ただし、「GPS居場所検索サービス」は保護者が同キャリアを使っていないとドコモ以外は使えない点には注意が必要です💦
ドコモの「キッズケータイ KY-41C」は保護者がドコモ以外を使っていてもドコモの「イマドコサーチ」でGPS居場所検索ができる他、「+メッセージ」で家族間無料通話が可能なのでお勧めです↓
\保護者が3キャリア以外でもドコモのキッズ携帯が使えるように↓/
トーンモバイルから月1,100円でスマホ依存症対策できる小中学生向け格安SIM登場↓
要注意!キッズ携帯の選び方⇒絶対に”保護者と同キャリア”で契約を!
子供が小学校入学くらいになると、習い事や放課後友達と遊びに行ったりと保護者の目の届かないところへ出かけるので不安ですよね。
防犯対策の定番の『キッズ携帯』は大手3キャリアで月額1,000円程度で契約でき、子供の居場所の確認や通話での連絡手段に使えるので防犯用にも便利です。
先に結論から述べますと、保護者がドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル以外の通信会社を契約の場合、3キャリアのキッズ携帯を単独契約するのはお勧めしません。
というのも、ドコモ、au、ソフトバンクでは子供だけでキッズ携帯を契約(キッズ携帯の単独契約)すること自体は可能なのですが、保護者が同キャリアを使っていないとキッズ携帯の「GPS居場所検索サービス」が使えなかったり、「家族間無料通話」ができなかったりというデメリットがあります↓
【キッズ携帯の単独契約可否とデメリット】
サービス内容 | |||
キッズ携帯の単独契約 | 〇(可能) | ||
GPS居場所確認サービス /単独契約時の利用可否 |
〇 (単独でも利用可能) 『イマドコサーチ』 |
× (単独での利用不可) 『安心ナビ』 〇 (保護者がau以外でも可) |
× (単独での利用不可) 『位置ナビ』 ※保護者がワイモバイルなら利用可能 |
家族間無料通話 | △ (22円/30秒の通常の通話料金) ※「+メッセージ」での通話時は通話料金はかからない |
なのでキッズ携帯を選ぶ際には、必ず保護者が契約しているキャリアと同じキャリアのキッズ携帯を契約するようにしてください。
キッズ携帯は数年に1度各社マイナーチェンジを繰り返していますが、現時点でドコモ、au、ソフトバンクで現在販売中のキッズ携帯は以下の機種が最新モデルとなっています↓
例外:保護者がワイモバイルなら子供がソフトバンクのキッズフォン単独契約でもGPS居場所検索「位置ナビ」が使える
1つだけ例外として、保護者がワイモバイルの場合には、同じソフトバンクグループという事で子供がソフトバンクでキッズフォン3を単独契約していてもGPS居場所検索サービス「位置ナビ」を使う事が例外的にできます。
なので、保護者がワイモバイルを使っている場合にもソフトバンク利用時と同様に、子供が単独でソフトバンクでキッズフォンを契約時にGPS居場所検索サービス「位置ナビ」を利用する事が可能です。
2019年2月26日(火)より、ソフトバンクの「キッズフォン」などの対応機種※1が、ワイモバイルのスマホ (携帯電話含む)から位置ナビで位置情報を検索できるようになります。
ワイモバイルをご利用中のお客さまも、お子さまがソフトバンクの「キッズフォン」をご利用中であれば、 いつでもお子さまの居場所をご確認いただけるので安心です。
保護者が大手3キャリア以外(格安SIM等)で契約している場合は?⇒キッズ携帯に拘るならauのマモリーノ6を!
また気になるのが、保護者が大手3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)+ワイモバイルのどれも使っていない場合です。
特に最近だと「楽天モバイル」や「格安SIM (MVNO)」や「サブブランド(UQモバイル)」、キャリア発の新ブランド「ahamo」「povo」「LINEMO」など安く魅力的な通信会社が多く登場しており、通信費節約やポイ活目的などで使っているという保護者の方も多いと思います。
結論としては前述の通り、「保護者が3キャリアを契約している場合だけ、同じキャリアでキッズ携帯を契約する」という事なのですが、そもそも保護者がキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル)以外の通信会社を使っている場合はどうすればいいのでしょうか。
大手3キャリア以外でキッズ携帯は販売されていないので、選択肢としては以下がお勧めできます↓
- 【一番無難でお勧め】ドコモのキッズケータイKY-41Cを使う
- auのマモリーノ6(キッズ携帯)を使う
- キッズスマホで見守りをする
順番に解説していきます↓
親が3キャリア+Y!以外の場合の選択肢➀:ドコモの「キッズケータイKY-41C」なら「イマドコサーチ」や「家族間無料通話」が可
上記のような「GPS居場所検索サービス」の面倒な利用条件が2023年に改善され、ドコモだけは2023年12月13日より探す方(保護者側)がドコモ以外でも「イマドコサーチ」を利用できるように利用条件が変更されました。
探す方がドコモ回線を契約していない場合、探される方のドコモ回線でイマドコサーチを契約してください。
探される方のドコモ回線でイマドコサーチをご利用になる場合のお申込み方法と事前設定、ご利用方法をご案内します。
この変更によって、今まで親子両方が同キャリアを契約することが利用条件だった「イマドコサーチ」が、保護者がどこの通信会社を使っていても利用可能になりました。
という事で、現在もし保護者がドコモ、au、ソフトバンク以外を契約している場合でも、子供単独でドコモで「キッズケータイ」を契約しても、保護者側でドコモのGPS居場所検索サービス「イマドコサーチ」が利用可能=キッズ携帯で見守り機能が使える唯一の方法となったのでお勧めです↓
\保護者が3キャリア以外でもドコモのキッズ携帯が使えるように↓/
また、このケースでも別キャリアでの家族間無料通話は有りませんが、ドコモが2023年に発売した「キッズケータイ KY-41C」であれば「+メッセージ」機能が搭載されているので、LINE無料通話のようにデータ通信を介した無料通話が可能なので特にお勧めです。
「+メッセージ」の詳細に関しては別ページで解説しているので参考にしてみて下さい↓
親が3キャリア+Y!以外の場合の選択肢➁:auのマモリーノ6で「居場所通知」や「家族間無料通話」が可
保護者が3キャリアやワイモバイルを使っていない場合で、他にキッズ携帯を使う方法として「auでマモリーノ6を子供が単独契約する」という方法もあります。
auではキッズ携帯として「マモリーノ6」という機種を2023年2月に発売&現在も販売していますが、先述の通りauでは保護者がauを契約していないとGPS居場所検索サービス『安心ナビ』を使うことが出来ません。
しかしauには簡易的な無料で使える『居場所通知』『連続居場所通知』という居場所検索サービスも提供しており、こちらは保護者がどこの通信会社を使っていても関係なく無料で居場所検索をすることが可能です。
参考:【mamorino6 SHF35】居場所を確認する | auサポート
またauのマモリーノ6からは、LINEのように保護者とメッセージや無料通話が可能な「+メッセージ」という機能も搭載しています↓
この「+メッセージ」では、メッセージのやり取りの他に家族間の無料通話も可能となっており、LINE無料通話のようにキッズ携帯と保護者のスマホとで無料通話も使えるので、保護者が同キャリアでない場合には特におすすめです↓
だったら充分だわ
親が3キャリア+Y!以外の場合の選択肢➂:キッズスマホで見守りをする
保護者が3キャリアやワイモバイルを使っていない場合の他の選択肢として、大手3キャリアのキッズ携帯ではなくキッズスマホを持たせるというパターンもあります。
キッズ携帯に近いキッズスマホなら防犯ブザー付きの『はみっくポケット』が一番近い(しかも安い)
特にこのパターンの場合、キッズ携帯に近いキッズスマホという事で『Hamic POCKET L (はみっくポケットL)』という機種が防犯ブザー搭載で安い定番機種なのでお勧めです。一度検討してみても良いかもしれませんね↓
「Hamic」シリーズの場合、保護者の通信回線などは特に関係なく、公式ストアで「Hamic POCKET L」を購入し、届いたら回線を開通してそのまま使い始める事ができます。
「ハミック」シリーズは子供向け端末のブランドとして「防犯ブザーがついたキッズスマホ」で結構有名です。
中でもこの「Hamic POCKET L(はみっくポケットL)」はAndroid搭載のキッズスマホではありますが、月額1,100円で防犯ブザー搭載&GPSによる居場所検索や家族間無料通話、専用の「Hamicアプリ」で保護者とのメッセージのやり取りも可能なので小学校低学年には特にお勧めの1台です。
この「Hamic POCKET L」の性能や料金面について以下のページで詳しく解説しているので参考にしてみて下さい↓
キッズ携帯はドコモ、au、ソフトバンク共に子供単独で契約可能ではある
キッズ携帯はドコモauソフトバンクの大手3キャリアで契約できますが、保護者が格安SIMユーザーなど大手3キャリアを契約していない場合でも、ドコモ、au、ソフトバンク共に子供のキッズ携帯だけの契約もできるようです。
- ドコモのキッズ携帯「キッズケータイ KY-41C」:◎ (子供だけの契約可能)
- auのキッズ携帯「マモリーノ6」:◎ (子供だけの契約可能)
- ソフトバンクの「キッズフォン3」:◎ (子供だけの契約可能)
※みまもりケータイ4は不可
参考:子ども用キッズ携帯を契約できるのは?ドコモ,au,Softbank
ドコモ:2023年2月24日発売のキッズケータイシリーズ最新「キッズケータイ KY-41C」
⇒ ◎ (子供だけの単独契約が可能)
ソフトバンクは2023年1月発売の新機種「キッズフォン3」
⇒ 〇 (子供だけの単独契約が可能)
au:2023年2月発売のマモリーノシリーズ最新「マモリーノ6」
⇒ 〇 (子供だけの単独契約が可能)
現在はドコモ、au、ソフトバンク共に問題なくキッズ携帯だけの単独契約が可能となっています。
が…
しかし子供だけの単独契約のデメリットもある
ただしドコモ、au、ソフトバンクで子供のキッズ携帯だけを契約すると
「GPS検索サービスが利用できない」
「家族間無料通話が無くなる」
というデメリットがあります。
キッズ携帯だけで契約するデメリット➀:GPS検索サービスが利用できない
ドコモauソフトバンクではそれぞれGPS機能を使って端末(キッズ携帯)の居場所を検索し、地図上に表示して確認できるサービスがあります↓
- ドコモ:イマドコサーチ
- au:安心ナビ
- ソフトバンク:位置ナビ
しかしこれらの位置情報検索サービスは、保護者も同じキャリアを契約している必要があり、子供単独でキッズ携帯を契約している場合利用できません。
- ドコモ「イマドコサーチ」:検索する側(保護者)もドコモの契約が必要
- au「安心ナビ」:「探す方」がau携帯電話番号でない場合「探される方」のキッズケータイとのパートナー登録が不可
- ソフトバンク「位置ナビ」:探す側(保護者)が「位置ナビ」サービスに申込&加入している事(ソフトバンク契約が必要)
実際に3社に問い合わせて確認してみたものの、「居場所検索サービスはそのキャリアのサービスなので保護者が他社だと使えない」という回答でした。
なのでキッズ携帯自体は子供単独で契約できても、GPSで子供の居場所を探すことが出来ず、防犯機能としては不十分と言わざるを得ません。
キッズ携帯だけで契約するデメリット➁:家族間無料通話が無い
キッズ携帯を子供に持たせるもう1つのメリットは子供と電話で連絡が取れる事でしょう。
しかしドコモauソフトバンクで家族間無料通話が利用できるのは、両方が同じキャリアで契約している場合のみです。
子供がキャリアで契約していても保護者が別のキャリアの場合、通話料金は通常通話料金である22円/30秒となりかなり割高です。
通話自体は可能ではあるものの、親子で月に1時間通話すると2,640円も通話料だけでかかってしまうのでは防犯用としても高いと思います。
家族間無料通話が無い場合、子供のキッズ携帯側から保護者に発信すると22円/30秒の通話料が掛かるので、保護者側がIP電話などでキッズ携帯に発信することで通話料を抑えることができます。
結論!親がキャリア未契約でもキッズ携帯は単独契約可能だが実用的ではない
ここまでをまとめると、保護者が契約していなくてもドコモやau、ソフトバンクで子供単独でキッズ携帯は契約可能ですが、「GPS検索サービスが利用不可」と「家族間通話が割高になる」というデメリットが生じます。
キッズ携帯はほとんどGPS機能での居場所検索と通話連絡の為に持たせているようなものなので、これではキッズ携帯の本体は契約できてもただの防犯ブザーと同じで実用的ではありません。
保護者がドコモやau、ソフトバンクを契約していない場合、以下のベージで紹介している方法で安くキッズスマホを作ってみてはいかがでしょうか。