『キッズスマホ』と『キッズ携帯』小学生に持たせるならどっち?正しい選び方
防犯や連絡の観点から子供に「キッズ携帯」を持たせようと考える家庭が多いと思いますが、最近では小学生でもスマホを持っているケースも多いです。
子供にとって余計な機能が付いているスマホを制限して持たせても、結局スマホの寿命も2~3年なのでそのまま使わない可能性が高いですからね。
小学校中学年~高学年に上がって、周りの子供がスマホを持ち出したら親子でスマホデビューを検討するくらいでいいのではないでしょうか。(早く持たせても特にメリットはないですし)
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キッズ携帯は「防犯&連絡のみの端末」なので安心して持たせられるのが魅力
特に近年では防犯用の「キッズ携帯」もスマホ寄りに進化しており、直近でも2023年春にドコモ、au、ソフトバンク共にキッズ携帯の最新機種を発売しています↓- 「+メッセージ(安全なLINE風のメッセージアプリ)」による保護者とのメッセージ連絡
- 家族間無料通話
- GPS機能による居場所確認や到着通知
- 防犯ブザー機能
特にキッズ携帯だと「ネット検索」「動画視聴」「アプリの追加」「ゲームで遊ぶ」などが一切使えないので「スマホ依存症」だったり「勝手に高額課金」「知らない相手とのコンタクト」などのトラブルの心配がないのが最大のメリットでしょう。
特に自制心の弱い小学校低学年前後だと、スマホルールなどを決めて守ってもらうのも大変ですから「シンプルな防犯&連絡用の端末」として安心して持たせられるのはキッズ携帯の魅力でしょう♪
保護者がドコモ契約なら、「キッズケータイ」がお勧め↓
保護者がドコモの場合⇒ドコモの「キッズケータイ」シリーズでOK↓
保護者がSoftbankの場合⇒Softbankの「キッズフォン」シリーズでOK↓
【キッズスマホとキッズ携帯の違い】キッズ携帯は「連絡」「防犯」のみ⇔キッズスマホはあくまで"スマホ"
後述するように、現在大手キャリアでは「小学生向けの制限機能のあるスマホ」といった"子供専用のスマホ"は存在せず、「キッズスマホ」=一般向けのスマホにフィルタリングアプリをいれて一部の機能を制限しています。つまり子供にも一般向けスマホを持たせています。
【キッズスマホとキッズ携帯の違い/機能比較】
機能比較 | キッズ携帯 | キッズスマホ (一般スマホ+フィルタリング) |
防犯ブザー | 〇(有) (ストラップ付) | - |
GPS居場所確認 | 〇(キャリアのサービスに加入で可) ※保護者も同キャリアじゃないと使えない点に注意 | 〇(アプリで可能) |
通話 | 〇(事前に登録した相手とだけ可能) | 〇 |
インターネット検索 | ×(不可) | 〇 |
アプリの追加 | ×(不可) | 〇(Appストアから可) |
LINEの利用 | ×(不可) | 〇(Appストアから可) |
操作方法 | タッチパネルが主流 | タッチパネル |
ショートメッセージ | 〇(+メッセージ/SMSで可) | 〇 |
Eメール | ×(不可) | 〇 |
カメラ | △~〇(搭載機種も増えてきた) | 〇 |
取扱い 通信会社 | 大手3キャリアのみ取扱い ・ドコモ:「キッズケータイ」シリーズ ・au:「mamorino」シリーズ ・Softbank:「キッズフォン」シリーズ | どこでも (一般スマホにフィルタリングアプリを入れればキッズスマホとして使える) |
「キッズスマホ」は結局のところAndroidやiOSを搭載したスマホなので、保護者が通常使っているような一般向けスマホの一部の機能を「フィルタリング」や「機能制限」で使えなく制限しているだけですからね。
一見、機能面ではスマホ優位に見えますが、問題は「スマホは使える機能が多い=子供が勝手に使ってスマホ依存症になってしまうリスクがある」という面で、自制心の弱い小学校低学年に持たせるのであれば、防犯・連絡目的ならキッズ携帯の方が無難とも言えます。
スマホと違ってアプリも動画もLINEも使えないけど、逆に依存症にならないし気軽に持たせられるわね
キッズ携帯ではLINEが使えない⇒LINEより安全な「+メッセージ」を搭載
「知らない相手と簡単に繋がれしまう」
「フィルタリングが効かないサードパーティ製アプリなので子供が有害な情報を簡単に見れてしまう」
フィルタリングをかけているはずなのに、子供が使っているLINEアプリの広告には性行為を想起させる画像、わいせつな画像を使ったマンガの広告等が平気で表示されて焦ったという保護者も少なくはないはず。
現在ドコモauソフトバンク主導で子供には「LINE」より「+メッセージ」を推奨
そもそも小学校にキッズスマホは原則持ち込めない
文部科学省の「学校における携帯電話の取扱い等について」でも、以下のように小学校への携帯電話自体の持ち込みがスマホの持ち込みは、「原則として禁止する」という方針になっている事が分かります↓
(1)小学校 ➀ 携帯電話は、学校における教育活動に直接必要のない物であることから、小学校においては、学校への児童の携帯電話の持込みについては、原則禁止とすべきであること。
➁ 携帯電話を緊急の連絡手段とせざるを得ない場合その他やむを得ない事情(例えば、登下校時の児童の安全確保や遠距離通学、公共交通機関を利用した通学のためなど)も想定されることから、そのような場合には、保護者から学校長に対し、児童による携帯電話(例えば、子供向け携帯電話やフィルタリングによる機能の制限を設けた携帯電話など)の学校への持込みの許可を申請させるなど、例外的に持込みを認めることも考えられること。
このような場合には、校内での使用を禁止したり、登校後に学校で一時的に預かり下校時に返却したりするなど、学校での教育活動に支障がないよう配慮すること。
例外として「防災・防犯」目的であれば可能ですが、校内ではもちろん使えません。
ドコモ、au、Softbankの「キッズ携帯」もスマホ寄りに進化!⇒防犯目的ならキッズ携帯でOK
ドコモauSoftbankキッズ携帯の機種一覧表
通信会社 | キッズ携帯の機種名 | 見た目 |
キッズケータイ KY-41C ・2023年2月24日発売 ・本体定価:22,000円 (製品ページを見る) | ||
キッズケータイ SH-03M ・2020年1月発売 ・本体定価:14,256円 (製品ページを見る) | ||
マモリーノ6 ・2023年2月発売 ・本体定価:22,000円 (製品ページを見る) | ||
マモリーノ5 ・2019年2月発売 ・本体定価:11,000円 (製品ページを見る) | ||
キッズフォン3 ・2023年1月発売 ・本体定価:20,880円 (製品ページを見る) | ||
キッズフォン2 ・2020年1月発売 ・本体定価:18,000円 (製品ページを見る) |
直近2023年でもドコモで「キッズケータイ KY-41C」&ソフトバンクで「キッズフォン3」をそれぞれ発売しており、各社新たな機能が追加されたキッズ携帯を出しています。(後半でドコモ、au、ソフトバンクのキッズ携帯の性能や料金を詳しく解説しています)
【ドコモauSoftBankのキッズ携帯の機能&料金比較】
通信会社 | ドコモ | au | Softbank | |
料金 | スマホ本体代 | キッズケータイKY-41C 22,000円 | マモリーノ6 22,000円 | キッズフォン3 20,880円 |
プラン料金 | キッズケータイプラン3 550円/月 | ジュニアケータイプランME 660円/月 | 基本プラン 539円/月 | |
他オプション | イマドコサーチ 220円/月 | 安心ナビ 330円/月 | 位置ナビ 220円/月 | |
3年間合計: | 49,720円 | 57,640円 | 48,204円 | |
利用制限 | 本体の制限 | - | - | - |
フィルタリング (アプリ) | -(そもそもアプリは使えない | |||
フィルタリング (ウェブ) | -(そもそもウェブ検索が使えない) | |||
見守り 防犯 | 居場所確認 | ○(イマドコサーチで可) | ○(安心ナビで可) | ○(位置ナビで可) |
防犯ブザー | ○ | ○ | ○ | |
自撮り防止カメラ | - | - | - | |
連絡 | メッセージ | +メッセージで可 | ||
家族間通話 | 発信は22円/30秒 (保護者が同キャリア契約時は無料) | |||
子供の利用確認 | - | - | - |
要注意!キッズ携帯の選び方⇒絶対に"保護者と同キャリア"で契約を!
というのも、子供だけドコモ、au、ソフトバンクでキッズ携帯を契約(キッズ携帯の単独契約)すること自体は可能なのですが、保護者が同キャリアを使っていないとキッズ携帯の「GPS居場所検索サービス」が使えなかったり、「家族間無料通話」ができなかったりというデメリットがあります↓
【キッズ携帯の単独契約可否とデメリット】
サービス内容 | ドコモ | au | Softbank |
キッズ携帯の単独契約 | 〇(可能) | ||
GPS居場所確認サービス /単独契約時の利用可否 | 『イマドコサーチ』 × (単独での利用不可) | 『安心ナビ』 × (単独での利用不可) | 『位置ナビ』 × (単独での利用不可) ※保護者がワイモバイルなら利用可能 |
家族間無料通話 | △ (22円/30秒の通常の通話料金) ※「+メッセージ」での通話時は通話料金はかからない |
例外として、保護者がワイモバイルの場合には、同じソフトバンクグループという事で子供がソフトバンクでキッズフォン3を単独契約していてもGPS居場所検索サービス「位置ナビ」を使う事が例外的にできます。
保護者が大手3キャリア以外(格安SIM等)で契約している場合は?⇒キッズスマホで見守りを!
また気になるのが、保護者が大手3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)のどれも使っていない場合です。特に最近だと「楽天モバイル」や「格安SIM (MVNO)」や「サブブランド(UQモバイル)」、キャリア発の新ブランド「ahamo」「povo」「LINEMO」など安く魅力的な通信会社が多く登場しており、通信費節約やポイ活目的などで使っているという保護者の方も多いと思います。
結論としては保護者が大手3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル)以外の通信会社を使っている場合、子供のキッズ携帯をキャリアで単独契約しても居場所検索ができない連絡用端末になってしまうので全くお勧めできません。
消去法になりますが、後述するキッズスマホで見守りするしか選択肢はありません。
キッズ携帯寄りの防犯ブザー付きキッズスマホ「はみっくポケットL」
こちらはAndroid搭載のキッズスマホではありますが、月額1,100円で防犯ブザー搭載&GPSによる居場所検索や家族間無料通話、専用の「Hamicアプリ」で保護者とのメッセージのやり取りも可能なので小学校低学年には特にお勧めの1台です↓
この「Hamic POCKET L」の性能や料金面について以下のページで詳しく解説しているので参考にしてみて下さい↓
親がドコモ⇒ドコモのキッズ携帯『キッズケータイ KY-41C』を!
ドコモでは2023年2月24日に最新のキッズ携帯機種『キッズケータイ KY-41C』を発売しています。(ドコモの本体定価は22,000円)
そんな『ドコモのキッズケータイKY-41C』は前モデルと比較して以下の機能や特長があります↓
アウトカメラ&インカメラの両方を搭載
登録した相手とトークできる「+メッセージ」に対応(LINEが使えない代わり)
保護者のスマホからキッズケータイのマナーモードを遠隔解除可能に「遠隔操作」
帰宅時間帯を指定する事で子供の在宅を親のスマホに通知する「おうちだよ通知」
ドコモのGPS居場所確認サービス「イマドコサーチ」対応
保護者側からキッズケータイを遠隔操作等の様々な機能が使える『ココツナ』
実際にドコモのオフィシャルYouTubeチャンネルでもキッズケータイKY-41Cを動画で解説してくれているので、サイズや使用感など分かりやすいと思います↓
【NEW】「キッズケータイ KY-41C」を社員が解説!|docomoOfficialチャンネル
【キッズケータイKY-41Cのカタログスペック】
製品名: | キッズケータイ KY-41C |
メーカー: | 京セラ 京セラ製品ページ |
発売日: | 2023年2月24日 |
ディスプレイサイズ | 約3.4インチ FWVGA/TFT |
バッテリー容量 | 1500mAh(内蔵電池) |
カメラ性能 | ・アウトカメラ:約500万画素 ・インカメラ:約500万画素 |
防水/防塵 | IPX5/8 IP6X ⇒汚れても泡タイプのハンドソープで洗える |
通話 | VoLTE(HD+) |
SIM | eSIMのみ |
ドコモの『キッズケータイ KY-41C』の料金は毎月いくらかかる?本体代&料金プラン
「キッズケータイ KY-41C」を子供に持たせる際にかかる料金は、主に「キッズケータイの本体代」と「プラン料金」の2つです↓
「キッズケータイ KY-41C」本体代金: | 22,000円 | |
プラン料金:キッズケータイプラン(Xi) | 月額550円 | |
その他の発生費用 | イマドコサーチ(GPS居場所検索) | ・月額220円 ・居場所検索1回毎に5.5円 |
通話料金 | ・ドコモの家族間通話無料 ・家族以外への通話30秒あたり22円 | |
SMS送信料 | SMS(国内):1回あたり3.3円~(受信 無料) 国際SMS:1回あたり50円~(受信 無料) |
「キッズケータイ KY-41C」の本体価格が22,000円(一括/12回/24回/36回分割まで可能)といい値段となっており、毎月のランニングコストには「キッズケータイプラン(Xi)」で月額550円が掛かります。
その他に通話相手がドコモでない場合には、通話料が22円/30秒かかる点にはご注意を。
また2023年2月24日に「キッズケータイ KY-41C」の発売に合わせて料金プラン「キッズケータイプラン」に若干の変更があり、LINEのようなトークアプリ「+メッセージ」で写真・動画を送る際の料金・SMSの送受信無料が無料となっています。
参考:キッズケータイ向けの新たな料金プランを提供開始 -「+メッセージ」で写真・動画が送り放題、SMSの送受信無料- <2023年2月20日>
ドコモのキッズケータイは何歳まで使える?⇒12歳以下なら申込可能 / 継続利用は制限無し
具体的には「キッズケータイ KY-41C」の本体自体は何歳でも購入可能なのですが、キッズケータイ向けの専用プランである「キッズケータイプラン(Xi)」の申込条件に以下の制限があります↓
ご利用者が12歳以下の場合に限り、お申込みになれます(お申込みは12歳以下のお客さま1人につき1回線に限ります)。
なお、お申込み後にご利用者の年齢が12歳を超えた場合でも継続してご利用になれます。
特にキッズケータイ KY-41CはeSIMなので「他の通信会社のSIMカードに差し替えて使う」といった裏技も使えないので、事実上「12歳以下しか契約できない」という事になります。
ちなみに年齢制限は申込時の年齢なので、一度「キッズケータイプラン(Xi)」に契約してしまえば何歳まででも使う事は可能です。
親がau⇒auのキッズ携帯『マモリーノ6 (mamorino6)』を!
auでは2023年2月10日に最新のキッズ携帯機種『mamorino 6 (マモリーノ6)』を発売しています。(auの本体定価は22,000円)
そんな『マモリーノ6』は前モデルと比較して以下の機能や特長があります↓
本体価格は22,000円(税込) & 製造メーカーは安定のSHARP(シャープ)
マモリーノ6の料金プラン『ジュニアケータイプランME』で月額660円
端末の表と裏にカメラを搭載
「+メッセージ(プラメ)」で登録した相手とだけトークができる(LINEが使えない代わりに)
防犯ブザーはGPSとカメラ連動で万が一の場合に情報を残す
『学校モード』で学校内ではマナーモードに切り替え可能
子供の現在地を保護者の端末から確認できる『居場所通知』
子供の居場所を5分ごとに記録して通知できる『連続居場所通知』
家に到着した事を検知して保護者に通知する『おうちだよ通知』
防犯ブザー起動時にセコムに通報&現場に急行してもらう『ココセコム対応』可能
『出かけるよアラーム』:習い事や塾などの時間の前にお知らせしてくれる
『出ないときガイド』:移動中など子供が電話に出ない時に保護者へ自動でSMS返信
マモリーノ6の使い方や各種機能の設定方法などは、au公式のYouTubeチャンネルで解説されているので、検討中の方も購入後に設定方法を調べている人も参考になると思います↓
YouTube | 【mamorino6】つかいかた auのキッズ向けケータイ 2023年2月発売機種マモリーノ6
【マモリーノ6のカタログスペック】
製品名: | mamorino 6(マモリーノ 6) |
メーカー: | SHARP (シャープ) SHARP製品ページ |
発売日: | 2023年2月10日 |
カラーバリエーション: | ピーチ/ ミント/ ソーダ (上画像の左から順に) |
ディスプレイサイズ | 約3.4インチ(TFT液晶) 解像度960×540(Quarter HD) |
本体サイズ: | 約W55 × H105 × D14.1mm |
本体重量: | 役101g |
バッテリー容量: | 1,540 mAh(内蔵電池/TypeC共通ACアダプタ) |
カメラ性能: | ・メインカメラ:約500万画素 ・サブカメラ:約200万画素 |
防犯ブザー: | 〇 |
GPS: | 〇 |
緊急速報メール: | 〇 |
緊急通報位置通知: | 〇 |
+メッセージ: | 〇 |
SMS (Cメール): | 〇 |
簡易留守録: | 〇 |
防水: | IPX5/IPX8 ハンドソープで水洗い可能 |
防塵: | IP6X |
SIMカードタイプ: | nanoSIM / eSIMのどちらか |
SIMロック: | SIMロックなし |
通信/通話: | 4G LTE /au VoLTE〇 |
auの「マモリーノ6」の料金は月額何円かかる?本体代&料金プラン
次に2022年2月に発売されたauの最新キッズ携帯『マモリーノ6(mamorino 6)』を子供に持たせる際にかかる料金は、主に「キッズ携帯の本体代」と「プラン料金」の2つです↓
【auのマモリーノ6契約時にかかる料金の内訳 (本体代・プラン料金・他)】
マモリーノ6本体価格 | 一括:22,000円 36回分割時:月額611円(初月だけ615円) | |
基本プラン料金 「ジュニアケータイプランME」 (mamorino6からの専用プラン) | 月額847円 | |
「+メッセージ」利用料 | 無料 | |
au PAY カードお支払い割 (auPayカードで支払時の毎月の割引) | -187 円/月 | |
通話料金 | auの家族間 | 無料 |
それ以外との通話 | 22円/30秒 | |
ショートメッセージ(SMS)送信料 | auの家族宛:無料 それ以外宛:3.3円/1通 受信:無料 | |
「安心ナビ」利用料金 (GPS居場所検索機能) | auスマートパス/auスマートパスプレミアム会員は無料 それ以外の場合は月額330円 | |
合計月額料金 | 月額1、271円 (安心ナビ込だと月額1、601円) |
マモリーノ6の本体価格は定価で税込22,000円なので、36回分割で毎月の携帯代に乗せた場合には月額611円分が加算されます。(本体価格が結構掛かりますね…)
またマモリーノ6からのマモリーノシリーズ専用の料金プラン「ジュニアケータイプランME」が登場しており、+メッセージの送受信が無料で使えるなどのメリットがありますが、プラン料金は月額847円と前プランよりも値上がりしています。(「au PAYカードお支払い割」で月額-187円の割引あり)
参考:ジュニアケータイプランME (au公式サイト)
ちなみにこのマモリーノ6専用の「ジュニアケータイプランME」には加入条件があり、「申込時点で小学生以下の方が推奨機種(現在はマモリーノ6)をご利用」となっているので小学生までしか加入できません。(マモリーノ6の購入のみなら何歳でも可能)
またauのGPS居場所検索サービス「安心ナビ」はauスマートパス/auスマートパスプレミアム会員であれば無料になるので、基本プラン料金と本体価格で月額1,271円になります。(未加入の場合は安心ナビの+330円/月が追加でかかる)
親がソフトバンク⇒ソフトバンクのキッズ携帯『キッズフォン3』を!
ソフトバンクでは2023年1月27日に最新のキッズ携帯機種『キッズフォン3』を発売しています。(ソフトバンクの本体定価は20,880円)
ソフトバンクの『キッズフォン3』の価格や発売情報、本体機能をまとめると以下です↓
2023年1月27日発売のモデル (予約は1月20日~)
ホームボタンがなくなりディスプレイ部分が3.5インチまで大きく見やすい(タッチパネル対応)
前後カメラを搭載(写真撮影&動画撮影は手振れ補正付)
バッテリー容量も1700mAhにアップし1週間程は持つ
カラーバリエーションは「ホワイト」「ミント」「ブルー」の3色
「すみっコぐらし」&「ドラえもん」モデルも2023年3月上旬発売(数量限定&本体価格27,360円)
「+メッセージ(プラメ)」で登録した相手とだけトークができる(LINEが使えない代わりに)
登録番号(保護者)との電話やメール連絡(MMS)
ストラップを引っ張ると鳴る「防犯ブザー」(起動時に自動撮影&通知機能付き)
LINE等の外部からのアプリ追加はできない/ネット検索もできない(スマホではない)
保護者との連絡面では、ドコモauソフトバンクで共同開発した「+メッセージ」がキッズフォン3から利用可能となっており、事前にキッズフォン3に登録した相手(主に保護者)とだけメッセージの送受信が可能となりました。
【キッズフォン3の性能・スペック】
機種名 | 『キッズフォン3』 | |
発売日 | 2023年1月27日発売 | |
メーカー | ZTE ZTE製品ページ | |
GPS位置情報確認 | 〇(有料 位置ナビが月額220円) | |
防犯ブザー | 〇(撮影機能付き防犯ブザー) | |
電話 | 〇(連絡先ブロックが可) | |
メール | 〇 | |
画面サイズ (対角距離) | 3.5インチ | |
重さ | 約115g | |
カメラ | メイン:800万画素 メイン:500万画素 | |
タッチパネル | 〇 | |
タッチでメール | 〇 | |
防水/防塵 | 〇IPX5、IPX7/IP5X | |
バッテリー | 1700mAh | |
利用時間制限 | 〇 | |
速度検知 | 〇 | |
SIM | eSIM |
ソフトバンクの「キッズフォン3」の料金は毎月いくらかかる?本体代&料金プラン
「キッズフォン3」を子供に持たせる際にかかる料金は、主に「キッズフォン3の本体代」と「プラン料金」の2つです↓
【キッズスマホ3利用時の料金の内訳詳細】
キッズフォン3本体価格 | 870円/月×24カ月 (本体定価:20,880円) |
料金プラン「基本プラン(みまもりケータイ/キッズフォン)」) ※キッズフォン1~3&みまもりケータイ4専用プラン | 539 円/月 |
ソフトバンクの居場所確認サービス『位置ナビ』 | 220円/月 |
通話料 | ・1回5分以内の発信は無料 ・&5分超過分は22円/30秒 ・ソフトバンクの家族との通話は無料 |
MMS通信料: | ・送信&受信:無料 |
SMS通信料: | ・送信:3.3円/通 ・受信:無料 |
(合計月額) | 1~24カ月目:月額1,629円 25か月目~:月額759円 +通話料+SMS送信料 |
キッズフォン3の本体価格が2万円強と意外とかかりますね。24回分割で本体購入&プラン料金と併せると月額1,409円となります。
ここに、キッズフォン3で子供の居場所検索に必要な『位置ナビ』というSoftbankのGPS居場所検索サービスの利用料が月額220円かかるので、そちらも合わせると月額料金は合計月1,629円が掛かります。
それ以外に通話料金が発信時には30秒当たり22円の通話料金がかかります。
保護者がソフトバンクだったり、受信時は通話料は無料ですが、特に保護者がソフトバンク以外の場合で「キッズフォン3」側から発信する際には、5分を超えた時間は割高な通話料が掛かるので要注意です。
参考: 基本プラン(みまもりケータイ/キッズフォン) | Softbank公式 キッズフォン3に関する重要事項説明書(PDF)
「キッズスマホ=一般スマホ+フィルタリング」キッズ携帯の所有率を上回る
フィルタリングによる機能制限を保護者側でカスタムすることで、「LINE専用スマホ」にでも「大人と同じ普通のスマホ」にでもすることができ、自由度が高いのが最大の魅力です。
最近では小学生でもキッズ携帯よりキッズスマホの方が人気があり、事実2021年の統計調査の結果によれば、小学校低学年の「キッズ携帯の所有率」と「スマホ所有率」が逆転したことでも話題になりました↓
年々スマホの低年齢化が進んでいるので、低学年にスマホを持たせるのも当たり前になりつつあるのが統計結果からもよく分かります。
キッズスマホの選び方:防犯・制限・料金の3大指標
- 【防犯・見守り機能】:居場所の履歴機能(行動履歴)は充分か
- 【子供のスマホ依存症防止】:ウェブ&アプリフィルタリングなどで充分に制限可能か
- 【料金の安さ】:端末代+月額プラン料金+オプション料
キッズスマホの選び方はザックリと「機能制限の強さ」「見守り機能」「料金の安さ」の3点が重要になります。
特に学年が低い程、キッズスマホとして機能を多く制限する必要がありますし、居場所を確認する見守り機能を使う頻度も多くなってくるので重要性が増します。
その他にも「端末の耐久性」や「子ども用のデザインか」なども次いで評価基準に挙がってくると思います。順番に解説していきます↓
選ぶ基準➀:キッズスマホをウェブ&アプリフィルタリングで充分に制限可能か
キッズスマホを持たせる際に注意が必要なのが、「子供のスマホ依存症対策」と「有害情報からのフィルタリング」です。学生(小中高校生)のスマホ利用時間は右肩上がり⇒キッズスマホでスマホ依存症の対策は必須
現在では年齢を問わず「スマホ依存症」が社会問題になっていますが、学生でもスマホ依存症が深刻に進んでいます。実際に直近3年間でも小中高校生のスマホ利用時間(1日平均)は右肩上がりです↓更に小学校低学年の子供にキッズスマホを持たせることを考えると、まだまだ自制心の弱い子供が制限なく使えてしまったら飽きるまでずっと使い続けることは想像に難くないですよね。
なのでキッズスマホに「本体の利用時間を制限できる」「アプリ毎の利用可否や利用時間を制限できる”アプリフィルタリング”」などの制限機能は必須となっています。
通信会社だけじゃなく保護者側にも導入の義務があるんです↓
18歳未満の未成年のスマホにフィルタリングを導入することは”法律上の義務”
またウェブ検索等で子供に有害な情報(アダルトや暴力表現等)を表示させない「ウェブフィルタリング」も必須機能となっており、これらのフィルタリングは18歳未満の未成年のスマホへ導入することが「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」によって義務付けられています。(関係事業者の責務) 第五条 青少年のインターネットの利用に関係する事業を行う者は、その事業の特性に応じ、青少年がインターネットを利用して青少年有害情報の閲覧をする機会をできるだけ少なくするための措置を講ずるとともに、青少年のインターネットを適切に活用する能力の習得に資するための措置を講ずるよう努めるものとする。
(保護者の責務) 第六条 保護者は、インターネットにおいて青少年有害情報が多く流通していることを認識し、自らの教育方針及び青少年の発達段階に応じ、その保護する青少年について、インターネットの利用の状況を適切に把握するとともに、青少年有害情報フィルタリングソフトウェアの利用その他の方法によりインターネットの利用を適切に管理し、及びその青少年のインターネットを適切に活用する能力の習得の促進に努めるものとする。
そんな理由から、特にキッズスマホを選ぶ基準として以下の機能の有無が重要になってきます↓
- キッズスマホ本体の利用時間でのロック機能
- アプリフィルタリング:アプリストアでのインストールの制限 / アプリ毎の利用時間の制限など
- ウェブフィルタリング(義務):ウェブ検索で子供に有害な情報を表示させない(学年に応じての自動設定/ホワイトリスト機能などがある)
そして現在定番のフィルタリングとしては、ドコモauソフトバンクで無料提供している「あんしんフィルター」や、高性能な有料フィルタリング「i-フィルター」などがあります↓
あんしんフィルター(ドコモ、au、ソフトバンクで無料提供)
i-フィルター(有料の高性能フィルタリング)
スクリーンタイム(iPhoneに標準搭載されている)
Googleファミリーリンク(Googleが無料提供しているペアレンタルコントロール)
Androidの場合はGoogle謹製の「Googleファミリーリンク」で同様にGoogleアカウントを子供のものと紐づけてペアレンタルコントロールが可能なので、上記のフィルタリングと併用して設定するのが良いです。
選ぶ基準➁:料金面の安さ(スマホの本体価格や月額プラン料金):月額料金の目安は3,000円未満
そしてキッズスマホを選ぶ際に2つ目の重要な指標がズバリ「料金」です。特に最近では学生に人気のiPhoneも定価10万円超が当たり前になってきたりと値上がりしているイメージがある反面、子供のスマホ料金は年々安くなってきています。
2022年に実施された統計調査の結果によると小学生・中学生のスマホ利用料金は「月3,000円未満」の割合がここ数年で増加しており、小中学生のスマホ料金が以前よりも安くなっている事が分かります。
なので小学生の見守りスマホ・キッズスマホの料金としては「月額3,000円未満がボーダーライン」でそれよりも安いことが望まれます。
今は子供のスマホ代は数年前より確実に安くなっており追い風と言えます。
選ぶ基準➂:見守り機能・居場所の履歴機能(行動履歴)や連絡機能は充分か
キッズスマホを選ぶ3つ目の基準が「見守り機能」と「保護者との連絡方法」です。というのもキッズスマホを子供に持たせる本来の目的が「保護者との連絡」と「防犯・見守り機能」の2点を確保するためですからね。
本当は一番優先したい基準ではありますが、3番目の基準としたのは大体のキッズスマホ・見守りスマホで「見守り機能」と「保護者との連絡方法」は簡単に解決できるからです。
キッズ携帯と違ってキッズスマホの中身はAndroidやiOSを搭載した"一般向けのスマホ"なので、アプリ追加や標準機能を使って簡単に「保護者との連絡や無料通話」「居場所確認での見守り」が追加可能です↓
「LINE」や「+メッセージ」などのメッセージアプリをアプリストアからインストールすれば、親子でのメッセージでのやり取りや家族間無料通話が可能
無料提供されている「Googleファミリーリンク(親子でGogoleアカウントを作れば可能)」や「スクリーンタイム(親子でAppleアカウントを作れば可)」で居場所検索による見守りも可能
そしてキッズスマホの「防犯・見守り」に関しては以下の機能が欲しいところです↓
居場所確認:マップ上での現在位置の表示
ジオフェンス(指定エリア内への出入りを検出して通知)
乗り物通知(電車などに乗ると通知)
移動履歴の確認(移動した履歴・動線をマップ上で後から確認)
防犯ブザー(キッズスマホはアプリでしか導入できないが、一部「Hamic POCKET」のような防犯ブザーストラップ付のキッズスマホも存在)
自撮り防止カメラ(TONE e22 などに搭載されており、自撮り被害対策に露出度の高い写真の撮影を自動検出&ブロックする機能)
また、キッズスマホにはキッズ携帯のような物理的な防犯ブザー(ストラップ)は基本的にはありませんが、一部「Hamic POCKET」などの機種はキッズスマホでも防犯ブザーのストラップが付いているものもあります。
また直近で増加している「自撮り被害」を防止するカメラを搭載したキッズスマホ(トーンモバイルの「TONE e22」)など、独自の防犯機能を搭載したキッズスマホもあります。
大手3キャリアならキッズスマホでも居場所検索サービス「イマドコサーチ」「安心ナビ」「位置ナビ」が使える
またドコモauソフトバンクであれば、キッズ携帯と同じくキッズスマホでもGPS居場所検索サービス「イマドコサーチ(ドコモ)」「安心ナビ(au)」「位置ナビ(Softbank)」が利用可能です。参考:
イマドコサーチ (ドコモ)
安心ナビ (au)
位置ナビ (ソフトバンク)
【キッズスマホの選択肢】現在子供にキッズスマホを持たせる4つのパターン
- フィルタリングアプリを入れた一般向けのスマホを持たせる
- 本格的な子供専用の機能制限付きのスマホを持たせる 「トーンモバイル」や「Hamic」
- 保護者の昔のiPhoneなどを「お下がりiPhone」としてリユースする
- タッチパネルやカメラ機能などスマホに寄せて進化しているキッズ携帯を持たせる(小学校低学年以下向け)
という事で、まずはキッズスマホの選択肢➀のドコモ、au、ソフトバンクで現在購入できるキッズスマホについてまとめてみました♪↓
キッズスマホの選択肢➀:ドコモauソフトバンクでお勧めのキッズスマホ機種5選【iPhone&Android】
キッズスマホにお勧めのスマホ機種➀:iPhoneSE(第三世代)
auでのiPhoneSE(第三世代)の本体定価は7万円台前半と、他のiPhone最新モデルに比べて半額近くまで安いので学生のスマホデビューには最もお勧めのiPhone機種です。
iPhone13シリーズと同じA15Bionicチップを搭載しているので、ミニサイズですがiPhone13以上と充分すぎます。
最新iPhoneの中でも特に安く購入できる(2022年3月発売モデル)
処理能力=CPU(チップ)はiPhone13シリーズと同じA15Bionic搭載
ホームボタンがあり小型で持ち歩きやすい
ドコモでの本体定価:73,370円(税込)
auでの本体定価:70,935円(税込)
Softbankでの本体定価:73,440円(税込)
・ドコモオンラインショップ
・auオンラインショップ
・ソフトバンクオンラインショップ
キッズスマホにお勧めのスマホ機種➁:iPhone14
スペックも最高レベルなのは勿論ですが、最新モデルなので長く何年も使うことができる=機種変更を遅らせられる点もメリットです。
2023年3月は新色のイエローも追加されており、無印のiPhone14の他に画面が大きい「iPhone14 Plus」というバリエーションもあるので、動画やゲームでの視力低下の面にも配慮できます。
2023年9月発売の最新iPhoneモデル
画面が大きいiPhone14 Plusやカメラ機能が優れる「iPhone14 Pro」もある
ドコモでの本体定価:138,930円(税込)
auでの本体定価:140,640円(税込)
Softbankでの本体定価:140,400円(税込)
・ドコモオンラインショップ
・auオンラインショップ
・ソフトバンクオンラインショップ
キッズスマホにお勧めのスマホ機種➂:certified(リユース)認定中古iPhoneシリーズ
更にiPhoneSE(第三世代)よりも低価格でiPhoneを持たせたいならドコモ、au、ソフトバンクではそれぞれ『certified』と呼ばれるリユースiPhoneも格安価格で販売されており人気が増してきています。(ドコモ,au,Softbankの"認定中古iPhone")特に2022年の円安でApple製品は軒並み10~20%値上げしたことで現在はリユースiPhoneのニーズが高まっており、ドコモauソフトバンクとも認定中古iPhoneを販売しており人気があります。
例えばSoftbankの認定中古iPhone「Softbank certified」なら、以下のように比較的前に発売された機種ですがかなり安い本体価格で購入できるのでが分かります↓
参考:認定中古iPhoneのキャリア公式ページ↓
・ドコモの認定中古iPhoneの在庫を確認する
・auの認定中古iPhoneの在庫を確認する
・Softbankの認定中古iPhoneの在庫を確認する
キッズスマホにお勧めのスマホ機種➃:Xperia 10 IV
Xperia(エクスペリア)シリーズと言えば日本を代表するSony製の国産スマホで根強い人気がありますが、Xperiaシリーズの中でも「Xperia 10 IV」はミドルスペックでお手頃な価格設定なのでスマホデビューにピッタリです。
高耐久&バッテリー容量も多いので充電し忘れや落下にも強いのでお勧めな1台です。
国産Sony製のXperiaシリーズのAndroid機種
バッテリーが長持ち&耐久性も高い
ミドルスペックでお手頃な価格:
・ドコモでの本体定価:64,152円(税込)
・auでの本体定価:49,480円(税込)
・Softbankでの本体定価:74,880円(税込)
2022年7月8日 発売モデル
・ドコモオンラインショップ
・auオンラインショップ
・ソフトバンクオンラインショップ
キッズスマホにお勧めのスマホ機種➄:Galaxy(ギャラクシー) A23 5G
3万円台でスマホデビューを想定した機能「かんたんモード」が搭載されている『Galaxy A23 5G』はAndroid機種で学生向けにはお勧めの1台です。(ドコモ,auで販売中)
スマホデビューを想定した「かんたんモード」が搭載
本体定価:
・ドコモでの本体定価:33,440 円 (税込)
・auでの本体定価:36,960 円 (税込)
2022年10月27日発売モデル
・ドコモオンラインショップ
・auオンラインショップ
キッズスマホにお勧めのスマホ機種➅:GooglePixel 7
“Googleのスマホ”で有名な「GooglePixel」は人気シリーズですが、2022年10月に7が発売となっています。
8万円台という本体価格からも「Google Pixel 7」はAndroidの中でもハイスペックな機種という位置付けで、高性能なカメラや長時間駆動バッテリーなどを搭載した上位のAndroid機種です。
”Googleのスマホ”で有名なGooglePixelシリーズの最新モデル
写真も動画も最高レベルにキレイに撮れる
本体定価:
・auでの本体定価: 87,310 円(税込)
・Softbankでの本体定価: 88,560 円(税込)
2022年10月13日発売モデル
・auオンラインショップ
・ソフトバンクオンラインショップ
ドコモでお勧めのキッズスマホとプラン料金&割引【料金シミュレーション】
特に学生に人気のあるiPhoneを安く持たせる場合には、15歳以下限定の格安料金プラン『はじめてスマホプラン』と、廉価版モデルの『iPhoneSE(第三世代/2022春発売)』の組み合わせが最安となります。(以下料金内訳↓)
【ドコモ:iPhoneSE3 + はじめてスマホプラン(月5GB) 契約時の料金内訳】
iPhoneSE(第三世代/64GB) (ドコモ定価:73,370円) | 2,038 円/月×36カ月 |
「あんしんフィルター for ドコモ」 | 0 |
U15はじめてスマホプラン(月容量5GB) | 1,815 円/月 |
dカードお支払割 | -187 円/月 |
U15はじめてスマホISP割 | -165 円/月 |
dポイント還元特典 (1年間毎月500dポイント還元) | -500 dポイント/月×12か月 |
通話オプション:5分以内の国内通話無料が付与 | 0 |
(月額料金) | 1~12か月目:月額3,001 円 13~36カ月目:月額3,501 円 37カ月目~:月額1,463 円 |
(3年間合計支出) | 120、038 円 |
参考:あんしんフィルター for docomo
ドコモ利用者向けのキッズスマホ・キッズ携帯などの詳細は以下ページでも詳しく解説しています↓
auでお勧めのキッズスマホとプラン料金&割引【料金シミュレーション】
【au:iPhoneSE3 + スマホスタートプランライト(月4GB) 契約時の料金内訳】
iPhoneSE(第三世代/64GB) (au定価:70,935円) | 1,970 円/月×36カ月 |
「auオンラインショップおトク割」 (11,000円の端末値引) | 11,000円分のauPay還元 |
「auスマホ応援割U22 (2023春学割)」 (10,120円の端末値引) | 10,120円分のauPay還元 |
「あんしんフィルター for au」 | 0 |
スマホスタートプランライト 5G/4G (月容量4GB / 22歳以下限定プラン) | 2,453 円/月 |
au PAY カードお支払い割 | -187 円/月 |
スマホスタート1年割 | -1,188 円/月×12か月 |
(月額料金) | 1~12か月目:月額3,048 円 13~36カ月目:月額4,236 円 37カ月目~:月額2,266 円 |
(3年間合計支出) | 117,135 円 |
参考:あんしんフィルター for au
au利用者向けのキッズスマホ・キッズ携帯などの詳細は以下ページでも詳しく解説しています↓
ソフトバンクの子供向けお勧め機種(キッズスマホ)とプラン料金
学生に人気のあるiPhoneを安く持たせる場合には、22歳以下限定の格安料金プラン『スマホデビュープラン+』と、廉価版モデルの『iPhoneSE(第三世代/2022春発売)』の組み合わせが最安となります。(以下料金内訳↓)
【SoftBank:iPhoneSE3 + スマホデビュープラン+(月4GB) 契約時の料金内訳】
iPhoneSE(第三世代/64GB) (Softbank定価:73,440円) | 2,040 円/月×36カ月 |
「あんしんフィルター for Softbank」 | 0 |
スマホデビュープラン+(ライト) (月容量4GB / 22歳以下限定プラン) | 2,266 円/月 |
「1年おトク割」 | -1,188 円/月×12か月 |
(月額料金) | 1~12か月目:月額3,118 円 13~36カ月目:月額4,306 円 37カ月目~:月額2,266 円 |
(3年間合計支出) | 140,760 円 |
参考:あんしんフィルター for ソフトバンク
ソフトバンク利用者向けのキッズスマホ・キッズ携帯などの詳細は以下ページでも詳しく解説していますよ↓
安さ重視ならやはり強い楽天モバイルの『Rakuten Hand 5G)』⇒実質1円まで安く
楽天がオリジナルで販売している「Rakuten Hand 5G」がキャンペーン値引きで1円で購入可能 「Rakuten最強プラン」で使わなくても使いすぎても安い 「あんしんコントロール by i-フィルター」や「Googleファミリーリンク」で見守りも制限もできる
制限・見守りはあんしんコントロール by i-フィルター+ファミリーリンクで
18歳未満の方に楽天モバイルをご利用いただく場合、あんしんコントロール by i-フィルターのご契約が必須となります。
「あんしんコントロール by i-フィルター」は自由度と精度の高いWebフィルタリングで以下の機能が利用できます↓
年齢にあったフィルタリングを簡単設定
カテゴリを選択するだけで細かな設定ができる
必要なサイトだけ「見せる」ことも可能(ホワイトリスト機能)
ブロックしたサイトや、閲覧サイトや検索単語の確認も可能
フィルタリングの強度変更
1日1回、利用状況をメールで受け取り
子供に不適切なアプリを自動的に選別してフィルタリングが可能
またRakuten Hand 5GはAndroid機種という事で、無料で使える「Googleファミリーリンク」も併用可能です。
「Rakuten Hand 5G」の料金:端末代1円+最強プランでキッズ携帯より安いキッズスマホ
楽天モバイルの料金プランは2023年6月1日に『Rakuten 最強プラン』にリニューアルされ、使ったギガに応じて料金が3段階に上がっていく「従量制プラン」になっています↓
特にギガ使用量「20GB~無制限」では月額3,278円で使う事ができ、ドコモの無制限プラン「5Gギガホ プレミア」が月額7,315円である事を考えるとどれだけ安いか分かるでしょう。
そこまでギガを使わないキッズスマホでは「~3GB:月額1078円」で使えるので、LINEMOの「ミニプラン」と同水準という事でかなり安いです。
また、楽天モバイルの通話アプリ「Rakuten Link」で家族間の通話も無料で使えるのもメリットです。
【Rakuten Hand 5Gの料金体系】
スマホ端末代: | 「Rakuten Hand 5G」:19,001円(税込)⇒キャンペーン値引で1円まで |
プラン料金: | 「Rakuten最強プラン」: ・~3GB:月額1,078円(税込) ・3~20GB:月額2,178円(税込) ・20GB~:月額3,278円(税込) |
他にかかる料金: | - ・Googleファミリーリンク(無料) |
(3年間の合計支出) | 50、689円/3年 |
また先述の通り『Rakuten Hand 5G』が安く、子供名義の回線として新規契約時であれば本体価格19,001円に各種割引で最安で実質1円(後から19,000円分の楽天ポイントが戻ってくる)まで安くなります。
料金面を重視するなら楽天モバイルで「Rakuten Hand 5G」をキッズスマホにするのは効果的で、月3GB未満で使い続ければキッズ携帯並みかそれより安く使えます。流石安さの楽天モバイルといったところです。
実際に「Rakuten Hand 5G」をレビューしていますが、価格が安い以外にもキッズスマホとして充分に使っていける事が分かると思います↓
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【補足】実は数年前までドコモとauでキッズスマホ(子供専用のスマホ)が販売されていた⇒現在は販売終了
販売キャリア | 子供向けスマホ機種 | 販売状況 |
スマートフォンfor ジュニア2(SH-03F) メーカー:SHARP (製品ページ) | 現在の販売状況:販売終了 発売日:2014年2月 販売終了日:2018年2月 | |
miraie f(ミライエフォルテ) メーカー:京セラ (製品ページ) | 現在の販売状況:販売終了 発売日:2017年1月 販売終了日:2020年2月 | |
現在は両方とも販売を終了しており、現在は大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)では、「子供向けの制限機能が最初から搭載されているスマホ」という意味でのキッズスマホは販売されていません。
先述の通り、現在は一般向けのスマホに「あんしんフィルター」などの機能制限アプリを入れたものを子供向けのスマホ=「キッズスマホ」として販売している事が殆どです。
キッズスマホの選択肢➁:大手キャリア以外で子供専用スマホ(キッズスマホ)を販売しているところは存在する「トーンモバイル」や「Hamic」
子供向けスマホのパイオニア『トーンモバイル』
最近では小中学生でもスマホが当たり前の時代になっていますが、それと並行して子供の間で問題になっているのが「スマホ依存症」でしょう。(2022年時点で子供の1日のスマホ利用時間平均が過去最高を記録)そんな時代だからこそ保護側での子供のスマホの管理・制限が重要度が増しており、子供向けのスマホ・キッズスマホとして定評のある『トーンモバイル (ドコモ回線の格安SIM)』を検討する家庭も多いです。
- 専用開発されたキッズスマホ「TONE e22」+子供向け管理制限機能の真骨頂「トーンファミリー」が優秀
- ずっと変わらない低価格:月額プラン料金1,100円に必要な分だけギガを買う形式で無駄がない
- 通信速度が遅いが故に、子供のスマホ依存症を防止できる
防犯ブザー付きのキッズスマホ『Hamic MIELS (はみっくミエルス)』
もう1つのキッズスマホがHamic(はみっく)ブランドが販売しているキッズスマホ『Hamic MIELS(はみっくミエルス)』です。キッズスマホの選択肢➂:保護者のiPhoneをお下がりで「見守りスマホ」として安くリユースするのも流行っている
フィルタリングや制限機能などが豊富なので特に小中学生の場合には◎です。
【まとめ】キッズスマホで安全性を重視するなら最もお勧めは「トーンモバイル」
主に小学生が使うキッズスマホという事で、「防犯・見守り機能」と「ペアレンタルコントロール・フィルタリング・機能制限」の安全面を重視したトーンモバイルが最もお勧めできます↓(料金面も安い部類)
子供がスマホでゲームや動画を許可するなら無制限プランも安い楽天モバイル
この辺は家庭の方針になりますが、「スマホでゲームでも動画でもある程度好きに遊んで問題ないよ」というケースなら、ギガ無制限プランが安く使える楽天モバイルがお勧めです。「ゲームや動画は絶対使わせたくない」なら防犯と連絡専用のキッズ携帯か「Hamic POCKET」がお勧め
反対に「小学生の子供に端末を持たせたいけど、ゲームや動画は一切使わせたくない」という場合は、防犯・見守りと連絡専用のキッズ携帯の方が良いでしょう。ちなみに先述の通りキッズ携帯は保護者も同キャリアを契約していないと居場所検索が使えないので、保護者がキャリアを契約していない場合にはキャリア以外の通信会社でキッズ携帯のように使える「Hamic PCOKET」がお勧めです。
特に小学生に持たせるキッズスマホ・キッズ携帯の選び方は、使わせたい機能や方針が家庭によって大きく異なるので選択肢は幅広いです。
子供にキッズスマホを持たせるメリット&デメリット
メリット➀:いつでも子供の安全を確認&連絡できる
小学校に入学すると、放課後や習い事など学区外に遊びに行く機会も増えるのでいつでも連絡が取れるとは限りません。親の目の届かない時間が増えるのは心配ですよね。また、毎回連絡を取らなくてもスマホに内蔵されているGPS機能が利用できるので、万が一の場合でも子供の居場所を把握することが可能です。
メリット➁:メッセージアプリやアプリ追加、ウェブ検索などキッズ携帯より多機能
特にキッズスマホはキッズ携帯と比べても多機能で、一般スマホと同じようにアプリストアからのアプリのインストールや、知りたい情報のウェブ検索が可能です。(それらをフィルタリングや機能制限する形)キッズ携帯と比較してキッズスマホはシンプルにできる事が多いのが最大のメリットです。
毎日知らない言葉や気になることに出会う年齢なので、その度に手元で調べて覚えることができますし、行動範囲も広くなるのでマップの経路検索や乗り換え案内は持たせておきたいところ。
最近では子供向けの知育、学習アプリやサービスも豊富なので、使い方はアイデア・サービスの数だけ増やすことができます。
メリット➂:スマホの操作やネットリテラシーが学べる
3つ目のキッズスマホのメリットは個人的には一番重要だと感じていますが、子供が早い段階でスマホを使う事で「ネットリテラシー」「スマホリテラシー」が身に付くという点です。小学校ではプログラミング教育が2020年から必修となっている現在、そのネイティブ世代にはスマホくらい当たり前に使いこなして欲しいというのが個人的な意見です。
私たち保護者世代もスマホの使い方なんて勉強せずとも使いこなすことができます。デジタルネイティブ世代はタッチパネルでの注文に何のハードルも感じませんし、その先の世代ですからね。
もちろんまだまだ自制心の弱い小学生なので、保護者側でコントロールしてあげることは前提になりますが。
デメリット➀:保護者が利用制限を設定しないと簡単にスマホ依存症に
特にキッズ携帯と比較するとキッズスマホは多機能です。子供側視点で見ると、「キッズ携帯」は保護者とのメッセージのやり取りや通話しかできないのに対して、キッズスマホは「アプリ」「ゲーム」「インターネット検索」「動画視聴」など興味が尽きる事のないほどの無限のコンテンツに触れ続けるでしょう。
実際に、小中高校生のスマホの1日平均の利用時間は直近数年で右肩上がりになっており、小学生高学年でも1日平均3時間33分にもなっています。
長時間のスマホ利用での”スマホ依存症”の影響(成績や視力、睡眠の質への悪影響)のほかに、スマホリテラシーが低いことで起こるトラブル(高額課金やSNSトラブル、個人情報流出)なども報告・懸念されています↓
- 長時間のスマホ使いすぎで「スマホ依存症」のリスク
- スマホに時間を取られて勉強時間が減少⇒成績が下がる
- 視力が低下する
- 睡眠の質が下がる
- ゲームやアプリで子供が勝手に課金してしまう
- 主にSNS経由でトラブルや詐欺に巻き込まれる可能性も(自撮り被害等)
- 個人情報が流出する危険性(デジタルタトゥー)
- SNS・LINEでの友人関係への影響(いじめる/いじめられる)
また「キッズスマホの機能制限の設定項目が多岐に渡る」「フィルタリングサービスによっても設定方法が違う」など、キッズスマホの機能を制限する保護者側の手間もあります。
キッズスマホ利用時には親子ルール作りは重要
という事で小学生に制限なしでキッズスマホを持たせてしまえば、上記のようなトラブルや成績・身体的な悪影響が出ることは想像に難くないでしょう。先述の通り、現在は18歳未満の青少年にスマホを持たせる際にはフィルタリングを導入することが「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」で義務付けられています。
しかし、実際には導入されたフィルタリングアプリは子供側で外すことができる場合が多く、事実フィルタリングを導入しても2年以内に80%がフィルタリングを解除してしまっているという統計調査結果も出ています↓
「小中学生のスマホの各家庭のルール決め」については別ページで詳しく取り上げているので、是非キッズスマホを検討中の家庭は参考にしてみて下さい↓
デメリット➁ キッズ携帯に比べて端末代や料金が高い傾向
またページ前半でも比較しましたが、キッズ携帯に比べるとキッズスマホの方が端末が高性能な分かかる費用が高い傾向にあります。実際に先述した通信会社の中でキッズ携帯とキッズスマホの端末代と月額プラン料金やオプション料金、「3年間で支払う合計金額」を以下に並べて表にしてみました↓
【キッズ携帯の料金一覧】
■ドコモの「キッズケータイ KY-41C」 | ||
端末代 | キッズケータイ KY-41C | 22,000円 |
プラン料金 | キッズケータイプラン3 | 550円/月 |
その他 | イマドコサーチ | 220円/月 |
3年間の総支出: | 49,720 円/3年間 | |
■auの「マモリーノ6」 | ||
端末代 | マモリーノ6 | 22,000円 |
プラン料金 | ジュニアケータイプランME | 660円/月 |
その他 | 安心ナビ | 330円/月 |
3年間の総支出: | 57,640 円/3年間 | |
■Softbankの「キッズフォン3」 | ||
端末代 | キッズフォン3 | 20,880円 |
プラン料金 | 基本プラン | 550円/月 |
その他 | 位置ナビ | 220円/月 |
3年間の総支出: | 48,204 円/3年間 | |
■Hamee「Hamic POCKET L」 | ||
端末代 | Hamic POCKET L | 12,100円 |
プラン料金 | ベーシックプラン | 1,100円/月 |
その他 | - | |
3年間の総支出: | 51,700 円/3年間 |
【キッズスマホの料金一覧】
■トーンモバイルの「TONE e22」 | ||
端末代 | TONE e22 | 21,780円 |
プラン料金 | 基本プラン | 1,100円/月 |
その他 | TONEファミリーオプション | 308円/月 |
3年間の総支出: | 72、468 円/3年間 | |
■Hameeの「Hamic MIELS」 | ||
端末代 | Hamic MIELS | 29,700円 |
プラン料金 | ベーシックプラン | 1,100円/月 |
その他 | - | |
3年間の総支出: | 69,300 円/3年間 | |
■楽天モバイルの「Rakuten Hand 5G」 | ||
端末代 | Rakuten Hand 5G | 19001円⇒1円 |
プラン料金 | Rakuten最強プラン | 1078円/月(~3GB利用時) |
その他 | 安心コントロール by i-フィルター | 330円/月 |
3年間の総支出: | 50,689 円/3年間 |
なのでキッズ携帯とキッズスマホでは3年間単位の支出で見ると1~2万円ほど高い傾向にあります。
とは言えキッズ携帯の場合、学年が上がるといずれスマホに機種変更する時期が来るので、その時に機種代を払う事になるのですが。