
親がドコモやau、ソフトバンクから格安スマホへ乗り換えたり、解約した場合って子供のキッズ携帯の契約ってどうなの?
一応ドコモ、au、ソフトバンク共、親が解約しても子供のキッズ携帯は維持して使えます。



通話は全て有料(1時間あたり2,400円)
GPSの居場所検索サービスも使えなくなる
と、ほとんど防犯の意味がなくなります。



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- ドコモのキッズケータイKY-41C(親がドコモ)
- auのマモリーノ6(親がau)
- ソフトバンクのキッズフォン3(親がSoftbank)
- 親が3キャリア以外でのキッズ携帯
- UQモバイルのキッズ携帯
- 中古のキッズ携帯を持ち込む
親がドコモauソフトバンクから他社へ乗換えや解約⇒キッズ携帯は維持
ドコモやau、ソフトバンクを使っている保護者の方も多いと思いますが、最近では平均3千円前後で使える格安スマホが普及してきており、家計の通信費節約のために乗り換えるケースもかなり多いです。
しかし今使っているドコモやau、ソフトバンクで子供のキッズ携帯を契約している場合、保護者が他社へ乗り換えや解約してしまうと残されたキッズ携帯の契約はどうなってしまうのでしょうか?
キッズ携帯の親回線が解約で無くなるから、キッズ携帯も強制解約?
それともキッズ携帯だけで契約を維持できる?
どっちなんでしょうか。
自分で3社に問合せて調べてみた結果を表にまとめてみました↓
携帯会社 | 親が抜けたら… | 無料通話 | GPSの利用 |
ドコモ | ◎ キッズ携帯だけで維持可 | 有料(家族間も1時間2,400円) | ×(利用不可) |
au | |||
SoftBank |
結論としては、ドコモauソフトバンク共に親が他社へ乗換え or 解約しても、子供のキッズ携帯の契約だけで維持できます!
なので保護者が格安スマホへ乗り換えても、子供のキッズ携帯はそのまま使い続けられるようです。
ただし子供の単独契約になるとドコモauソフトバンク共に致命的なデメリットがある点に注意して下さい↓
【注意】ドコモauソフトバンクで親が抜けると、残されたキッズ携帯はほぼ意味なし
上記の通り親が解約やMNPで他社へ移った場合にも、残されたキッズ携帯はそのまま維持できます。
しかしこの場合”子供の単独契約”という事になるので
通話料が全て有料(1時間の通話で2,640円もかかる!)
GPS居場所検索サービスが利用不可
という致命的なデメリットがあります。詳細を解説していきます↓
3キャリア共通話が全て有料でかなり高額に…
キッズ携帯を子供に持たせる最大のメリットは「子供といつでもどこでも連絡が取れる安心」ですよね。
親子で同じ携帯会社を使っているならば、家族間無料通話で通話料を気にせず子供と電話が出来ます。
これは「家族間の通話が無料=親子が同じ携帯会社を使っているから」なんです。
しかし保護者側が他社へ乗り換えたり、その携帯会社を解約すると、「親子の携帯会社が別」になるので通話は全て有料となってしまいます。
しかも通常通話が適用されるので1分に40円も掛かります!月合計1時間通話すると2,400円も掛かるんです。



ちなみに通話料は発信した側に掛かり、受信した側には掛かりません。
なのでドコモauソフトバンクで残ったキッズ携帯から発信すると1分40円掛かり割高ですが、保護者側が乗り換え先の格安スマホなどで「10分までかけ放題」等の無料通話オプションを付けて子供のキッズ携帯に発信すれば、保護者側の通話無料が適用されます。
例えば標準で「1回10分まで通話無料」なワイモバイルへ保護者側が乗り換えたら、
- 子供のキッズ携帯から発信して10分通話 ⇒ 子供のキッズ携帯に400円請求
- 親のワイモバイル側から発信 ⇒ 10分までは無料
みたいになります。
3キャリア共GPS居場所検索サービスが使えなくなる
ドコモは「イマドコサーチ」、auは「安心ナビ」、ソフトバンクは「位置ナビ」というGPSでのキッズ携帯の居場所を検索できるサービスは防犯対策としてもかなり便利ですよね。
しかしこれらの居場所検索サービスの利用条件は、
携帯会社 GPS検索 |
利用条件 |
ドコモ イマドコサーチ |
検索する側(保護者)がiモードかSPモードの契約が必要 |
au 安心ナビ |
「探す方」がau携帯電話番号でない場合「探される方」のキッズケータイとのパートナー登録が不可 |
SoftBank 位置ナビ |
探す側(保護者)が「位置ナビ」サービスに申込&加入している事(ソフトバンク契約が必要) |
となっており、3社とも「探す側」がその携帯会社で契約している事が利用条件となっているのが分かります。
つまり、親が乗り換えや解約で抜けた場合、子供単独のキッズ携帯の契約になるので「イマドコサーチ(ドコモ)」「安心ナビ(au)」「位置ナビ(SoftBank)」は利用できなくなります。



キッズ携帯の居場所検索が使えないなんて持たせてる意味ないじゃない💦
追記:2023年12月13日から親がドコモ以外でもドコモで「イマドコサーチ」が使えるように
上記のような「GPS居場所検索サービス」の面倒な利用条件が2023年に改善され、ドコモだけは2023年12月13日より探す方(保護者側)がドコモ以外でも「イマドコサーチ」を利用できるように利用条件が変更されました。
探す方がドコモ回線を契約していない場合、探される方のドコモ回線でイマドコサーチを契約してください。
探される方のドコモ回線でイマドコサーチをご利用になる場合のお申込み方法と事前設定、ご利用方法をご案内します。
この変更によって、今まで親子両方が同キャリアを契約することが利用条件だった「イマドコサーチ」が、保護者がどこの通信会社を使っていても利用可能になりました。
という事で、現在もし保護者がドコモ、au、ソフトバンク以外を契約している場合でも、子供単独でドコモで「キッズケータイ」を契約しても、保護者側でドコモのGPS居場所検索サービス「イマドコサーチ」が利用可能=キッズ携帯で見守り機能が使える唯一の方法となったのでお勧めです↓
\保護者が3キャリア以外でもドコモのキッズ携帯が使えるように↓/
キッズ携帯を解約する場合には2年縛りと違約金に注意を!
上記のように保護者の契約が無いと、子供単独でキッズ携帯を残しても使い物になりません。
しかし
「じゃあ今すぐキッズ携帯解約しよう!」
と思っても、大手3キャリアではキッズ携帯の基本プランが全て2年契約になっているので違約金が掛かる可能性が高いです。
キッズ携帯解約時の違約金と更新月に関しては以下のページで詳しく解説していますが、2年毎の契約更新月以外で解約するとキッズ携帯でも違約金(契約解除料)として9,500円+消費税が請求されてしまいます。



なので、今すぐ解約しないで最低料金で更新月まで維持し、違約金なしで解約する方がいいかもしれません。悔しいですが…