学生なんだから学割とかで安くならないの?
更に最近は「学割」はほとんど割引が無いので、学生でも一般の大人と同じ料金が掛かるんですよ。
今回は子供のiPhoneを月3000円くらいで使う方法を解説していきます。
トーンモバイルから月1,100円でスマホ依存症対策できる小中学生向け格安SIM登場↓
ドコモauソフトバンクの超高額iPhoneに騙されるな!
日本の学生は世界的にも異常なくらいにiPhoneユーザーが多い層です。
中高生の子供がいる保護者であれば「iPhoneが欲しい」とせがまれた事は一度や二度ではないはずです。
そして多くの保護者が子供のiPhoneをドコモauソフトバンクで購入・契約しています。ご存知の方も多いと思いますが、直球で「大手3キャリアはスマホ代が高い」です。
例えば大手3キャリアで最新のiPhone11(64GB)を購入した場合、子供の毎月のスマホ料金は学割が効いていても以下のようになります↓
契約キャリア | iPhoneXR購入時の月額スマホ料金 |
(1~6ヶ月目):7,498円/月 (7~12ヶ月目):8,598円/月 (13~24か月目):10,098円/月 (25か月目~):7,678円/月 |
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(1~6ヶ月目):6,500円/月 (7~24か月目):8,000円/月 (25か月目~):5,480円/月 |
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(1~6ヶ月目):7,750円/月 (7~12ヶ月目):8,730円/月 (13~24か月目):9,730円/月 (25か月目~):7,480円/月 |
※ドコモはiPhone11(64GB)を36回分割+スマホお返しプログラム+ギガホで計算
※auはiPhone11(64GB)を36回分割+アップグレードプログラムNX+auフラットプラン7プラスNで計算
※SoftBankはiPhone11(64GB)を48回分割+トクするサポート+ウルトラギガモンスター+で計算
もはや子供のスマホ代ってレベルではないですよね。
3社とも学割が効いていても、月額1万円弱のスマホ料金が掛かっているのが分かります。
なぜ子供でもこんなに高額なスマホ料金がかかるのでしょうか。
大手3キャリアでiPhoneを買うとなぜ高い?⇒従量制プラン
特に2019年秋からドコモ、au、ソフトバンク共に「大容量プラン」か「使った分だけ料金が上がる従量制プラン」の2択を推しています。
大手3キャリアの大容量プランと従量制プラン一覧
3社のプラン2択 | 大容量プラン | 従量制プラン |
ドコモ | ギガホ (月30GB / 料金:7,865円/月) |
ギガライト (従量制) |
au | auデータMAXプランPro (無制限 / 料金:9,150円/月) |
auピタットプランN (従量制) |
SoftBank | ウルトラギガモンスター+ (月50GB / 料金:7,480円/月) |
ミニモンスター (従量制) |
3社とも微妙に容量と料金は異なりますが、
「高額だけど月何十ギガも使える大容量プラン」か「使った分だけ料金がかかるプラン」の2択を前面に押し出しています。
特に従量制プランは以下のような場合でも、最も使わなかった場合の料金で記載しているので、表記上は安く見えますが、実際には大容量プランに近い料金になる場合もあるので、相当なライトユーザー以外は安くなりません。(auは月容量7GBの「auフラットプラン7プラスN」がありますが)
ドコモの従量制プラン「ミニモンスター」の料金図
そして学生は全世代中でももっともスマホの利用頻度が高いです。
学生は平均で月5GBはデータ通信量を使うので、この料金の階段での「一番高い料金帯」まで上がる可能性が高く、最終的なスマホ料金も表記と違って高くなるという訳です。
大手3キャリアでiPhoneを買うとなぜ高い?⇒最新技術マシマシiPhone本体が超高額
2019年秋には最新のiPhone11と11Pro、そしてiPhone11Pro MAXが発売されましたが、iPhoneの本体価格は以下のように超高額です↓
iPhoneモデル(最小64GB) | ドコモ定価 | au定価 | SoftBank定価 |
iPhone11Pro | 126,720円 | 127,440円 | 127,200円 |
iPhone11 | 87,120円 | 90,720円 | 89,280円 |
iPhoneXS | 124,344円 | 124,560円 | 124,320円 |
iPhoneXR | 75,240円 | 77,040円 | 93,600円 |
iPhone8 | 58,520円 | 58,320円 | 74,880円 |
iPhone7 | 43,560円 | 63,360円 | 44,640円 |
Androidは一括3万円でそこそこのものが買える中、iPhoneの価格はスペックと共に年々増加傾向です。
iPhoneXではアニ文字やFaceID(顔認証)などの新技術を導入し、iPhone11Proではトリプルレンズが搭載されるなど新技術が搭載されるにつれて端末価格も上昇傾向です。
しかし考えてみて下さい。
そもそも一眼レフカメラやアニ文字はFace IDが子供のスマホに必要だと思いますか?
最新A12チップによる秒間12兆オペレーションの高速処理が子供のスマホに必要だと思いますか?
端末割引や学割は有っても無くても高い
2019年10月より「電気事業法の改正」によって、2万円を超える端末割引が規制されており、代わりに縛りのキツイ「4年縛り版の端末割引」が登場しました。
また、学割は毎年12月~3月に登場しますが、近年はほとんど割引率もなくほとんど学生と一般に料金の差はありません。
つまり端末割引や学割を込みで考えても、前記のような月額1万円前後のスマホ料金とそんなに差は出ず、結局請求されるスマホ代は高額なままです。
balloon_shadow=”true”]つまり「なんちゃって学割」って事なのね…[/word_balloon]
ドコモauソフトバンクの表示価格に騙されないで
例えば以下は2018年春のドコモの表示価格です↓
確かひふみんのCMだった気がしますが、なんと月額280円で使えると書いてあります。
しかし実際に280円で使える訳もなく、
- スマホ代が含まれていない
- 家族のシェアパックでもらう前提なので、データ容量も含まれていない
- 1年目のみ適用の割引時の料金
- 通話料も含まれていない
など、そもそも前提がおかしく実際にはその価格で使う事はほぼ不可能です。
『まとめ』ドコモauソフトバンクで子供のiPhoneを買うと月額1万円は覚悟を!
ここまでをまとめると以下です↓
- 月額スマホ料金は、最新iPhone11購入時で3キャリア平均8万円くらい
- 大手キャリアは学生にも一般と同じ料金プラン適用だから高い(学割が弱い)
- 大手キャリアは超高額な最新ハイスペックiPhoneを売っているから高い
- 大手キャリアは表示価格を格安スマホ級に安く見せているケースがあるので注意(特に従量制プランと家族割分)
完全に大手キャリアを敵に回すレベルで批判していますが、それくらい表記価格と実際の料金のギャップに注意して欲しいという事です。
モチロン「子供のスマホ代が月1万円でも月3千円でも大差ない」という経済的に余裕のある家庭であれば、最新のiPhoneを子供に持たせればいいと思います。
子供にもっと安いiPhoneってないの?
iPhone込みでスマホ料金月額3,000円くらいは余裕であります。
- 型落ちのiPhoneをワイモバイルやUQモバイルで購入
- 格安SIMでSIMカードだけ契約して中古購入のiPhoneに差して使う
- 格安SIMでSIMカードだけ契約してお下がりのiPhoneに差して使う
など、格安SIMを活用すればどうにでもなります。
詳しくは以下のページで解説しているので、節約家の保護者の方は是非参考にしてみて下さい♪