子供が新学年になると、放課後や習い事など一人で外出する機会が増えてきますよね。
「まだまだ子供だし…何かあったらどうしよう」と心配になるは当然ですが、防犯対策としてキッズ携帯を持たせるのが一般的です。
特に保護者がauを使っている場合、auは「マモリーノ」というシリーズのキッズ携帯がありますが、2019年2月にマモリーノシリーズの『マモリーノ5』が発売されています。(現在は2023年2月10日に発売された『マモリーノ6』が最新機種)
今回はauのキッズ携帯の2019年発売モデル『mamorino5(マモリーノ5)』について「防犯機能」と「料金面」について解説していきますよ♪
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- ドコモのキッズケータイKY-41C(親がドコモ)
- auのマモリーノ6(親がau)
- ソフトバンクのキッズフォン3(親がSoftbank)
- 親が3キャリア以外でのキッズ携帯
- UQモバイルのキッズ携帯
- 中古のキッズ携帯を持ち込む
現在のauのマモリーノシリーズ最新機種は2023年2月発売の『マモリーノ6』
auのキッズ携帯といえば「マモリーノ(mamorino)」シリーズが長年有名ですが、2023年2月10日にマモリーノシリーズの最新機種『マモリーノ6』が発売されています。
マモリーノ6のスペック見守り機能や料金面については別ページで詳しく解説しています。
なので現在auでは『マモリーノ6(2023年発売機種)』と1つ前モデルの『マモリーノ5(2019年発売機種)』の2機種が購入可能となっています↓
最新のマモリーノ6は「タッチパネル」の他に「カメラ機能」「+メッセージ」など多機能に進化していますが、端末価格ではマモリーノ6と5では倍違うので「シンプルに連絡と防犯機能があればいい」という場合には前モデルのマモリーノ5でもいいと思います。
2019年2月発売機種マモリーノ5はタッチパネルに!
ここからは2019年にauで発売された『マモリーノ5』について性能や料金面を解説していきます💡
そもそも「みまもりケータイ」とか「キッズケータイ」とか色んな呼ばれ方があって混乱しますよね。まずは2024年時点で販売されている子供の防犯対策の定番『キッズ携帯』の機種についてまとめてみました↓
ドコモauSoftbankキッズ携帯の機種一覧表
通信会社 | キッズ携帯の機種名 | 見た目 |
キッズケータイ KY-41C ・2023年2月24日発売 ・本体定価:22,000円 (製品ページを見る) | ||
キッズケータイ SH-03M ・2020年1月発売 ・本体定価:14,256円 (製品ページを見る) | ||
マモリーノ6 ・2023年2月発売 ・本体定価:22,000円 (製品ページを見る) | ||
マモリーノ5 ・2019年2月発売 ・本体定価:11,000円 (製品ページを見る) | ||
キッズフォン3 ・2023年1月発売 ・本体定価:20,880円 (製品ページを見る) | ||
キッズフォン2 ・2020年1月発売 ・本体定価:18,000円 (製品ページを見る) |
※3社のキッズ携帯の比較は以下のページをご参照下さい↓
auの場合には2018年2月にマモリーノ4が発売されてたった1年後の2019年2月22日に新機種のマモリーノ5が発売されています↓
特にマモリーノ5と1年前発売のマモリーノ4との変化点は、操作がタッチパネルになった点でしょう。
もう家でauへ申込できる時代ですよ♪
キッズ携帯でもタッチパネル操作へ
別のページでも小学生のスマホ普及率が増加傾向にあるという話をしましたが、今時小学生でiPhoneも当たり前になりつつあります。
「キッズ携帯も操作をタッチパネルに」という事で、2018年4月にソフトバンクで発売されたキッズフォンが初のタッチパネル操作のキッズ携帯を発売しましたが、翌年2019年にauのマモリーノシリーズも遂にタッチパネルに対応したという流れです。(こちらはカメラ機能はありません)
ちなみにマモリーノ5のカラーバリエーションは「ブルー」「ラベンダー」「イエロー」の3色があります↓
auのマモリーノ5の防犯性能は?みまもり機能は充分?
という事で、キッズ携帯を子供に持たせる目的でもあるマモリーノ5の「防犯性能」について見ていきます。
「安心ナビ」によるGPS居場所検索機能
キッズ携帯の定番&必須機能と言えばGPSによる「居場所確認機能」でしょう。auには「安心ナビ」という居場所検索サービスがあり、子供の現在位置をリアルタイムで保護者のスマホなどから地図上に表示する事が可能です。
またマモリーノ5から追加された「連続居場所通知」機能で5分毎、10分毎に子供の居場所を連続して通知する事も可能になりました。
「おうちだよ通知」で帰宅を通知
自宅にauのWi-Fiルーターがある場合、事前に帰宅時刻を設定しておくことで、自宅のWi-Fiルーターにマモリーノが検出されたタイミングで保護者側に帰宅通知がいく機能です。
ちゃんと決まった時間帯に帰宅したのかが通知でわかるので便利な機能が追加されました。
大音量防犯ブザーとココセコム対応で安心
マモリーノ5のストラップを引くか、指でスライドスイッチを操作する事で、約100dBの大音量防犯ブザーが鳴ります。(100dBは電車が通る時のガード下で聞こえる音量に相当)
またauのマモリーノシリーズは防犯ブザーを引っ張る事でココセコムに通報し、安全確認後必要に応じて現場に急行するサービスもあるので万が一の場合にも対処してくれます。
マモリーノ5から他にも時間管理機能なども搭載
他にも防犯機能以外を含む、役に立つ以下の機能がマモリーノ5から搭載されました↓
出かけるよアラーム | 習い事や塾などに出発する時間を設定しておくと、10分/30分/60分前に出発時間が近いことを通知してくれる機能 |
出ないときガイド | 保護者の方からの電話に応答しないと、マモリーノ側から保護者の方宛に自動的にSMSが送信され、そのまま「居場所通知」や「着信自動応答」を利用できます。 |
着信自動応答 | 応答操作をしなくても自動的に電話がつながり、そのまま通話できる機能。子供が着信に気づかなくても保護者側はマモリーノ5周囲の音が聞こえます。 |
特に子供が操作しない・できないケースを想定した機能が多く追加されている印象です。メーカーである京セラのマモリーノ5のリリースページにも以下のように「子供が気付かないケース」に対する機能を追加した旨が記載されていました↓
「mamorino5」は、お子さまの居場所確認や防犯ブザーなど豊富な見守り機能を備えています。
さらに、「子どもがケータイを持っていくのを忘れてしまう」「子どもが着信になかなか気づいてくれない」といったお客さまの声を受け、外出時に「mamorino5」を持っていくように促す機能や、お子さまが電話に出ないときの対処方法を保護者の方に自動で通知する機能を新たに搭載しました。
どんどん便利になっていきますね。「出かけるよアラーム」なんて保護者側にも欲しい機能ですよね。
※マモリーノ5の防犯機能の詳細はau公式ページやメーカー(京セラ)ページを確認してみてください↓
参考:
mamorino5 | au公式
mamorino5 豊富な見守り機能 | 京セラ
auのマモリーノ5の月額料金と本体価格はどれくらいかかる?
最近ではキッズ携帯と言えど、単純に通話と居場所確認だけでなく、多機能でタッチパネルなどにも対応してきている為本体価格も上がり気味です。
ただ、マモリーノ5の本体価格は以下のように1つ前のマモリーノ4と同じく16,200円で収まっています↓
auの歴代マモリーノの機種 | 見た目 | 発売日 本体価格 |
マモリーノ5 (現在発売中) |
2019年2月 16,200円 |
|
マモリーノ4 (販売終了) |
2018年2月 16,200円 |
|
マモリーノ3 (販売終了) |
2013年1月 |
マモリーノ自体の性能が良くなっていますが、本体価格はそのままなのは嬉しいですね。
追記:2021年現在「mamorino特割」で本体価格が大幅割引中♪
2021年現在auのキッズ携帯は「マモリーノ5」と「マモリーノ4」の2機種が販売されていますが、2019年より「mamorino特割」という本体割引で「マモリーノ4」の方は5,000円程割引されています↓
「mamorino特割」実施期間:2019年10月1日(火)~(終了未定)
auでマモリーノ5を新規契約した時の月額料金は1,175円!
という事で最終的なマモリーノ5を新規契約した時の月額料金をシミュレーションしてみました↓
マモリーノ5の本体価格 | 一括:15,000円 24回分割時:月額625円 |
|
基本プラン料金 「ジュニアケータイプランN」 |
2年契約N時 | 月額500円 |
期間なし契約 | 月額670円 | |
通話料金 | auの家族間 | 無料 |
それ以外との通話 | 20円/30秒 | |
ショートメッセージ(SMS)送信料 | auの家族宛:無料 それ以外宛:3円/1通 受信:無料 |
|
「安心ナビ」利用料金 (GPS居場所検索機能) |
保護者がauの場合無料 それ以外の場合は月額300円 |
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合計月額料金 | 月額1,425円 (保護者がauの場合は月額1,125円で利用可) |
※全部税別表記
マモリーノ5の本体価格を24回分割し、2年契約でジュニアケータイプランに加入し、保護者もauで安心ナビの料金が無料の場合であれば、月額1,125円で利用可能です。
「ジュニアケータイプランN」でマモリーノの2年縛りが2019年10月より緩和
また2019年10月より、総務省指導のもと電気事業法の改正によって「2年縛り」が制限された事で、マモリーノ専用プランである「ジュニアケータイプラン」⇒「ジュニアケータイプランN」へ変更されました。
新プランである「ジュニアケータイプランN」では2年縛り契約のプラン料金は月額500円と変更はありませんが、縛りなしでの契約時のプラン料金が、月額1,000円⇒月額670円と安くなり、2年契約時の違約金も9,500円⇒1,000円と大幅減額されています。
新旧ジュニアケータイプランの違い
新旧プラン比較 | プラン料金 (2年契約時) |
プラン料金 (縛り無し契約時) |
(新)ジュニアケータイプランN | 月額500円 (違約金:1,000円) |
月額670円 |
(旧)ジュニアケータイプラン | 月額500円 (違約金:9,500円) |
月額1,000円 |
なので以前よりもマモリーノを縛りなしで契約するハードルが下がっていますし、2年契約でも違約金が1,000円と安くなっているので支払って解約してもダメージが少なく契約しやすく改善されていますよ↓
もう家でauへ申込できる時代ですよ♪