特にiPhoneはモデルや学割などの割引の有無で出費が大きく変わってくるので、以下ページでも比較していますが要検討です↓
特に自制心の低い小中学生の場合には、iPhoneよりも機能制限がちゃんとしたキッズスマホが望ましいので、低価格&安全を両立できるキッズスマホも視野に入れていいと思います↓
月額1,100円でスマホ依存症対策できる学生用格安SIM『トーンモバイル』↓
また、お下がりiPhoneの安全節約方法に関しては以下のページでまとめていますので、眠ったiPhoneがある方は参考にどうぞ↓
小中学生はAndroidが過半数で高校生はiPhoneが過半数
若者に人気のiPhoneですが、特に学生には絶大な人気があります。(保護者の中には子供にiPhoneが欲しいとせがまれた経験がある人も多いと思います)
まずは各学年(小・中・高校生)で使っているスマホの種類(iPhoneかAndroidか)を見てみましょう。
以下は12歳~18歳のスマートフォンを所有する中学生、高校生の男女6,958人を対象とした統計調査の結果です↓
【中学生・高校生が利用しているスマートフォンの割合 (性別・学生区分別)】
利用しているスマホの割合 | iPhone | android | |
中学生 | 男子 | 50.0% | 43.8% |
女子 | 73.7% | 20.5% | |
高校生 | 男子 | 67.2% | 31,4% |
女子 | 84.9% | 13.8% |
参考:中高生が利用しているスマートフォンの割合、iPhoneが74.2%、Androidが21.9%
「iPhoneの所有率は中学生より高校生の方が高く、男子より女子の方が高い」という結果になっています。どの学年で見てもiPhone派が過半数というのが分かりますね。
学年別で順番に所有割合の高い機種をみていきます↓
小学生のiPhone所有率はそんなに高くない
上記の統計は中高生のみで小学生のデータがありませんが、小学生のiPhone所有率は中学生よりも低くクラスで数人程度が一般的なようです。(もちろん環境によって変わりますが)
そのほとんどが保護者のiPhoneのお下がりを使っているというケースなので、小学生の子供にわざわざiPhoneを買い与えるというケースは少ないみたいですね。
小学生でスマホを持つなら機能制限付きのキッズスマホを持たせるのが安心でお勧め♪
小学校低学年のうちは防犯対策にキッズ携帯で充分だと思いますが、小学校中高学年になると周りのスマホデビューもチラホラ。
小中学生は自制心の低い年齢なので、iPhoneよりも保護者側で機能制限ができるキッズスマホが安全面でも断然お勧めします。
ここ最近ではキャリアの割高キッズスマホの代わりに、トーンモバイルという子供に特化した格安キッズスマホが登場してかなり人気がありますね↓
トーンモバイルはドコモやカメラのキタムラでも取扱いのある格安スマホですが、以前女性誌のveryでも特集されていました。小学生に安心して持たせるなら現時点ではトーンモバイルのキッズスマホくらいしか選択肢はないというのが本音です。
機種変更などで家に眠っているiPhoneをお下がりで持たせるという選択肢も
「やっぱりiPhoneを欲しがっているから持たせたい」という意見ももちろんあると思います。
特に学生でiPhoneを持たせる場合には、家に眠っている保護者のiPhoneにSIMカードをを指して再利用する「お下がりiPhone」パターンも多いですね。
そんなニーズ合わせるように、上記のトーンモバイルは「お下がりiPhone」に差して使えるフィルタリングも完備なSIMカード『TONE for iPhone』を月額1,650円という低価格で提供しています。
他の格安SIM会社でも同じくらいの価格で使えますが、やはりフィルタリングや制限機能まで考えるとトーンモバイルが群を抜いているのでお勧めです↓
上記を踏まえての、各学年に持たせるべきスマホと携帯電話会社の組合せは以下のページで解説しているので参考にしてみて下さい↓
特にスマホデビューが最も多い「中学生向けの携帯会社」は以下のページで徹底解説しているので、子供が中学進学などで迷っている場合には参考にどうぞ↓
特に高校生女子のiPhone所有率は異常
対して学年が上がって高校になるとiPhoneの所有率が上がります。
特に男女別でiPhoneとAndroid所有率を見ていくと、iPhoneは女子に非常に人気があるのが分かります。2017年のMMD研究所の調査によると、女子高生のiPhone所有率は驚異の84.8%との事です。
参考:iPhone所有率、女子高生が最も多く84.8% | MMD研究所
特に高校生女子にiPhoneは非常に人気があり、iPhoneを持っていることが一種のステータスとなっているようです。
女子の友好関係は男子以上に複雑なので、もし自分の娘が高校に入学したら格安スマホでもいいのでiPhoneを持たせる事も視野に入れておいた方がいいかもしれません。
ここまでをまとめると、学年が上がるにつれてiPhoneの所有割合が増えているという事です。
学年別で持たせるお勧めのスマホは以下です↓
学年 | お勧めの端末 |
小学校(低学年~中学年) | キッズ携帯 |
小学校(中学年~高学年) | 機能制限付きスマホ |
中学生 | 機能制限付きスマホ、iPhone(一般スマホ) |
高校生 | iPhone、Android(一般スマホ) |
『補足』小中高校生のスマホ普及率は年々増加
補足情報として学年別(小・中・高校生)のスマホの所有率も見てみましょう。
2024年に発表された総務省(こども家庭庁)の統計発表によると、2023年時点での小学生・中学生・高校生のスマホ所持率は以下となっています↓
学年毎の スマホ所有率 |
2023年 | 2022年 | 2021年 | 2020年 | 2019 | 2018 | 2017 |
小学生 | 62.5% | 59.5% | 53.4% | 53.1% | 49.8% | 45.9% | 23.0% |
中学生 | 86.3% | 86.6% | 80.8% | 79.3% | 75.2% | 70.6% | 54.6% |
高校生 | 98.1% | 97.3% | 98.7% | 98.0% | 97.1% | 97.5% | 94.1% |
情報源:情報源:令和5年度「青少年のインターネット利用環境実態調査」(こども家庭庁)
上記のように、ここ数年間は毎年各学年のスマホ所持率が増加し続けている事が分かります。
高校生は殆どがスマホを所持(飽和)&小中学生は年々増加傾向に
高校生に関してはスマホを所持していない子供はクラスに数人という程所有率が高く、ほとんど飽和状態に近いです。
高校生の中には「生活のほとんどがスマホに支えられている」「スマホは日常生活に欠かせない便利なもの」という意見も結構ありました。
対して小中学生はスマホの所有率がここ数年で大きく上がってきており、中学生全体で過半数がスマホを所持しています。
世代別でみるiPhone普及率
若者に爆発的な人気を誇るiPhoneですが、日本人は世界の中でも特にiPhoneが人気のある国と言われています。
気になったので世代別(女性)のiPhone所有率を調べてみました。
世代 | iPhoneの割合 | Androidの割合 |
女子高生 | 84.8% | 14.6% |
女子大生 | 79.6% | 19.9% |
独身女性 | 69.9% | 29.1% |
既婚女性 | 64.1% | 35.1% |
圧倒的です。
高校生女子は20人に17人くらいがiPhoneユーザーという事で、階段のように若い世代ほどiPhoneの所有率が多い事がここから分かります。
どうして学生にiPhoneの人気が高いのか
世界全体で見ればAndroidが圧倒的にシェアが大きく、iPhoneのシェアがAndroidを上回っている国は日本とアメリカくらいです。
ではどうしてここまで若い世代(特に女性)にiPhoneの人気が高いのでしょうか。
使う側目線では「周りの友達がiPhoneを使っているから」が断トツ
学生のiPhoneが好きな理由では以下のような意見が多いです。
- 周りの友達がみんなiPhoneだから
- スマホケースの種類が豊富だから
…
なので特にAppleブランドに魅力を感じている訳でも、iPhoneのハイスペックな性能が欲しい訳でもありません。
ただ「周りがiPhoneを使っているから」という事です。
特にiOSとAndroidの使いやすさの違いなどもあるかもしれませんが、周りと同じが安心するという日本人の心理がiPhoneの高所有率に結びついているようです。
なので最新iPhoneかどうかに拘りがある訳ではなく、SIMフリーでも型落ちモデルでもiPhoneなら問題ないようです。
キャリア(ドコモauソフトバンク)がiPhoneを推している
ここもAndroidではなくiPhone所有率が高い大きな要因の1つでしょう。
国内を見てもシャープやソニー、京セラ、富士通などの有名メーカーはAndroidを生産しているのに、どうしてApple製品のiPhoneがここまで流行しているか。
その最大の理由はドコモ/au/ソフトバンクの大手3キャリアがiPhoneを優先的に販売しているからです。
海外ではiPhoneは高級端末でAndroidは安く入手できるスマホとして人気があるのですが、日本では大手3キャリアがiPhoneもAndroidも同じように端末値引きをして販売するシステムになっています。
現にドコモの発表では「子供に持たせたスマホの機種」で60%以上がiPhoneを選択したと回答しています。
子供のスマホAndroidとiPhoneどっちがいい?の結論
子供のスマホの機種は小中学生ではAndroidが過半数ですが、高校ではiPhone派が過半数です。(特に女子はiPhone率が高い傾向)
小中学生の場合は機能制限できるキッズスマホが安心
中学生のiPhone所有率はAndroidよりも低く少数派であり、小学生の場合には更にiPhone所有率は低くなります。
自制心の低い年齢には一般向けのiPhoneを持たせるのは正直感心できませんので、スマホを持たせるならしっかりと保護者側でスマホの機能を制限・管理できるキッズスマホを強くお勧めします。
iPhone大好き高校生には格安スマホの型落ちiPhoneがお勧め
特に高校生女子のiPhone所有率は85%近くとかなり高く、iPhoneを所有していることが一種のステータス・安心感に繋がっているようです。
またこの世代の特長として、iPhoneの機能やブランドが好きな訳ではありません。
なので最新機種でなくてもSIMフリーや型落ちモデル、中古やお古のiPhoneを格安SIMに持ち込んで契約すれば、スマホ代をかなり安く節約する事ができます。
以下のページで学年別の格安スマホの選び方を解説しているので参考にしてみて下さい↓