日本中にiPhoneユーザーは多数いると思いますが、「円安の影響による7月からのApple製品の値上げ」などもあって直近のiPhoneの端末価格がかなり高いですよね。
数年前にiPhoneが10万円を超える事で話題になっていましたが、現在のApple定価(4キャリア定価もほぼ同じ)は以下の通り↓
【AppleのiPhoneモデルの価格表】
モデル | 64GB | 128GB | 256GB | 512GB | 1TB |
iPhone15 | - | 124,800 | 139,800 | 169,800 | - |
iPhone15 Plus | - | 139,800 | 154,800 | 184,800 | - |
iPhone15 Pro | - | 159,800 | 174,800 | 204,800 | 234,800 |
iPhone15 ProMAX | - | - | 189,800 | 219,800 | 249,800 |
iPhone14 | - | 112,800 | 127,800 | 157,800 | - |
iPhone14 Plus | - | 124,800 | 139,800 | 169,800 | - |
iPhone13 | - | 95,800 | 110,800 | 140,800 | - |
iPhoneSE3 | 62,800 | 69,800 | 84,800 | - | - |
10万円どころか20万円超のiPhoneも当たり前に並んでおり、「スマホの機種変更にこんなに払うのバカらしい」と感じてしまいます。
大手4キャリアも高すぎる事から「端末返却プログラム」などで月当たり表記でごまかしてはいますが、いずれにしても固定資産級のiPhoneを買うのに違和感を感じ始めた人も多い事でしょう。
そんな私の今回のチャレンジは「中古で安くiPhoneを使う事」です。それもとびきり古い「iPhone 6」 (2014年9月発売モデル)の可能性を探っていきます。
楽天モバイル公式ショップ
ahamo(公式ショップ) (ドコモの人に人気)
povo(公式アプリ) (auの人に人気)
LINEMO公式ショップ (SoftBankの人に人気)
Softbank版のiPhone 6 はSIMロックを解除すれば使える
iPhone6など昔のiPhoneは「端末返却プログラム」なども無いので「大掃除で引き出しの奥に機種変更前の昔のiPhoneが眠っていた」なんて事もあると思います。
「iPhone6s以上のモデル」であればキャリア版ならSIMロックを解除すれば使える通信会社は多いですが、問題はSIMロック解除が不可なiPhone6/6Plusやそれ以前のiPhoneモデルです。
現在のiPhone6シリーズやiPhone5sシリーズはAppleのサポートが終了していても、モデルによってはSIMロック状態でネットに繋いで使う事は可能です↓
iPhone6 /iPhone6 plus |
SIMフリー版 | ◎(SIMロック解除なしで可) |
ドコモ版 ※SIMロック解除不可 |
〇 mineo Dプラン などいくつかのMVNOで利用可能 | |
au版 ※SIMロック解除不可 |
〇 mineo Aプラン のみ | |
Softbank版 ※SIMロック解除不可 |
〇 mineo Sプラン のみ | |
iPhone5s /iPhone5c |
SIMフリー版 | ◎(SIMロック解除なしで可) |
ドコモ版 ※SIMロック解除不可 |
〇 mineo Dプラン などいくつかのMVNOで利用可能 | |
au版 ※SIMロック解除不可 |
×(2022.3で終了=現在は使えない) | |
Softbank版 ※SIMロック解除不可 |
〇 mineo Sプラン のみ |
もし現在手元にiPhone6やiPhone5sがあれば、上記の格安SIMのSIMカードを差せばそのまま使う事ができるので、iPhoneの端末代に数万円も払う必要が無いのでかなり財布に優しいです。
ちなみに2024年時点でのiPhone6の相場はキャリア版であれば、状態の良い中古iPhone6でも2,000~3,000円もあれば購入できる安さです。ヤフオクやメルカリなら数百円や1円という出品もありました。
参考:iPhone 6 中古最安値 | 新品・中古品の最安値プライスランク
もしこのiPhone6が使えるのであれば、最新iPhoneに100,000や200,000も払うのがバカバカしいですね。
iPhone6なんて本当に使えるの? 実際にSoftbank版iPhone6を買ってmineoのSIMカードを差して使ってみた
と言っても「2014年発売のiPhoneって本当に今でも使えるの?」という疑念はあると思うので、実際にSoftbank版のiPhone(SIMロック状態)を購入して本当に使えるか検証してみましたよ💡
一応mineo公式の動作確認端末一覧ページにも、SプランでSIMロック状態のSoftbank版iPhone6の動作実績がある事が確認できます↓
前述で解説した通り、現在Softbank版iPhone6が使える格安SIMは「mineoのSプラン」しかないとの事でしたので、選択肢はmineo(Sプラン=Softbank回線プラン)を申し込みました。
最悪使えなかった時のリスクもありますが、mineoには「お試し200MBコース(月額550円)」という格安プランがあるので、Sプラン(Softbank回線プラン)で申し込みました↓
ちなみにSIMカードのサイズ選択画面では「iPhone7以前用nanoSIM」を選択するところだけ忘れずに↓
数営業日後にmineoから封筒でSIMカードや初期マニュアルが届きました。
同封されてきた「mineoご利用ガイド」に沿って、mineoのSIMカードをiPhone6に差していきます↓ (SIMピンは同封されてなかったので安全ピンとか針で押し込めばSIMスロットが出てきます)
続いて「mineoご利用ガイド」に記載されているQRコードをiPhone6で読み取る事で、mineoのANPダウンロードページに飛ぶのでそのままANPをダウンロードします。(この時点ではソフトバンクの3G回線=サービス終了でネットには繋がらない)
あとはiPhone6の「設定」を開いてmineoのAPNをインストールすると、Softbankの4G回線がアンテナピクトに表示され、無事ネットに繋がるようになりました↓
※インストール後は一度「機内モード」にしてから戻すことで繋がりました。
一応mineoSプランの回線速度を測定してみたところ、問題ない通信速度で繋がっている事が分かりますね↓(通信速度はmineoのSプランの速度に準じる)
という事で、mineo公式記載通り「Softbank版iPhone 6 (SIMロック状態)」がmineoのSプランで使える事が検証できました💡
もしお手元にiPhone6やiPhone6 Plusがある場合は、mineo公式の「動作確認端末一覧」ページに記載があれば使えるので、再利用する事が出来るのでお試しあれ🎵