じゃあ子供は大人向けのスマホしか使えないの?
ソフトバンクでは一般向け機種にフィルタリングアプリ「あんしんフィルター」を入れる事で子供向けのスマホとしているんです。
おうちでソフトバンクへ申込できる時代ですよ♪
ソフトバンクの子供向けのキッズスマホの機種はどれ?
子供が成長してみまもりケータイを使わなくなってスマホを持たせる際に疑問になるのが、「ソフトバンクで子供に持たせるスマホの機種ってどれ?」という事です。
先に結論から述べると、ソフトバンクにはキッズスマホというものが存在しません。(キッズスマホ=子供向け・専用に機能制限や設計されたスマホ)
現在はフィルタリングの機能が充実しているのでわざわざ子供用のスマホを開発しなくても、一般向けスマホにあんしんフィルターを入れれば子供用のスマホとして使えます。(機種よりソフト側で子供向け機能を追加する形)
なので、ソフトバンクの「ジュニアスマホ」に対応した機種(ほとんどの機種が対応)ならどれでも子供向けのスマホとして使えます↓
ソフトバンクで子供や学生に人気の機種【iPhone&Android】
と言ってもソフトバンクで取り扱っているスマホの機種は多いので、2024年現在ソフトバンクで子供向けに人気のあるお勧めキッズスマホの機種をiPhoneとAndroidそれぞれ紹介します↓
※どれも一般スマホですが後述するように「あんしんフィルター for Softbank」でキッズスマホとして使えます🎵
キッズスマホにお勧めのスマホ機種➀:iPhoneSE(第三世代)
端末価格10万円を超えるiPhoneモデルがほとんどの中、2022年3月に発売されたiPhoneSE(第三世代)は廉価版モデルで価格控えめでスペック充分なモデルです。
ソフトバンクでのiPhoneSE(第三世代)の本体定価は73,440円と、他の最新モデルに比べて半額近くまで安いので学生のスマホデビューには最もお勧めのiPhone機種です。
iPhone13シリーズと同じA15Bionicチップを搭載しているので、ミニサイズですがiPhone13以上と充分すぎます。
最新iPhoneの中でも特に安く購入できる(2022年3月発売モデル)
処理能力=CPU(チップ)はiPhone13シリーズと同じA15Bionic搭載
ホームボタンがあり小型で持ち歩きやすい
ソフトバンクでの本体定価:73,440円(税込)
キッズスマホにお勧めのスマホ機種➁:iPhone14
価格面に妥協しないのであれば、iPhoneシリーズの2022年発売モデル「iPhone14」がお勧めです。
スペックも最高レベルなのは勿論ですが、最新モデルなので長く何年も使うことができる=機種変更を遅らせられる点もメリットです。
2023年3月は新色のイエローも追加されており、無印のiPhone14の他に画面が大きい「iPhone14 Plus」というバリエーションもあるので、動画やゲームでの視力低下の面にも配慮できます。
2022年9月発売のiPhoneモデル
画面が大きいiPhone14 Plusやカメラ機能が優れる「iPhone14 Pro」もある
ソフトバンクでの本体定価:140,400円(税込)
キッズスマホにお勧めのスマホ機種➂:ソフトバンク認定中古(リユース) iPhoneシリーズ
更にiPhoneSE(第三世代)よりも低価格でiPhoneを持たせたいなら『Softbank certified』と呼ばれるリユースiPhoneも人気が増してきています。(ソフトバンク認定中古iPhone)
「Softbank Certified」のスマホは、ソフトバンクの下取りプログラムで回収したスマホの中から状態の良いスマホを厳選して、検査・初期化した後にリユース品として販売しています。
特に2022年の円安でApple製品は軒並み10~20%値上げしたことで現在はリユースiPhoneのニーズが高まっており、ドコモauソフトバンクとも認定中古iPhoneを販売しています。
リユース品に抵抗がなければ最も安くiPhoneを購入する方法なので、まずはストアの在庫を確認してみて下さい↓
キッズスマホにお勧めのスマホ機種➃:Xperia 10 IV (Android)
続いてAndroid機種で学生におすすめなのが「Xperia 10 IV」です。
Xperia(エクスペリア)シリーズと言えば日本を代表するSony製の国産スマホで根強い人気がありますが、Xperiaシリーズの中でも「Xperia 10 IV」はミドルスペックでお手頃な価格設定なのでスマホデビューにピッタリです。
高耐久&バッテリー容量も多いので充電し忘れや落下にも強いのでお勧めな1台です。
国産Sony製のXperiaシリーズのAndroid機種
バッテリーが長持ち&耐久性も高い
ミドルスペックでお手頃な価格:ソフトバンクでの本体定価:74,880円(税込)
2022年7月8日 発売モデル
ソフトバンクで低学年の防犯用GPSなら『キッズフォン3』が購入可(キッズ携帯)
小学校の低学年くらいの年齢であれば、防犯用にキッズ携帯を持たせるケースも多いと思いますが、ソフトバンクでは「キッズフォン3」という機種が2023年1月27日に最新機種として発売されており、現在購入可能です↓
上記はキッズ携帯でありながら「カメラ機能」や「タッチパネル対応」などスマホのような使い心地のキッズ携帯となっています。(キッズ携帯なのでLINEは使えません↓)
メーカーはZTE製で本体定価は定価20,880円
2023年1月27日発売 (予約は1月20日~)
カラーバリエーションは「ホワイト」「ミント」「ブルー」の3色
「すみっコぐらし」&「ドラえもん」モデルも2023年3月上旬発売(数量限定&本体価格27,360円)
現在ドコモauソフトバンク共に子供特化の”キッズスマホ”は販売終了⇒一般スマホ+フィルタリングアプリで販売
話を子供向けのスマホに戻しましょう。
他のキャリアを見てみるとauには「ミライエf(※現在は受付終了)」が、ドコモには「ジュニアスマートフォン(※現在は受付終了)」が過去に子供向けのスマホ(主に小学生向け)として発売されていますが、ソフトバンクは過去にも今も子供向けに設計したスマホを発売していません。
これらのキッズスマホもここ数年でフィルタリングの機能が強化されたことで、「わざわざ子供専用にキッズスマホを販売する必要がなくなった=販売終了&現在も発売していない」という背景があります。
ソフトバンク側の子供向けスマホ=一般向けのiPhoneやAndroid機種+フィルタリングアプリ
では現在はソフトバンクで子供にどの機種のスマホを持たせればいいのでしょうか?
ソフトバンクでは以下の「ジュニアスマホ」という公式ページを公開しており、そのページでは「一般向けエントリーモデルのスマホ」に「あんしんフィルターfor SoftBank」を導入したものを子供向けのスマホとしてソフトバンク側で推奨しているのが分かります。
「ジュニアスマホ」でできること
ジュニアスマホ(SoftBank)
ソフトバンクの「ジュニアスマホ」とは?
ソフトバンクの場合、あんしんフィルターとは別に「ジュニアスマホ」というオプションが存在し、対応機種&申込をすることで以下のようなジュニアスマホ専用機能を使うこともできます↓
- 有料コンテンツのブロック:アプリストアから子供が勝手にアプリを購入するのをブロックする
- 有害サイトやアプリ起動を制限:子供に有害なサイトへのアクセスをブロックする「ウェブフィルタリング」とアプリを起動させない「アプリの起動制限」(子供からのリクエスト機能も有)
- 子供が使いやすいジュニアスマホ専用のホーム画面
名前が本当に紛らわしいのですが、ここでソフトバンクが差している「ジュニアスマホ」はジュニア向けのスマホ機種がある訳ではなく、上記の機能が使える「ジュニアスマホ」オプションが使えるという意味です。
ソフトバンクのサイト内で「大人と同じスマホが使えて、中身を子供向けに変えられる」と記載されているのですが、つまり「大人向け(一般向け)のスマホにフィルタリング(あんしんフィルター)やジュニアスマホオプションを入れたスマホを子供に提供している」という事です。
つまりペアレンタルコントロールは全てフィルタリングアプリ「あんしんフィルターfor SoftBank」の機能任せという事になります。
つまりソフトバンクは「ジュニアスマホ」があるというよりはフィルタリングアプリ「あんしんフィルターfor SoftBank」の性能依存という訳です。
あんしんフィルターfor SoftBankの性能ってどんなもの?
ここまででソフトバンクが子供に推奨しているスマホの安全面は、スマホ本体ではなく「あんしんフィルターfor SoftBank」アプリの機能に任せているという事が分かります。
ソフトバンクの「あんしんフィルターfor SoftBank」は2018年に強化され以下の機能が利用可能です。
位置情報の確認 | 〇 |
アプリの起動制限 | 〇 |
アプリストアの有料コンテンツブロック | 〇 |
アプリ毎の起動/利用時間の制限 | × |
スマホ本体の利用時間の制限 | 〇 |
有害サイトへのアクセスブロック (ウェブフィルタリング) |
〇 |
学年毎のフィルタリング制限レベル | 〇 |
歩きスマホ防止 | × |
子供のスマホ利用状況の確認機能 | △(発着信履歴/ウェブ閲覧履歴のみ確認可能) |
※アプリとサイトの制限ジャンルの詳細は以下のページで確認できます。
という事でソフトバンクのあんしんフィルターfor SoftBankは必要な機能は結構揃っているのが分かります。(以前は機能が少なかったのですが2018年になって機能が増えたようです)
iPhoneは「あんしんフィルター」の一部機能が制限⇒「スクリーンタイム」と併用が必要
ソフトバンクのあんしんフィルターは上の通り機能が豊富なのですが、注意点としてiPhoneでは使える機能が少なくなります。
これはAndroidとiOSの差でもあるのですが、iPhoneで導入するiOS向けの「あんしんフィルター」アプリはAndroid版と機能が異なり、「位置情報の確認」「スマホ本体の利用時間帯制限」が出来なかったり「利用状況の確認」などが制限されます。
なので子供がiPhoneの場合には、あんしんフィルターでは足りない機能を保護者側でiPhone自体のペアレンタルコントロール機能「スクリーンタイム」で併用する必要があるので、子供向けにiPhoneを持たせるためには両方の設定が必要なので手間です。
参考:iPhone、iPad、iPod touch でスクリーンタイムを使う (Apple公式)
保護者もiPhone(iOS)を使っている場合には、ファミリーメンバーの「スクリーンタイム」を保護者側の端末から変更できるのでありです。
ソフトバンクのジュニアスマホの機種はどれがお勧め?
という事でソフトバンク公式では、子供向けには「ジュニアスマホ」対応機種に「あんしんフィルターfor SoftBank」を導入したものを一番推奨しているという事が分かりました。
ソフトバンクで「ジュニアスマホ」に対応している機種として、以下の機種がソフトバンクの公式ページに記載されています↓
【ソフトバンクの「ジュニアスマホ」に対応している機種一覧】
- iPhoneシリーズ(6~14まで)
- Xiaomi 12T Pro
- LEITZ PHONE 2
- Xperia 5 IV
- AQUOS sense7 plus
- AQUOS R7
- Xperia 10 IV
- Xperia 1 IV
- Redmi Note 10T
- BALMUDA Phone
- OPPO A55s 5G
- arrows We
- Xperia 5 III
- AQUOS zero6
- LEITZ PHONE 1
- AQUOS R6
- Xperia 1 III
- razr 5G
- Redmi Note 9T
- AQUOS sense5G
- Xperia 5 II
- AQUOS zero5G basic
- AQUOS R5G
- ZTE Axon 10 Pro 5G
- LG V60 ThinQ 5G
- OPPO Reno3 5G
- Xperia 5
- LG G8X ThinQ
- AQUOS sense3 plus
- AQUOS zero2
- AQUOS R3
- Xperia 1
- arrows U
- LG K50
- Xperia XZ3
- AQUOS zero
- HUAWEI Mate 20 Pro
- AQUOS R2
- AQUOS R2 compact
- Android One S5
- Xperia XZ2
- HUAWEI Mate 10 Pro
- DIGNO® J
- HUAWEI nova lite 2
- Android One S3
- AQUOS R compact
- Xperia™ XZ1
- AQUOS ea
- DIGNO® G
- HTC U11
- AQUOS R
- Xperia™ XZs
※Google Pixel、シンプルスマホは対象外です。
上記のように現在ソフトバンクで販売している多くの一般向け機種で「ジュニアスマホ」オプションが利用可能です。
これらの「ジュニアスマホ」に対応&「安心フィルター」を導入する事が可能なスマホ=子供にお勧めの機種という事ですね。
この中でも特に子供向けにお勧めな機種は前述した通りです。
【現在終了】料金面はスマホデビュー割を使う事でスマホ代は安くなる
2019年10月からの電事業法の改正によって端末割引が規制された事で、こちらの「スマホデビュー割」は2019年9月末で終了しています。
参考:スマホデビュー割(終了) | SoftBank公式
ソフトバンク最大の割引と言えば「スマホデビュー割」でしょう。
初めてスマホを持つ人に限って対象機種のスマホ代を大幅に安くする割引(2018年6月28日で終了)なのですが、ソフトバンクの「ジュニアスマホ機種」の中で以下の機種が割引されます。
対象機種 | スマホデビュー割後のスマホ代 |
DIGNO G | 月額1,000円×24ヶ月 |
Xperia XZs | 月額1,000円×24ヶ月 |
シンプルスマホ3 | 月額1,500円×24ヶ月 |
AQUOS R | 月額2,000円×24ヶ月 |
ソフトバンクで子供にスマホを持たせる場合の料金例:最終的なスマホ代は機種とプランで結構安くできる
例えば端末代27,360円の「Redmi Note 10T (2022年発売モデル)」という機種でスマホデビューした時の最終スマホ代の内訳を計算してみました。
Redmi Note 10Tの端末代(分割時) | 570円×48ヶ月 (一括27,360円) |
スマホデビュープラン+(ライト/月容量4GB) | 2,266円/月 |
1年おトク割+ | -1,188円/月×12か月 |
「あんしんフィルター for Softbank」 | 無料 |
(月額スマホ代) | 1~12カ月目:月額1,648円 13~48カ月目:月額2,836円 49カ月目~:月額2,266円 |
※税込表記
安めの機種と小容量のスマホデビュープラン+にする事で、ここまで月額料金を下げる事ができます。
ただ、これはソフトバンクの機種の中ではかなり安いスマホ+容量量プランなので学生には容量が足りない可能性が高いので、足りない場合にには「スマホデビュープラン+(ベーシック/月容量20GB)」の方に変更するといいと思います↓
「メリハリ無制限 (月額7.238円)」などの大容量・無制限プランを契約した場合は、ほぼ大人と同じくらいの月額料金になってしまうので注意が必要です。
直近では学生向けの「スマホデビュープラン」で安く使えるので、かなり良心的になりました🎵
また、特に子供の場合「格安スマホ」で契約するデメリットも少ないので候補にしてみてもいいと思います↓