がかかります。
なので月末最終日に申し込んで、その日中に解約すれば1日だけの日割りになるという訳です。
ただしこの方法は申込&即解約という本来の「5分以内通話かけ放題」トッピングの使い方とはかけ離れたイレギュラーな利用方法なので、全くお勧めしません。
povo側にも迷惑が掛かる可能性もありますし、抜け穴的な使い方なので今後使えなくなる可能性は高そうですが、一応紹介まで。