じゃあドコモのジュニアスマホって今は無いの?
キッズ・ジュニアでも「スマホも料金も大人と同じ”一般向け”」なので、しっかりと管理機能の付いたキッズスマホの方が安心ですよ↓💡
\ 小中学生の初スマホで迷ったらコレ🎵 /
月額1,100円でスマホ依存症対策できる学生用格安SIM『トーンモバイル』↓
ドコモのジュニアスマホは販売終了!現在子供向けスマホは無し
ドコモの子供向けスマホと言えば、制限機能付きのジュニアスマホ『スマートフォン for ジュニア2 SH-03F』は2014年2月に発売された最新モデルで人気がありました↓
しかし2018年2月をもって新規申込を終了しています。生産と修理受付も終了しており、オンラインショップのラインナップからも消えています↓
ドコモのジュニアスマホ機種 | 現在の受付状況 | 発売日 |
スマートフォンfor ジュニア2 SH-03F(SHARP製) | 受付終了 | 2014年2月 |
スマートフォンfor ジュニア SH-05E(SHARP製) | 受付終了 | 2013年2月 |
スマートフォンforジュニア2 SH-03F ドコモ
スマートフォンforジュニア SH-05E ドコモ
前モデルの「スマートフォン forジュニア SH-05E」も既に受付は終了しているため、2024年現在ドコモにはキッズスマホ・ジュニアスマホと呼べるスマホは販売されていません。
ドコモで低学年の防犯用GPSなら『キッズケータイKY-41C』が購入可(スマホっぽいキッズ携帯)
低学年向けの防犯用のキッズケータイであれば、ドコモで「キッズケータイ KY-41C」という機種が2023年2月24日に3年ぶりに発売されており、現在契約可能です↓ (ドコモのキッズ携帯は12歳まで申込可能)
上記はキッズ携帯でありながら「カメラ機能」や「タッチパネル」、保護者とトーク可能な「+メッセージ」などの機能を搭載しており、スマホのようなキッズ携帯となっています。(キッズ携帯なのでLINEは使えません↓)
節約志向なら1つ前モデルの「キッズケータイ SH-03M」も充分あり
また1つ前のキッズ携帯機種の『SH-03M』も現在販売されており、機能面では「キッズケータイ KY-41C」より少ないですが、端末価格は14,256円と安いので、最低限の防犯&連絡機能が使えるだけでいいのであれば旧モデルの『キッズケータイ SH-03M』もおすすめです↓
ということで現在のドコモの学年別の対象機種をまとめると以下の通りです↓
ドコモで15歳以下なら「U15はじめてプラン」で比較的安価にスマホデビューは可能
後述するようにドコモには15歳以下向けの「U15はじめてプラン」が2021年7月より登場しており、15歳以下であれば比較的安くドコモでスマホデビュー可能です↓
一般向けのスマホにはなりますが、iPhoneSE(第三世代)分割購入時で月額料金は1~3千円台と格安スマホ並みに安いので要チェックです↓
ドコモの「U15はじめてスマホプラン」の特典や条件、料金シミュレーションなどの詳細は以下のページで詳しく解説しましたので参考にしてみて下さい↓
2024年現在の学生に持たせるスマホの選択肢
なので、現在学生(特に小中学生)に持たせるスマホの選択肢として以下の3パターンが考えられます↓
- ドコモでキッズ携帯を契約する (小学校低学年向け)
- ドコモで一般向けのスマホを買う(「U15はじめてスマホプラン」でプラン料金は安く使える)
- ドコモ以外 ⇒格安スマホで安く⇒ 子供向けの格安キッズスマホを契約(トーンモバイル等)
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ドコモのキッズスマホ『スマートフォンforジュニア』を持たせる(現在販売終了)
特に➁の「ドコモで一般向けのスマホを購入する」場合、現在は「U15はじめてスマホプラン」が登場しており、15歳以下であれば月額1,000~3,000円程度で利用可能です。(ただ、一般向けスマホにフィルタリングアプリを入れるだけなので、安全面も万全とは言いにくいですが…)
また、安全面でみると月額1,100円程度で使える「トーンモバイル」のような子供向けに特化した機能の格安スマホは注目されており、子供はドコモ以外通信会社で契約する➂の選択をする家庭も増えています↓
トーンモバイルで2022年7月に最新の見守りスマホ『TONE e22』が発売され、更に安全性能が強化されているので、以下のページも参考にしてみて損はないはずです↓
また1つ前のモデル「TONE e21」が半額で販売されているので、在庫限りにはなりますが9,980円とキッズ携帯よりも安く買えるので今なら一番お勧めです。
もちろんドコモでiPhone等を契約するのも料金面でみれば以前よりかなり安くなっているのでアリだと思います。(街中のドコモショップでサポートを受けられますしドコモブランドの安心感もありますからね)
中学生がiPhoneを契約した場合の月額料金を以下のページで解説しているので参考にしてみて下さい↓
ドコモの現在のジュニア向けのオススメのスマホ機種は?
ドコモではキッズスマホ(現在子供向け専用のスマホ)は販売しておらず、子供・学生には一般向けスマホに「あんしんフィルターforドコモ」を導入して販売しています。
No1:ドコモで2024年も学生に人気No1のスマホ機種は圧倒的iPhone
以下はドコモの子供向けページに記載されている「子供に初めて持たせたスマホの機種」の統計ですが、スマホデビューは圧倒的にiPhoneが多いのが分かります。
iPhoneに次いで人気があるのが「Xperia」「AQUOS」といった一般向けのAndroidの定番機種です。
またドコモで子供向けのスマホは「らくらくスマートフォン」を勧める情報もありますが、「らくらくスマートフォン」一般初心者向けなので子供向けではありません。
ドコモで中高生向けの人気スマホ機種【iPhone&Android】
という事で2024年現在ドコモで販売中の中高生にお勧めスマホ機種をiPhoneとAndroidそれぞれ見ていきましょう。
中高生にお勧めのスマホ機種➀:iPhoneSE(第三世代)
端末価格10万円を超えるiPhoneモデルがほとんどの中、2022年3月に発売されたiPhoneSE(第三世代)は廉価版モデルで価格控えめでスペック充分なモデルです。
auでのiPhoneSE(第三世代)の本体定価は73,370円と、他の最新モデルに比べて半額近くまで安いので学生のスマホデビューには最もお勧めのiPhone機種です。
iPhone13シリーズと同じA15Bionicチップを搭載しているので、ミニサイズですがiPhone13以上と充分すぎます。
最新iPhoneの中でも特に安く購入できる(2022年3月発売モデル)
処理能力=CPU(チップ)はiPhone13シリーズと同じA15Bionic搭載
ホームボタンがあり小型で持ち歩きやすい
ドコモでの本体定価:73,370円(税込)
中高生にお勧めのスマホ機種➁:iPhone14
価格面に妥協しないのであれば、iPhoneシリーズの2022年発売モデル「iPhone14」がお勧めです。
スペックも最高レベルなのは勿論ですが、最新モデルなので長く何年も使うことができる=機種変更を遅らせられる点もメリットです。
2023年3月は新色のイエローも追加されており、無印のiPhone14の他に画面が大きい「iPhone14 Plus」というバリエーションもあるので、動画やゲームでの視力低下の面にも配慮できます。
2022年9月発売のiPhoneモデル
画面が大きいiPhone14 Plusやカメラ機能が優れる「iPhone14 Pro」もある
ドコモでの本体定価:138,930円(税込)
中高生にお勧めのスマホ機種➂:ドコモ certified(リユース) iPhoneシリーズ
更にiPhoneSE(第三世代)よりも低価格でiPhoneを持たせたいなら『docomo certified』と呼ばれるリユースiPhoneも人気が増してきています。(ドコモ認定中古iPhone)
「docomo Certified」のスマホは、ドコモの下取りプログラムで回収したスマホの中から状態の良いスマホを厳選して、検査・初期化した後にリユース品として販売しています。
特に2022年の円安でApple製品は軒並み10~20%値上げしたことで現在はリユースiPhoneのニーズが高まっており、ドコモauソフトバンクとも認定中古iPhoneを販売しています。
リユース品に抵抗がなければ最も安くiPhoneを購入する方法なので、まずはストアの在庫を確認してみて下さい↓
中高生にお勧めのスマホ機種➃:Xperia 10 IV
続いてAndroid機種で学生におすすめなのが「Xperia 10 IV」です。
Xperia(エクスペリア)シリーズと言えば日本を代表するSony製の国産スマホで根強い人気がありますが、Xperiaシリーズの中でも「Xperia 10 IV」はミドルスペックでお手頃な価格設定なのでスマホデビューにピッタリです。
高耐久&バッテリー容量も多いので、スマホを酷使する中学生や高校生にはお勧めな1台です。
国産Sony製のXperiaシリーズのAndroid機種
バッテリーが長持ち&耐久性も高い
ミドルスペックでお手頃な価格:ドコモでの本体定価:64,152円(税込)
2022年7月8日 発売モデル
ドコモに子供向けスマホ無し=キッズスマホならTONEの1択に…
前記の通り2024年現在ドコモでは子供向けのスマホというものが存在しないので、現在ドコモでは一般の大人用のiPhoneやAQUOSなどの機種に「あんしんフィルター for ドコモ」という簡易的なフィルタリングアプリを入れて学生に販売しています↓
安全面も「あんしんフィルター」を入れただけなので小中学生には充分とは言えないかも…
「あんしんフィルター」も以前よりは制限/防犯機能は増えたものの、まだまだ無料アプリの域を出ません。特に学生に人気のiPhoneでは機能が少なくお世辞にも安心とは言えません。
参考:あんしんフィルター for docomo (ドコモ公式)
特に自制心の弱い小学生~中学生であれば、これらの一般スマホではなく、ちゃんとした子供用の制限機能を搭載したキッズスマホを持たせてあげた方が安心です。
2024年現在キッズスマホは1種類しかない
という事で2024年時点でドコモには小中学生に適したスマホはありません。
なので現在小中学生の子供にスマホを持たせることを検討しているなら、ドコモ以外の子供向けの制限機能を搭載したキッズスマホを持たせる事を強くお勧めします。
キッズスマホは現時点では、格安スマホの『TONE MOBILE(トーンモバイル)』の専用端末『TONE e22』の1種類しかありません。
2020年まではauで販売している『miraie f(ミライエフォルテ)』があったのですが、現在は販売終了となっています↓
キャリア | キッズスマホ機種 | 発売日/受付状況 |
ドコモ | 2014年2月発売 × 受付終了 |
|
au | 月額料金:4,000円~5,000円 |
2017年1月発売 販売終了 |
ソフトバンク | – (キッズスマホは発売していない) | – |
トーンモバイル | TONE e22 月額料金 1~2年目:2,007円 3年目以降:1,100円 |
2022年7月 〇現在契約可 |
上記のようにauのミライエフォルテは月額4~5,000円するので一般スマホ程ではないですが料金高めでした。
対してトーンモバイルは月額1,100円で無制限で使え、専用スマホ代込みでも月額1,515円で使えるので、かなりコストパフォーマンスが良くキッズスマホとしてかなり人気があります↓
トーンモバイルはここ2年で登場したキッズスマホなのですが、veryなどの女性誌でも取り上げられていたり、東京都や全国子ども会連合会にも推奨されるほど口コミで話題になっているキッズスマホでかなりお勧めです↓
また中学生向けのその他の格安スマホを以下のページで比較&厳選して紹介しているので非是参考にどうぞ↓
スマートフォンforジュニア2 SH-03Fはどんなジュニアスマホ?
現在は販売していませんが、ここからはドコモのジュニアスマホ『スマートフォン for ジュニア2 SH-03F』の機能を見ていきしょう。
ちなみに中古のドコモのジュニアスマホをショップに持ち込んで契約して使う事は可能です。
サイドボタン長押しで「あらかじめ登録してある連絡先へ自動発信」などの防犯ブザー機能が使えるなど優秀ですが、SH-03FもSH-05EもGooglePlayに非対応で、アプリはdメニューにあるアプリのみインストール可能という仕様になっているのが残念なところ。
SH-03Fでは Google Play からのアプリをダウンロードすることはできません。
また「有害サイトへのアクセスブロック」や「利用時間単の制限」など子供向けの機能も多いのですが、最近ではドコモのフィルタリングアプリ「あんしんフィルターfor docomo」が強化され、Android機種であれば多くの機能が安心フィルターを導入する事で代用できてしまいます。
一応中古などで「スマートフォン for ジュニア2 SH-03F」を入手して持ち込む事もできるにはできる(ショップ店頭に持ち込みのみ)のですが、そもそもSH-03Fは現在の学生向けのスマホとしては物足りないかもしれません。
【結論】ドコモには”学生料金”も”キッズ向けスマホ”も無し
長くなりましたがドコモ「子供向けのスマホ機種」がある訳ではなく、一般向けのスマホ機種にフィルタリングを導入して子供向けとして販売しています。
なのでどの機種を使おうと、「学生だからドコモのスマホ代が安い」という事は無く、一般向けの料金で割高なので覚悟しましょう。
従量制プランの最低料金表記にも注意が必要:1,980円で使える事は少ない
特に現在ドコモの料金プランは「データ無制限プラン」か「従量制プラン(使った分だけ料金が上がる)」の2択のプランとなっています。(2024年現在は「5G ギガライト」と「5G ギガホプレミア」の2択↓)
特に従量制プラン「5G ギガライト」「ギガライト」は、表記されている最低料金と実際に使って掛かる料金に大きく差が出やすく「聞いていた価格より高かった」というケースになりやすいので要注意です。
参考:「5G ギガホプレミア」「5G ギガライト」 | ドコモ公式
例えば以下は「5G ギガライト」の使ったギガ数と料金の関係ですが、これがドコモでは「月額1,980円~使える」と表示されます。
ここでの「月額1,980円」というプラン料金は、
・従量制の最低料金である「ギガ利用が月1GB未満時の3,150円」
・「家族3人以上がドコモの時の家族割-1,000円/月」
・「ドコモで光回線利用時のセット割で-1,000円/月」
の全てが適用された場合に月額1,980円(税抜)となります。
しかし実際には学生がスマホを使う場合、多くの子が月5GB以上は使うので「~1GB帯」ではなく「5~7GB帯」以上となり、月額1,980円で使える事は稀です。(不可能ではないが条件が厳しい)
「安いと思って契約したけど、請求額がなんか高かった」という話はよく聞きますが、ドコモは最低利用時+全割引が適用された時の料金で計算&表記しているため、実際との剥離が「なんか高い」の部分として現れます。
最近では紙で請求書を送ってこなくなった事もあり、毎月のスマホ代を把握していない人も多いです。残念ながらこうやって気が付かない固定費で家計が圧迫されるんですね。
前述の通り、子供が15歳以下であれば月容量5GBで月額1,815円の「U15はじめてスマホプラン」があるので、15歳以下であれば絶対にこっちのプランを契約しましょう↓
ドコモのiPhoneは本当に子供向け?安全面も料金面も微妙
ドコモで子供に持たせるスマホの人気No1となっているiPhoneですが、フィルタリング面でも料金面でも全くお勧めできません。
ドコモのあんしんフィルターはiPhoneでは性能が弱い
18歳以下のスマホに導入が義務付けられている「フィルタリング」ですが、ドコモでは「あんしんフィルターfor docomo」というアプリを子供のスマホに入れて機能制限を行います。
しかし「あんしんフィルターfor docomo」というフィルタリングは以下のようにAndroid機種とiPhone機種によってできる制限機能が異なるのが分かります。
あんしんフィルターfor docomo | Android版 | iPhone版 |
アプリダウンロード制限 | ◎ Googleプレイストアのアプリ/提供元不明アプリのインストールができなくなり、新規アプリのインストールを制限する機能 | △ iSO設定で可&年齢レーティングのみ |
アプリの起動制限 | ◎ インストール済アプリの起動制限(PWロック) | ◎ iOS設定で可 |
アプリの利用時間帯制限 | ◎ 保護者が設定した時間の起動を制限 | × |
居場所確認 | × イマドコサーチで代用 | |
端末時間制限 | × | |
ウェブフィルタリング | ◎ 有害サイトへのアクセスを制限(EMA認定) | |
学年別の制限レベル | ◎ 4モード(小中高+高校生プラス)から選択 | |
スマホ初期化やアプリアンインストール・無効化対策 | ◎ | × |
歩きスマホ警告 | ◎ | × |
これはiOSとAndorid OSの差なのですが、表の通り一括りに「あんしんフィルターfor docomo」と言っても、Android版とiPhone版でここまでできる事が違います。
ある程度自分を律したり管理ができるようになる高校生であれば、フィルタリング機能もそこまで重視しなくてもいいかもしれません。
ただまだまだ親の管理が必須な小中学生にiPhoneを持たせる場合、iPhone版のあんしんフィルターではとても充分とは言えません。
特に、自制心の弱い小学生~中学生くらいだと、しっかりとしたキッズスマホを持たせた方がいいと思います。