低学年~キッズ向けプレスマホ『Hamic POCKET(はみっくポケット)』の見守り機能や料金

hamic POCKETの本体写真&カラーバリエーション
小学校低学年向けキッズスマホ(プレスマホ)に「はみっくポケット」が人気
hamic pocketのイメージ

このページに書いた情報です♪↓

6歳~小学校低中学年に持たせるなら見守りケータイよりプレスマホ(キッズスマホ)という選択肢

小学生にスマホを持たせる

小学校入学後は子どもは放課後の遊びや習い事など行動範囲も広くなり、保護者の目の届かない時間帯が増えて心配になりますよね。

防犯&連絡用にドコモやau、ソフトバンクで販売している「キッズ携帯」を持たせるのが一般的ですが、最近では「スマホの低年齢化」が一気に進み、小学校低学年でもスマホを持っている割合も結構います。

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参考:令和4年度青少年のインターネット利用環境実態調査(内閣府)

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でも保護者としては「子供にスマホを持たせるのは怖い」というのが本音ではないでしょうか。

美魔女ママ
美魔女ママ
小学校低学年にスマホを持たせるのは、ネットトラブルとかスマホ依存とか、紛失も含めて色々心配だわ

キッズ携帯とスマホの中間のちょうどいい「プレスマホ」という選択肢も

そんな背景から最近では小学校低学年の子供向けに「プレスマホ」のニーズが増しています。

プレ(Pre)という接頭語は「~の前」という意味なので、「プレスマホ」は一般向けスマホを持たせる前に、一部の機能だけが使えるキッズスマホを意味します。

「スマホっぽいんだけどネットや動画、ゲーム、アプリなど依存性・自由度の高いコンテンツは制限されているので使えない」というキッズ携帯と一般向けスマホの間のスマホです
元量販店員 りょう
元量販店員 りょう

スマホなので保護者との通話やメッセージアプリでやりとりはできますし、もちろんGPSによる居場所確認等の防犯・見守り機能も搭載されており、キッズ携帯と一般スマホの中間のような位置付けのスマホ=キッズスマホという事です。

「キッズ携帯よりスマホ寄りだけど、一般向けスマホほど自由度は高くないので安心」というキッズ~小学生にピッタリのスマホなんですね。

小学校低中学年~向けのプレスマホ(キッズスマホ)の『Hamic POCKET(はみっくポケット)』って何?

という事で主に小学校低学年の子供向けにニーズが増しているプレスマホ(キッズスマホ)ですは、有名どころでは「トーンモバイル」や「Hamic(はみっく)」でしょう。

今回はHamic(はみっく)から発売されているプレスマホについて、種類や機能(できる事)、料金面などを見ていきましょう💡

HAMICのロゴ

Hamic POCKET(はみっくポケット)はHamicが販売しているプレスマホの1つ:全3種類

そもそも「Hamic(はみっく)」とは「Hamee株式会社」の子供向け端末のブランド名で、現在Hamicのオンラインストア等では以下の子供向け端末やサービスを提供・販売しています↓

【Hamic(はみっく)で販売している製品・サービス一覧】

機種名:Hamic MIELS
(はみっくミエルス)
hamic MIELSの本体写真&カラーバリエーション
本体価格:29,700円(税込)+月額1,100円
製品ページ(Hamicオンラインストア)
機種名:Hamic POCKET
(はみっくポケット)
hamic POCKETの本体写真&カラーバリエーション
本体価格:12,100円(税込)+月額1,100円
製品ページ(Hamicオンラインストア)
機種名:Hamic BEAR
(はみっくベアー)
hamic BEARの本体写真&カラーバリエーション
本体価格:4,950円(税込)+月額0円
製品ページ(Hamicオンラインストア)

Hamic(はみっく)の子供向けの端末は上記の3種類ありますが、「キッズスマホ・プレスマホ」として販売されているのが「Hamic POCKET(はみっくポケット)」と「Hamic MIELS(はみっくミエルズ)」の2種類です。

3つ目の「Hamic BEAR(はみっくベア)」は自宅に置いておく音声メッセージロボットです。(プレスマホではありませんが、こちらも自宅にいる子どもと音声メッセージで見守り可能です)

Hamicの子供向け端末の中だと「Hamic POCKET(はみっくポケット)」が最も有名だと思いますが、その上位機種として2023年4月5日に「Hamic MIELS(はみっくミエルズ)」が登場しています。

ちなみにこの「Hamic MILES」はHamic公式販売に先立って、1月17日から「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で先行してクラウドファンディングを行っていました。

参考:「地域のみんなでみまもるファーストスマホ「Hamic MIELS」新登場」CAMPFIRE

「hamic pocket」のバッテリー増量版が「hamic pocket L」

現在Hamicオンラインストアで販売されている「Hamic POCKET L」は、従来の「Hamic POCKET」のバッテリー容量が2倍の2000mAhに増量したモデルとなっています。

★Hamic POCKET LはHamic POCKETのバッテリー容量が2倍(2000mAh)に増量したモデル

バッテリー容量が「L」サイズになったという意味だと思われます。

最も人気&お手頃価格プレスマホが「Hamic POCKET L(はみっくポケットL)」は何ができる?スペック&機能

次にHamicで現在販売中の機種の中でも最も人気のある『Hamic POCKET L(はみっくポケットL)』について、見た目&性能面について解説していきます💡

Hamic POCKETの本体の外観と各機能名称の説明図

【Hamic POCKET Lのカタログスペック】

製品名: Hamic POCKET L
本体サイズ: 約縦10.65×横5.76×厚2.42cm
(専用ケース装着時)
重さ: 約151.8g
(専用ケース・専用バッテリー装着時)
セット内容: Hamic POCKET本体、専用ケース、SOSストラップ、専用バッテリー、専用充電ケーブル(USB Type A toC)約50cm長、オープナー、簡易説明書(保証書付)
通信サービス提供元事業者: 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJmio)
提供エリア: ドコモのLTEまたは3Gエリア
バッテリー容量: 2000mAh
(リチウムイオン電池)
充電時間: 約1.5時間
防水・防塵: IP64(専用ケース装着時)
ディスプレイ: 3.0 インチ(表面:ガラス)
カメラ: ・メインカメラ:5M(メガ)ピクセル、オートフォーカス、フラッシュライトあり
 
・インカメラ:2M(メガ)ピクセル
SIMロック: SIMフリー
原産国: 中国
対象年齢: 6才~

参考:「Hamic POCKET L」ストアページ

この「Hamic POCKET L」はAndroid OSが搭載されたSIMフリースマホとなっています。

通信回線は「IIJmio」というMVNOからドコモ回線を間借りしているので、ドコモ回線がつながるエリアならネットに繋げることが可能です。

参考:通信・エリア(NTTドコモ)

『Hamic POCKET L』最大の特長:防犯ブザーが搭載のキッズスマホ

「Hamic POCKET L(はみっくポケットL)」最大の特長はなんと言っても「防犯ブザー&SOSストラップがついている」という点でしょう。

同じキッズスマホには「トーンモバイル」が提供する「TONEスマホシリーズ」や、ドコモ、au、ソフトバンクでもキッズモードがついているスマホ+あんしんフィルターを提供していたりと現在見守りスマホの種類も多いです。

が、「防犯ブザーがついているキッズスマホ」となるとHamicの「Hamic POCKET L」と「Hamic MIELS」の2種類だけです。

もちろんスマホなら後から「防犯ブザー」アプリとして導入することもできますが、万が一の場合にスマホを開いてアプリを起動するのは難しいかもしれません。

キッズ携帯のような物理的に数トラップを引っ張ると作動する防犯ブザーは、小学生前後くらいの子どもに持たせるキッズスマホには防犯機能としてほしいところですよね。

『Hamic POCKET L』でできる見守り機能

「Hamic POKET L」は子どもに最初に持たせるプレスマホという事で、「対象年齢:6歳以上」となっており、小学校低学年前後くらいの年齢の子どもの見守り・防犯に関する以下の機能を使うことができます↓

【Hamic POCKET Lのみまもり機能】

位置情報通知サービス「otta」と連携でGPSで居場所を確認 
 ・子どもの現在位置を地図上で確認
 ・行動・移動履歴の確認
 ・見守りスポットに到着すると自動通知(ジオフェンス機能)
LINEの代わりに「Hamicアプリ」でメッセージのやり取り
フィルタリング「googleファミリーリンク」を利用して、アプリのダウンロードや利用時間を管理

位置情報通知サービス「otta(おった)」と連携で居場所検索・移動履歴・ジオフェンス機能が使える

防犯機能の要となる「居場所の見守り」では、全国で見守りサービスを提供するotta(おった)と連携することで、Hamic POCKET L内のottaアプリから「現在位置を地図上で確認」「行動・移動履歴の確認」「ジオフェンス機能」などで確認することができます↓

★位置情報通知サービス「otta」と連携で可能な位置情報の見守り機能「現在位置の確認」「行動履歴」「ジオフェンス」

参考:ottaオフィシャルページ

LINEの代わりに「Hamicアプリ」でメッセージのやり取りが可能

またメッセージアプリの定番の「LINE」は、子供にとっては「フィルタリングが効かず様々な情報に子供が触れてしまう」「知らない相手とコンタクトできてしまう」など安全なサービスとは言い難いです。

そんな背景からHamicでは専用の「Hamicアプリ」から、登録した相手とだけLINEのようにメッセージのやり取りができるようになっています。

「Hamicアプリ」はHamic公式ページ等からスマホへダウンロード&無料で使うことができ、家族間無料通話も可能です↓

参考:Hamicアプリ(Hamic公式サイト)

ちなみにHamic POCKETでも一応LINEアプリをインストールすること自体は可能ですが、そもそも携帯電話番号が使えない=LINEの初回の認証ができません。


「googleファミリーリンク」でアプリのダウンロードや利用時間を管理

「Hamic POCKET L」のベースはAndroid OSが搭載されたAndroidスマホなので、一般スマホと同様に音楽や動画、 本や雑誌、ゲームなど任意のアプリをGoogle Playからダウンロードすることもできます。

もし「子どもにアプリはまだ早い」「スマホ依存になるのが心配」という場合には、Google謹製のフィルタリング・ペアレンタルコントロールサービス『Googleファミリーリンク』を導入することで、個別で制限設定したり、親子で話し合って決めたアプリだけインストールしたりとカスタマイズすることが可能です。

ファミリーリンクアプリ

参考:Googleファミリーリンク

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『Hamic POCKET L』の料金は?本体代以外にも月額料金や通話料がかかる

Hamic POCKET Lは本体の端末代以外にも、Androidスマホという事で毎月の通信料金が1,100円かかります↓

Hamic POCKETの本体料金と月額料金

スマホの料金プランと言えば「月〇GBで月額△円」というパターンが一般的ですが、「Hamic POCKET L」の場合は月額1,100円で月1GBまでの高速通信が無料となっています。

月1GBだと動画視聴やアプリダウンロードはほぼ不可能なギガ容量ですが、そもそもプレスマホ(キッズスマホ)なのでギガ容量も料金も最小限に抑えたプランとなっています。

ちなみに1GBを超えると最大256kbpsの低速速度制限になります。(ギガの追加データ購入は、マイページから可能です↓) 

【通信制限時のデータの追加購入】

・200MB:220円(税込)
・500MB:440円(税込)
・1GB:880円(税込)

 
それ以外のオプション料金や契約事務手数料は一切かからないので、後から「オプションで思ったより高かった」という事もないのは良心的です。

Hamic POCKETのオプション料金や契約・解約手数料は無料

参考:Hamic POCKETの価格・料金

ちなみに支払方法は「クレジットカードのみ」となっており、デビットカードやプリペイドカード、口座振替(銀行引落)などの決済方法は不可となっています。

スマホの通話料金と言えば通常は発信側が22円/30秒という割高料金になりますが、「Hamic POCKET L」の場合は先述の専用アプリ「Hamicアプリ」を使う事で無料で通話が可能です。

なので通話料を気にせずに子どもとの通話ができますよ🎵

※「Hamic POCKET L」はAndroidスマホなので一応電話番号はありますが、電話番号での発着信とSMSの送受信はできません。

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